【映画】「35年目のラブレター」(2025年公開)で夫婦の愛、気持ちを文字で伝える大切さを感じた!

日本人の識字率は高く、文字の読み書きはできて当たり前だと、誰もが思っています。

なんらかの事情で自分の名前すら書けない人がいたとしたら、その人とどんなふうに接するのでしょうか。

奈良県に住む西畑夫妻をモデルにした「35年目のラブレター」を映画館ではなく、Amazonプライムビデオで鑑賞しました。

参考サイト

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自分の弱点を高齢になってから克服しようとする主人公

映画「35年目のラブレター」は、読み書きができな主人公・西畑保が、妻・皎子への感謝の思いを込めて、寿司屋を定年退職した後に、夜間中学で文字を学び、ラブレターを書くという感動の実話です。

貧しい家庭環境で育った、西畑保は、まともな教育を受けられず、読み書きができない青年でした。運命の女性・皎子と出会い結婚。幸せな日々を送る中で、読み書きができないことを隠し続けていました。

その秘密が露見して、別れを決意した保に対して、皎子は「今日から私があなたの手になる」と彼を支え続けて行きます。

そんな皎子h絵の感謝の気持ちをラブレターにして伝えたいと思った保は、定年退職を機会にして、夜間中学に通い始め、文字を習得しようとして行きます。

長い年月をかけて、少しずつ文字を覚えていう保でしたが、そんな中、皎子が病魔に侵されてしまうのです。

話せるのに読み書きできないって、どんな人生なのだろう?

映画を見ながら、保は家族との会話、夜間中学の先生、仲間たちとも何の問題もなく、会話ができています。

つまり、日本語の意味が全くわからないわけではないけども、読み書きという文字にするとNGということになります。

この感覚は、なかなか理解しにくいと思います。

話せるならば、せめてひらがなで文字にできるはず、多少の漢字の間違いがあったとしても、と思ってしまうのではないでしょうか。

ただ、保は、自分の名前すら書けていません。

普通に、生きていく上で相当苦労したのだと想像できます。

果たして、実際の西畑保さんの人生の前半、働き盛りの頃はどうだったのかと考えてしまいます。

近所に夜間中学があるけど接点はない

近所に夜間中学があります。

最近は、日本人よりも外国人が多く通っていると言われていることからしても、子どもの頃、日本で過ごしていて、義務教育を受けられないというのは、だいぶ昔の話。

レベルはともかく、読み書きは最低限できてコミュニケーションができるから、メールやメッセージをお互いに使いこなせているわけで、新聞も本も、ブログだって読めますよね。

夜間中学に通う目的は、さまざまだと思いますが、世代もバックボーンも違う人たちが一緒に学びあう、優しい環境なのだと想像はできます。

彼らは、そこで学んだ言葉、知識を実社会で生かしているのだと思うと、塾に通う、小中高生たちと比べると、受験・進学とは違う、学びの喜びを感じてる姿を、この「35年目のラブレター」を見ながら考えさせられました。

自分の思いを文字・言葉にするって簡単じゃない

保が文字が書けないとしても、皎子への愛情をもって、接していた姿はスクリーンに広がり、その雰囲気を笑福亭鶴瓶が見事に演じています。自然体でした。
冷静に考えると、自分の思いを文字・言葉にして相手に伝えるって簡単なことではありません。

人生で何度かしか、ラブレターは書いたことがありませんが、なんとも難しかったことか。

自分の思いを込めて、文字にするにはエネルギーが入ります。

たとえ、文字を書けたとしても、気持ちを乗せて、相手に伝えるのは簡単ではないからです。

たまには、テキスト(文字)を打つのではなくて、手書きの文字で、相手に自分の思いを伝えたいものです。

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安斎 輝夫
【サードプレイス】ブロガー 、安斎輝夫。長年サラリーマンとして家庭と職場だけの生活に疑問を持ち、2017年から「サードプレイス」を研究・実践し、人と人をつなぐコネクターな存在になろうと決める。
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