マーケティングを学ぶことで何が得られるのか?
一緒にマーケティングを学びませんか?<告知>
私が主宰するサードプレイス・ラボの隔月開催のマーケティング勉強会をご存知でしょうか?
今年第1弾の開催は下記の通りです。一緒にケーススタディーからマーケティングを学びたい方、ご一緒しましょう!
「アパレル業界のブルーオーシャンはどこにあるのか?」
第1回 ケーススタディーで学ぶマーケティング勉強会
講師:理央周(マーケティング・コンサルタント)
2月23(金)19時〜 場所:東京都千代田区東神田1丁目4番8号 谷郷館Ⅱビル2階
参加費:5000円
下記2つのページに詳細と参加申込が可能なフォームがあります。
▼Facebook「サードプレイス・ラボ」のイベントページ
https://www.facebook.com/events/148264832549384/
▼こくちーず イベントページ
http://kokucheese.com/event/index/506887/
ご興味がある方、一緒に学び、実践していきましょう!
私のマーケティングは実践は、求人広告出稿からスタート
私が、「マーケティング」という言葉を意識し始めたのは、仕事が営業部門から支援部門に回ってからの出来事でした。
学生時代までは、この得体の知れない「マーケティング」という言葉には興味関心がありませんでした。正直言って、うさん臭いものなのではないかと思っていました。
私の場合、営業職を外れて、支援部門に移ってから、「マーケティング」らしいものに関わることになります。
求人広告の作成に携わることから始まりました。まず、プロセスやフローを習うということからスタートしました。
当時は、WEB求人以前の時代なので、週刊発行の紙媒体求人誌です。制作側とのやりとりをFAXで行うというもの。原稿を作りの依頼をかけて、制作された内容をチェックして、修正を確認して、掲載されていく流れ。ある意味、手間がかかりながらも、時間がゆっくり流れていました。
この求人誌は、いったいどういう人が読むのだろうか、と見本誌が手元に届いてから、熟読してみました。
お金を払って雑誌を購入する読者という存在を初めて意識したことを覚えています。
他の会社の見せ方を読者と同じようにじっくりと目を通す時間がありました。
当然、仕事内容に不慣れな頃は、私は、前任者のやり方や求人媒体の営業マンのアドバイスを聞いて従っていましたので、疑問を感じるのは、しばらく先のことになります。
当然ながら、イメージ広告ではないので、1度の掲載により、どれぐらいの反響があるのかをレポートする業務も入ってきます。
そして、出稿にかかるコストの請求書を見て驚きました。
求人広告って、こんなに高いものなのだ!と。
当然、広告掲載に関する費用対効果を問われるてくるので、計算してみると、驚きの金額でした。
こんなパフォーマンスでは良くない!もっと改善しなくちゃいけない。
若者だった私は、競合の求人誌と見比べること、他の雑誌の広告を見ることなどに時間を割きました。あくまでも、理論やテクニックよりも、一人の広告を見る個人という立場を大切にしていたのを覚えています。
私のやる気、本気を理解してくれた人が、求人広告の鉄則や禁止事項を教えてくれました。
そこで、次に私がやったことは、求人誌の営業担当に、細かいデータや資料、考え方がわかるための情報を入手させてもらうことでした。当時は、どれも斬新で知らないことばかりで、吸収しまくりました。
ただ、どうもしっくり来ずに、こんな質問をしたのです。
「この求人広告を作っている人と会いたいんですけど、ダメですか?」
求人広告出稿担当者に過ぎない私が、制作担当に会って、話を聞きたいと言い出したのです。
初めてお会いした制作担当の責任者の方は、笑顔で、雑談をたっぷりしてくれました。
「読者、求職者に届くメッセージやコピー、情報を盛り込むことが何よりも大切です」
デザインや予算など、色々なことを伝えたい要素を抜いて、シンプルに、何を伝えれば相手に届くのかということを教わりました。
顧客目線、顧客志向と言えば、素晴らしい経営、マーケティング用語になるかもしれませんが、当時の私は理解していませんでした。
次に、私は、友人に自分が関わった求人広告を見せて、コメントを貰いました。
厳しい言葉も多く受けて、大幅に変更することと決意しました。
A4白黒1ページの中に詰め込める情報は限られています。読者は、たくさんの求人の中で、目を止めてくれないかもしれない存在です。
インパクトは必要であり、自分たちが知ってもらえていない、わかってもらえていないという前提を逆に利用しようと考えました。
おかげで、週単位の1枚原稿を作るのに、制作担当者も、私も、求人広告の営業担当も必死になりました。ある意味、コストパフォーマンスを無視するほどの熱の入れようでした。
試行錯誤して、うまくいかないことも続きました。
あるヒントを得て、インタビューや写真を取り入れて、わかりにくさを減らす作戦に時間を割いたところ、大きく結果が変わりました。
顧客視点、顧客志向は、関わる相手の目線にまで発展
その後、私の仕事は、求人広告を出すだけに収まらない時代がやってきます。求人広告がWeb化される流れになったり、制作がパーツを組み合わせることで業務量をこなせる時代に変わり、スタイルを変えざる得なかったことが要因です。
