死体を繋ぎ合わせて怪物を創り出した若き科学者ヴィクター・フランケンシュタインが、自身の傲慢さとその被造物によって破滅へと追い込まれていく恐怖と孤独を描いています。
フランケンシュタインといえば、私のイメージは、怪物くんの「フランケン」でしかなかったもので。

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まさか、怪物に名前がなかったなんていう
Netflix映画の「フランケンシュタイン」を見るまで、そもそも、このキャラクターの背景を何も知らなかったので、怪物に名前がなかったという前提を知りませんでした。
怪物を作り出した、ヴィクター・フランケンシュタインの姓だったという。
そもそも、どうして、怪物が生まれたのかという点が大変興味深いものです。
第98回 アカデミー賞(2026年)の作品賞にノミネート
ジェイコブ・エロルディの演じる、怪物「フランケンシュタイン」の恐ろしいまでの迫力。
なぜ、彼が誕生したのかといえば、己の欲望に駆られたヴィクター・フランケンシュタインは、新たな生命の創造という挑戦に乗り出した結果。
人造人間として、SFで生み出された初期の存在が、この怪物です。
人間の死体をつなぎ合わせて、1つの命を生み出すなんて、とんでもない技術ですし、倫理的にも絶対NGなのはわかるはず。
だからこそ、この怪物によって、人間とは何か、を考えさせられることに深い意味を感じます。
映像としても、作品のクォリティとしても、第98回アカデミー賞(2026年)にノミネートされたのは納得できます。
設定の奥に眠る大きな命題
オスカー・アイザックのヴィクター、ジェイコブ・エロルディの怪物、この二人の関係性だけで十分に見応えがあります。
果たして、科学者のヴィクターは、どんな存在を作りたかったのか。彼の思い描く存在が、怪物で正しかったのかという点。
人間は、臓器が傷めば、人工物で代替、もしくは移植で補おうとしています。
その極限の形でモンスターが生まれたとしたら、ある意味、最強で最高の傑作だと感じても間違いではないでしょう。
では、怪物には、心はあるのか?
という大事な命題にぶち当たります。
私たちは、人間の心はどこにあるのかと問われると、心臓、もしくは、脳を指します。
個性と言い換えてもいい、この部分を、怪物は持ち得たのかどうか。
やはり、人間って何なのだろう?という命題が突き刺さる作品です。
怪物の命は尽きてまうのか、子孫は残せるのか
ヴィクターの生み出した怪物は、孤独を感じ、自分と同じような怪物の女性を求めようとします。
ここで、気付かされるのが、怪物は不老不死の存在ではないということ。
元々、人間のパーツを組み合わせた存在ですから、寿命が存在するはず。
しかも、組み合わせた以上、普通に考えたら、ハレーションが起きて、長生きできるとは思えない。(拒絶反応みたいなものがあるはず)
では、この怪物が男性と女性、それぞれいた場合、彼らが子どもを授かった場合、生まれてくる子どもは人間なのか、怪物なのか。
DNAはどんなものなのか。
想像してみると、さらに複雑怪奇な思いが芽生えます。
この作品のクオリティを通常の映画では作れないのか
映画史として「フランケンシュタイン」を調べると、数多くの作品が作られています。
つまり、映画のテーマとして取り上げるだけの価値を感じる物語(SF)と言えるでしょう。
では、なぜ、今、Netflixが作成したのかという点に焦点を当てて考えてみます。
オリジナルの作品を世に出して、視聴者を驚かせて、話題を作るならば、あえて、「フランケンシュタイン」である必要性はあったのかと。
これは仮説ですが、現在の技術力、考えを整理して映像化したら、原作の本質が見る側に伝わるのではないかという、チャレンジだったように思えます。
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投稿者プロフィール

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【サードプレイス】ブロガー 、安斎輝夫。長年サラリーマンとして家庭と職場だけの生活に疑問を持ち、2017年から「サードプレイス」を研究・実践し、人と人をつなぐコネクターな存在になろうと決める。
Expand your life with energy and support. というミッションを定めて、人生を一緒に拡張していける仲間を増やすために活動を展開。月1回のリアルなイベント「サードプレイス・ラボ」の運営するリーダー(主宰者)。また、6人で執筆する、週刊「仲間と一緒にワクワクしながら、大人が本当の夢を叶える!サードプレイス・メルマガ」(まぐまぐ)の編集長。Facebookページおよびグループの「サードプレイス・ラボ」も運営中。



