「仕事と家庭をどのように両立していますか ?」 と尋ねられたらどう答えますか?

ワーク・ライフ・バランスが当たり前のような社会になって久しいです。

一方で、仕事に100%全力を注ぐ生き方をする人もいれば、家族第一でそれ以外のことは後回し、というタイプの方も健在です。

そもそも、両立ってできることなのでしょうか?どうすれば両立できると思っていますか?

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夫婦は最高のチームになれるのか!

あつたゆかさんの『仕事も家庭もうまくいく! 共働きのすごい対話術』を手にとって、夫婦の対話というものについて考えてみました。

専業主婦の割合が大幅に減少している中で、夫婦というパートナー関係は、共働きが標準化しています。

とすると、家庭と仕事のバランスをとっていく必要が不可欠。

とは言っても、お互いの価値観の細部までが完全一致したことで、結婚するわけでもなく、一緒になってから、違いに気づくことが当然多いものです。

本の中で、対話を重ねることで、お互いの考え方の違いと落とし所を見つけていくアプローチは、冷静な判断ができる状態であれば、誰もが納得できるものばかりでした。

せっかくお互いが選んだパートナーなのですから、家庭としても成立しつつ、お互いの仕事・キャリアも成り立っていくのが望ましいのは言うまでもありません。

他人同士のパートナーだけに順調に行く保証はない

夫婦が一生添い遂げるものという価値観も崩れており、3組に1組は離婚するという話が定着しています。

離婚件数について昭和 25 年以降の年次推移をみると、昭和 38 年までは減少傾向で推移してい たが、昭和 39 年以降増加傾向を示し、昭和 59 年から昭和 63 年に一時減少したものの、平成 14 年には約 29 万組となった。平成 15 年以降は減少傾向が続いており、令和2年は約 19 万3千組 となっている。(「令和4年度 離婚に関する統計の概況」離婚の年次推移より)

各家庭、夫婦の事情はそれぞれ異なるので、一緒になる理由も、別れる理由もさまざまで他人が口出しをできる話ではありません。

自分と意見や考え方が異なるという前提で、うまくいかない点をしっかりとコミュニケーションを持って話し合えるかどうか、という点が重要なのです。

暗黙の了解で済む話ではなく、しっかりと自分のことを伝えつつ、相手のことを知ることを怠ってはいけないのです。

好き嫌いや良し悪しなどを自分の価値観だけで押し込むと100%衝突してしまうでしょう。

私は、子どもが生まれてからの衝突度合いは数多く味わいました

私の場合、夫婦での衝突は、結婚当初のズレでも発生したものの、折り合いをなんとかつけていたのですが、子どもが生まれてからの衝突は、度々発生しました。

お互いの育児に対する考え方、負担度合いと、仕事とのバランスの中で、避けては通れない問題でした。

また、自分の思った通りに、子どもが育ってくれない(当たり前の話なのですが)ことへの不満を口にする相手と、時間の経過で成長を遂げさせようとする立場では、大きな隔たりがありました。

結果として、私にも不満が溜まり、妻にも不満が溜まって、衝突は増えていたのは事実です。

思いつきで自由自在にやりたいように育児をするタイプと、ある程度の型に合わせて子どもと向き合いたいタイプでは、常にぶつかり合いが発生します。

もちろん、今だって、ゼロにはなっていませんが、諦めた部分と、お互いの違いは理解した(納得とは言えない点が難しい)というスタンスです。

同時に、家庭のこと、仕事のことでも、お互いの価値観は違いますし、お金に関する考え方も完全に一致はしていません。

どうしようもなくなる前に、話し合いの時間を持つことで、なんとか成立している関係なのだと思います。

仕事と家庭の両立は、お互いの役割分担と配慮・気遣いで決まる!

仕事も家庭もうまくいく! 共働きのすごい対話術』の中で取り上げられる事例を読むと、自分や周りに当てはまるものばかりでした。

お互いへの不満や思いをどう伝えるのかが大事で、突然、殴り抱えるような発言を相手に浴びせれば誰だって喧嘩になります。

相手も自分も冷静になって、お互いの役割分担と配慮・気遣いを持って接することができるかどうか。

愛情という話でもありますが、人生の一定期間(長さだけの問題ではなく)を過ごす、大事なパートナーへの理解を抱けるかどうか。

相手が自分の言いなりになるとか、合わせるべきだという価値観を押し付けないことが大事なのだと改めて勉強させていただきました。

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投稿者プロフィール

安斎 輝夫
【サードプレイス】ブロガー 、安斎輝夫。長年サラリーマンとして家庭と職場だけの生活に疑問を持ち、2017年から「サードプレイス」を研究・実践し、人と人をつなぐコネクターな存在になろうと決める。
Expand your life with energy and support. というミッションを定めて、人生を一緒に拡張していける仲間を増やすために活動を展開。月1回のリアルなイベント「サードプレイス・ラボ」の運営するリーダー(主宰者)。また、6人で執筆する、週刊「仲間と一緒にワクワクしながら、大人が本当の夢を叶える!サードプレイス・メルマガ」(まぐまぐ)の編集長。Facebookページおよびグループの「サードプレイス・ラボ」も運営中。