ズバッと相手に伝える言葉を断言できる人って、インパクトが強い。
「あなた、地獄に堕ちるわよ!」なんて言葉を吐かれたら、誰もが恐れ慄くのは当然の話。
一時期、視聴率を稼ぐ女王であった、細木数子という人物に焦点を当てたNetflix制作ドラマ「地獄に堕ちるわよ」は、戸田恵梨香さん主演というイメージとのギャップの中で、話題に溢れた作品になりました。
地獄に堕ちるわよを観る | Netflix (ネットフリックス) 公式サイト
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時代は、ダークヒーローを求めているのか
私が、子どもの頃は、正義のヒーローが悪を倒すという、勧善懲悪前提のドラマ、映画、物語が大人気でした。
正義は勝つべきもので、悪は倒すべき存在。
その定説は常識としてインプットされていたはずですが、この数年、いろいろな作品に出てくる主人公は、ダークヒーローが増えて、人気を得ています。
悪者こそ世で目立ち活躍しているという現実なのか、その強いアクなキャラクターが支持されるのか。
細木数子も時代の中で生まれたダークヒーローとして描かれた作品でした。
ルックスが似ていない女優を抜擢したのは演技力なのか、ギャップ勝負なのか
▼『地獄に堕ちるわよ』予告編
Netflixの予告編が展開されている時点で、戸田恵梨香という細身の女優さんを細木数子という、ふっくらとした女帝に抜擢するということに違和感があったのは私だけではないと思います。
もっと、太々しい雰囲気の女優さんの方がイメージにピッタリするはずなのに。
全編を見て分かったのは、憑依とまではいかないまでも、ドラマのキャラクターとしての細木数子になりきった、戸田恵梨香の凄さを感じました。
若かりし頃の姿、戦後の厳しい時代を生き抜くために、どんな風に成り上がっていったのか。
サクセスストーリーだけでなく、騙され、失敗した人生も織り込んで、六星占術の細木数子が生まれたのだという内容には納得感がありました。
演出としてもギリギリのダークな存在を飄々と語る
前半と後半で、細木数子に対するイメージが大きく変節するには、作家・魚澄美乃里(伊藤沙莉)の役割がとても重要だと気付かされます。
前半は、細木数子が語る自伝的な話なので、どこまでが真実で、脚色なのか、正直怪しいと感じることになります。
貧しく、つらい生活だったのは間違いないでしょうが、細木数子さんを調べると、10代にしてもっとダークなことに手を染めています。
結果、成り上がるために、当時の裏社会の人たちともつながり、歌手の島倉千代子を騙していく展開には、恐ろしさしかありません。
どんなビジネスが儲かるのか、成功のために、占いという道を選び、オリジナルの六星占術を生み出して、確実にステージを上げ、テレビ出演ですら、占い本を売り、自分を宣伝するためのツールとして使っていたと考えると、清濁合わせ飲むレベルではなく、商売上手だったと認めるしかないのでしょう。
それだけに、完全に細木数子の人生を100%語る自伝ではなく、彼女のような存在が日本の昭和・平成の時代にいたという遺物として考えることが重要なのだと思います。
騙される側から騙す側に
人は、安易に人に騙されてしまうもの。
騙されて悔しいという思いを、騙す側に立場を変えて、人生を歩む。
どこまで、彼女の存在が、虚像だったのか、成功していくために選んだ手段が、自分をアピールして、金に変えるという錬金術だったのか、想像を絶するものがあります。
現代のようにコンプライアンスに縛られた時代では、到底、彼女のような生き方、ビジネスは許されないでしょう。
一方で、今、私たちも、誰かに騙されて、搾取されていると感じないまま、吸い取られているのかもしれないという、無知の恐怖を抱くことができたら、この作品の真意が伝わるのかもしれません。
だからと言って、人を騙して、成功しましょう!などと語るつもりは一切ありませんが。
細木数子という人生は幸せだったのか
昭和と平成を生き抜いた細木数子という女性の人生は幸せだったのか。
彼女と関わる人たちも、常人と違う面々だったと理解した上で、彼女の人生そのものを考える。
確かに、勝負を仕掛けて、成り上がり、大金を得た女性としては成功者と認めてもいい。
でも、その反面、彼女の生き方、考え方の影響を受けた人はプラス面ばかりでなく、ダメージも感じている人はいたと推測する。
劇画のような人生だから、ドラマ化して、脚色すれば面白いし、惹かれるものは残る。
ただ、細木数子になりたいのか、という質問をNetflixのドラマの視聴者に尋ねたら、どんな答えが返ってくるだろうか。
私は、No!という回答が多いような気がする。
インパクトがある女帝の物語としては理解できても、共感や理解まで至るかは疑問が残る。
コンプライアンスの時代の徒花としての作品、昭和や平成の濃いキャラクターに焦点を当てるパターンがNetflixに多いのは、なぜなのだろうか。
もっと、斬新で新しい切り口にもチャレンジしてもらいたい。(本音)
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【サードプレイス】ブロガー 、安斎輝夫。長年サラリーマンとして家庭と職場だけの生活に疑問を持ち、2017年から「サードプレイス」を研究・実践し、人と人をつなぐコネクターな存在になろうと決める。
Expand your life with energy and support. というミッションを定めて、人生を一緒に拡張していける仲間を増やすために活動を展開。月1回のリアルなイベント「サードプレイス・ラボ」の運営するリーダー(主宰者)。また、6人で執筆する、週刊「仲間と一緒にワクワクしながら、大人が本当の夢を叶える!サードプレイス・メルマガ」(まぐまぐ)の編集長。Facebookページおよびグループの「サードプレイス・ラボ」も運営中。