【映画】「ビリギャル」成績がビリだった女子高生が、慶応に合格した物語は予想外に感動した

大人になると受験に取り組んだ青春をどんな風に思い出しますか?

勉強がめちゃくちゃ楽しく成績が抜群だった一部の人以外、あまり、楽しい思い出って少ないのではないでしょうか?

受験モノのコンテンツをストーリーにすると、合格だけが至上主義のように感じられますが、この「ビリギャル」は少し違う観点で考えさせられる作品でした。

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「ビリギャル」は、学校で一番頭が悪くビリだった女子高生が、慶応に合格した物語

坪田信貴さんの『学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話[文庫特別版] (角川文庫)』を原作として映像化された作品をAmazonプライム・ビデオで視聴した感想をまとめました。

有村架純の金髪ギャルっぷりのインパクトが最高!

この映画の宣伝を見たときに、この金髪ギャルを演じてる女優って誰なんだろう。

そんな疑問は持ったものの、今更、受験奮闘で合格感動モノの映画を、わざわざ見る必要がないと思っていたのでスルーをしていました。

実話の本人をイメージした通り、頭の悪い金髪ギャルの女子高生を演じていたのは、女優の有村架純さんだったことを知って驚きました。

女性って衣装と化粧で見事に変身できる存在ですが、ここまで違うキャラクターになりきれるのかと思いつつ、後半、本気で慶応に合格するために奮闘して、勉強していく姿は、いつもの清純そうな有村架純さんに近いビジュアルに変わっていきました。

今、受験モノって流行るとは思えないでしょ。大学全入時代に!

ストーリーはいたってシンプル、私立の一貫校に通うものの、勉強をまったくしないでおバカな生き方をしていた主人公の女子高生が、一念発起して、有名私大の慶応合格を目指すという物語。

昭和の終わりや平成の初めのように、受験戦争と言われた頃ならば、このコンテンツって流行るのはわかるけど、今なら、選ばなければどこの大学にも入れる時代です。

また、同一労働同一賃金、かつ、働くことの価値が変わる時代で、良い就職先の為に、大学に入るという意味も消えかかっています。

さらに、私立中高一貫教育の大学付属校に入ることで、受験は低年齢化しているわけで、いまさら、大学受験を取り上げても、気持ちが盛り上がるとは思えませんでした。

受験合格だけじゃない!塾講師と親を巻き込んだストーリー

受験を使用と思う本人と教える側、今回でいえば、坪田先生の存在は、彼女を見捨てずに、とことん付き合うスタイルは、根性論で受験を乗り切った世代の私としては、やさしい先生という印象が強く残りました。

ただ、この「ビリギャル」は、家庭環境、夫婦の関係などにも問題があり、親が育った環境をベースに子供をどう育てていくのか、という裏テーマが存在しています。

父親は、息子をプロ野球選手にするために徹底的に鍛え上げるという、ど根性スタイルだけども、奥さんや娘たちには無関心な姿。

母親は、子どものためになら、何でもダブルワークも頑張っちゃう女性。

家庭の中がぎくしゃくした中で、おそらく、主人公のさやかは、非行行為に走っていたのは、本人の話からも事実なのでしょう。

そんな子に、慶応を受けよう!と決める塾講師。

無茶苦茶な展開で、絶対に無理と思われる壁を突破してしまうのは奇跡です。

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私の受験は、先生や親よりも自分自身と向き合っていた

私自身の受験を振り返ると、高校受験、大学受験の2回、しかも、大学受験は一浪したので、合計3シーズンの受験を経験しています。

私は受験が得意とは言えなかった

比較的、真面目に勉強して、成績もほどほどに良かった私。

おそらく、受験なんて楽勝だと思っていたのですが、なかなか簡単にはいきませんでした。

それって、受験はテクニックや戦略が必要なわけで、まんべんなく知識があって、正答率が高いだけでは勝ち抜けないものなのです。

高校受験は、推薦を断り、大ピンチに!

私は、高校受験は、公立高校を第一希望にしていたのですが、私立高校との併願をせずに、一般受験に進みます。

今ほど、推薦枠が山のようにある時代じゃないので、実力一発勝負も大事でしたし、当然、内申という評価を考えれば、自分は公立高校向きだし、親への負担を考えても私立高校と言う選択はありませんでした。

それほど、深く考えず、なんとなく偏差値で選んだ2つの私立高校。

面接はパーフェクト。ただ、ペーパーテストは苦手分野や解けない問題があって、不合格。

周りがあちこち合格しているなかで、気が付けば、公立高校一発勝負になっていました。

塾講師が心配して呼びだされてみて、自分が大ピンチに陥っていることに気が付きます。

神にすがるような思いで、受験して、合格しましたが、冷や冷やものでした。

現役高校生の大学受験は無策で全不合格に

進学校にいたので、当然、大学に行こうと決めていたのですが、青春を謳歌しすぎた私は、高校3年の夏に、このままではどこにも受からないかもしれないという現実にぶち当たります。

センター試験、ボロボロ。受験した3校はすべて不合格。

あっさりと、浪人生の道を選びます。

あれほど、家の中で肩身が狭い思いをしたのは、あの春から始まる1年間でした。

浪人生になって、合格ラインを突破することに意識を向けた

自分の得意科目、苦手分野を洗い出し、どの科目で受験するのがベストなのか。

どの学部、大学に行きたいのかを、最初に調べまくりました。

そのうえで、赤本を調べたり、情報を得ると、合格最低点をクリアすれば良いというシンプルな事実に気づきます。

満点を取らなくていい。合格最低点より上ならば、受験は成功すると。

得意分野で取りこぼさず、受験する学校の問題傾向に基づいて勉強を行う。

目の前の偏差値なんて、気にしない。(実際は気になる)

これ以上、私の受験ストーリーを書いても、全米が泣くことはないのでやめておきます(笑)

受験はすべてではないけど、人生を学び、自信を得られるもの

受験の試験で何がわかるのか。

もちろん、人間の一部しかわからないし、運も左右してしまうのは避けられません。

合格して志望校に入ることで、人生がばら色を約束するものではなく、あくまでも、通行手形みたいなものを得たにすぎません。

ただ、受験と向き合うと、人生を学び、そこで得られた自信や経験は人生を左右します。

この「ビリギャル」のさやかさんは、慶応大学卒業後、ウェディングプランナーの道を歩み、結婚もして人生を謳歌されているそうです。

自分の人生に挑んで勝ちきった彼女は素晴らしいのですが、そのチャレンジを後押しした周りの人間の存在も忘れてはいけません。

あなたの周りにいる受験生の背中を押してあげましょうよ。

また、受験に近い環境に追い込まれているとしたら、その先に叶えたい夢を見つめて、あなたも全力で走り切りましょう。

その元気や勇気が湧かないならば「ビリギャル」の映画を見てみることをオススメします。

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投稿者プロフィール

安斎 輝夫
安斎 輝夫
【サードプレイス】ブロガー 、安斎輝夫。長年サラリーマンとして家庭と職場だけの生活に疑問を持ち、2017年から「サードプレイス」を研究・実践し、人と人をつなぐコネクターな存在になろうと決める。
Expand your life with energy and support. というミッションを定めて、人生を一緒に拡張していける仲間を増やすために活動を展開。月1回のリアルなイベント「サードプレイス・ラボ」の運営するリーダー(主宰者)。また、6人で執筆する、週刊「仲間と一緒にワクワクしながら、大人が本当の夢を叶える!サードプレイス・メルマガ」(まぐまぐ)の編集長。Facebookページおよびグループの「サードプレイス・ラボ」も運営中。