そこで、次に何をしたのか。Webサイト作りに関わりつつ、Web広告を学ぶという時期を迎えます。
当時は、今と比べると、のんきな世の中で、ホームページを持っていることに価値があるという時代でした。そこに多くの人を呼び込み、成果に繋げるには何をすればいいのか。
情報量を増やすことは最優先にしつつ、そのWeb上での情報を見る内容の質を改善することがポイントになりました。
そして、今までの常識が通用しないWeb広告の世界には、はまりました。
インプレッションという表示、クリックというアクション、コンバージョンという成果の指標が、クリアにわかる世界が訪れました。
単なる求人広告ではなく、認知・理解を促進する為に何をすればいいのか。
私は、Web広告出稿の担当者として、かなり早い時期に、メルマガ広告、アフィリエイト広告に取り組み、リスティング広告などまで実践させてもらいました。
この時に、新しい変化が芽生えます。伝えたいメッセージや情報、広告に関わる人とのリレーションという価値の存在です。
特に、アフィリエイト広告を掲載してくれる個人とのやり取りは気づきがたくさんありました。どうすれば、自分の掲載したい広告を使ってもらえるのか。
サイズや種類を増やさなければいけないのは当然として、自分の会社やサービスをわかりやすく伝えることに時間を割きました。つまり、広告掲載側の目線を取り入れることに成功したのです。
もちろん、広告料金、単価の話はありますが、相手は人間がいます。どうやって、言葉を介し、伝えていくのか。こちらの熱を相手に伝えなければ、広がらない世界を感じました。
結果として、ものすごくハードワークを強いられました。私にも、相手にも。
今ならばオートメーションになるのでしょうが、当時は、作業する人の手や時間が必要不可欠でした。
過酷さは鬼のようであり、でも、必ず関わった関係者をハッピーにしてやるのだという強い思いを抱いていました。
なぜならば、エンドユーザーである顧客への価値・満足を信じていたので、また、社内の関係者の笑顔も想像していた私は、必死に体得していきます。
理論よりも、実践で失敗や苦労を重ねて、身につけたスキルは、ある意味、独特の世界観を作り上げていました。過剰になるリスクを、今ならば理解できますが、あの当時は、その仕事に対して熱中してました。
「広告やマーケティングを学んできたのですか?」
そんな質問を投げ掛けられることも多かったのですが、どちらも、知識は走りながら身につけたにすぎず、冷静に考える余裕はなかったのです。
マーケティング力を高めれば、仕事も自分も変われる
紆余曲折を経て、私は、マーケティングを深く知りたい、基礎から学びたいと思うようになりました。
ただ、働きながら社会人大学院に通うような時間的、金銭的余裕を生み出すのも難しく、専門書を手元に持ってきただけでは、進歩がない状況に陥るのがわかっていました。
そもそも、マーケティングって面白いものじゃないと学ぶ意味がないと考えていたのです。
偶然と縁が重なり、マーケティング・コンサルタントの理央周さんの勉強会に継続的に参加することになりました。
改めて、なんとなく耳にしていたマーケティング用語が自分の中に入ってきました。
何度も参加する中で、自分が目の前の作業やテクニックをマーケティングだと勘違いしていたことにも気づかされます。
昨年から、サードプレイス・ラボの中の連続企画として、理央周さんにマーケティング勉強会の講義をリードしてもらっています。
2018年は、よりリアルな世界の事例から学ぶ為に、「ケーススタディーで学ぶマーケティング勉強会」とリニューアルを行いました。
第1回は、「アパレル業界のブルーオーシャンはどこにあるのか?」というテーマを設定しています。
誰にとっても身近な、ユニクロやZARA、リアル店舗販売とネット通販などを取り上げながら、激戦区のアパレル業界のブルーオーシャンをマーケティングとして考える勉強会になります。
後半は、参加者の方の実例をもとに、マーケティングのフレームワークなどで考えてみるアプローチも予定しています。(既に開催済み)
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投稿者プロフィール
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【サードプレイス】ブロガー 、安斎輝夫。長年サラリーマンとして家庭と職場だけの生活に疑問を持ち、2017年から「サードプレイス」を研究・実践し、人と人をつなぐコネクターな存在になろうと決める。
Expand your life with energy and support. というミッションを定めて、人生を一緒に拡張していける仲間を増やすために活動を展開。月1回のリアルなイベント「サードプレイス・ラボ」の運営するリーダー(主宰者)。また、6人で執筆する、週刊「仲間と一緒にワクワクしながら、大人が本当の夢を叶える!サードプレイス・メルマガ」(まぐまぐ)の編集長。Facebookページおよびグループの「サードプレイス・ラボ」も運営中。