【映画】「犬も食わねどチャーリーは笑う」(2022年公開)の「旦那デスノート」を想像すると背筋が冷たくなる

「旦那デスノート」というフレーズに、ビクッとする既婚男性は多いのではないでしょうか。

相思相愛だったからこそ、結婚をして家庭を作ったはずなのに、妻から痛烈な思いをぶつけられてしまっていても、気づくか、気づかないかのラインがポイントだと感じます。

映画「犬も喰らわねどチャーリーは笑う」は、実に、考えさられる夫婦関係エンターテイメントでした。

参考サイト

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5・7・5で綴られる<旦那デスノート>と夫婦愛

あらすじを公式サイトから引用します。

この物語の主人公、裕次郎と日和は結婚4年目の仲良し夫婦? というのは(もちろん)表向き。鈍感夫にイライラする日和は、積もりに積もった鬱憤を吐き出さなきゃやってらんないわー! と、出会ってしまったのは、SNSの〈旦那デスノート〉。そこには妻たちの恐ろしい? 本音、旦那たちが見たらゾッとするようなエグイ投稿がびっしり書き込まれていた。そしてある日、裕次郎もその存在を知ってしまう!「これって俺のことか?」気になる投稿のペンネームはチャーリー。日和と一緒に飼っているフクロウの名前もチャーリー…ってことは! 夫婦ゲンカのゴングの鐘が、いま鳴り響く!!(公式サイトより)

香取慎吾演じる、ホームセンターの副店長、田村裕次郎とコールセンターに勤める、妻・日和(岸井ゆきの)の夫婦関係に生じている、亀裂がストーリーのメインになります。

その二人を見つめるのが、フクロウのチャーリーという設定。

この設定で大事なことは、他人同士が愛し合って、結婚という共同生活を始めて、一定期間がすぎるとお互いの素の部分が見えてしまい、雑な関係になりかねないという、夫婦あるあるな点です。

いつまでも、相手に合わせ続けることなんて無理で、自分のスタイルや考えを我慢している方は爆発してしまうもの。

今回、冴えない亭主役に、香取慎吾がハマっていて楽しめました。

エンディングがどうなるかは、是非、作品を見てください。

どうしても、すれ違うことは避けられない!

完全に同一化した夫婦でない限り、お互いの価値観も趣味もライフスタイルも異なる部分はあるわけで、どうにかこうにか折り合いをつけて生きているものです。

ところが、このすれ違う部分を溜め込んでしまうと、<旦那デスノート>的なものに、鬱憤を晴らしたい奥様が世の中には多いはず。

お互いが異なっている部分に、どうやって調整し切るのか、場合によっては、諦めるのか。

この部分は非常に重要です。

親子ではなく、夫婦という関係性は運命で結ばれたとはいえ、他人という点はどこまでも変わりません。(生体肝移植などをしても、根本的に同一化は難しいでしょう)

避けられないすれ違いをどう扱うのか、これをコメディタッチで描いて引き寄せられるのは、夫婦歴数年の方々だと思います。

他人にはわからないことでも、夫婦にある亀裂の話

オシドリ夫婦とか、理想のカップルなどと言われても、実際は第三者には見えない問題が潜んでいるものです。

他人からは全く見えなくても、夫婦だからこそ許せない些細な溝が生まれないと亀裂になって、離婚などを生み出す可能性はあります。

お互いが完全に相手をリスペクトして、許容できる部分にも限界があるわけです。

<旦那デスノート>が取り上げられるぐらいだから、もしかすると<嫁デスノート>みたいなことを考えている旦那族もいるのかもしれないわけで。

エンディングが爽やかな作品は満足感で終えられる

誰にとっても身近な話だけに、展開の途中では、日常の自分たち(夫婦関係、同棲など含む)にも置き換えて、身につまされそうな気持ちになる人も多いはず。

それだけに、この手の作品はエンディングが重要です。

映画「犬も喰らわねどチャーリーは笑う」は、気持ちよく終わるエンディングだったので、穏やかな気持ちで見終えることができました。

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安斎 輝夫
安斎 輝夫
【サードプレイス】ブロガー 、安斎輝夫。長年サラリーマンとして家庭と職場だけの生活に疑問を持ち、2017年から「サードプレイス」を研究・実践し、人と人をつなぐコネクターな存在になろうと決める。
Expand your life with energy and support. というミッションを定めて、人生を一緒に拡張していける仲間を増やすために活動を展開。月1回のリアルなイベント「サードプレイス・ラボ」の運営するリーダー(主宰者)。また、6人で執筆する、週刊「仲間と一緒にワクワクしながら、大人が本当の夢を叶える!サードプレイス・メルマガ」(まぐまぐ)の編集長。Facebookページおよびグループの「サードプレイス・ラボ」も運営中。