サードプレイスをつなぎ、拡げるコネクターを目指している安斎輝夫です。
世の中には、色々なコミュニティがあります。
地域、趣味、ボランティア、など、ジャンルもテーマも様々です。
実際に、コミュニティをつくるには何が必要なのか、というテーマで、増田和芳さんに教えていただきました。
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サードプレイスデザイナーの活躍が世の中を変える日がくる!
第14回 サードプレイス・ラボは、「コミュニティ」をテーマに設定しました。
メルマガのインタビューに手を挙げてくれた増田和芳さんとの出会いがきっかけでした。引き寄せとしか思えない偶然から今回のラボが生まれました。
「プラスオン!」とは、どんなコミュニティなのでしょうか?
増田さん自身が、自分と繋がっている方と一緒に学ぶための活動として、サードプレイスな場として、勉強会をスタートさせたのが2011年。代表として企画全般を、運営を手分けしてメンバーで実施するスタイル。
士業の方々を中心でスタートした会は、広がりを見せて、合計34回まで開催。
どんなコミュニティであっても、継続性という課題は残ります。単発的なイベントでなければ、常に、次は何をやるのか、どう展開するかということを考えられていたことは貴重な経験と財産になられたのはわかりました。
固定しないメンバーでテーマもバリエーションに富む「プラスオン!」が大切にしたこと
扱ったテーマは、メンタルヘルス、コミュニケーション、マインドマップ、資格、ハラスメント、相続とお金、など幅広い。
この「プラスオン!」で増田さんが大切にしたことは以下の3点。
①サードプレイス・・・職場でも家庭でもなく第三の場
②誰かが何かを「プラスオン!」するための場
③プラスオンとの繋がりはゆるく、仲間との繋がりは強い場
ただのセミナーではなく、何かをプラスオンするというコンセプト。
つまり、聞いてよかったな、面白かったでは終わらずに、自分がそこから何を学び、生かすかを考えて、行動に結びつけようという点が特徴です。
だからといって、強制力はない関係性の中で、つながりを持つ場としてのコミュニティなことがわかりました。
コミュニティってなんだろう?
まちづくり的な意味合いで使われ始めた「コミュニティ」という言葉や概念は、いつのまにか人と人が集う場、環境に変わってきました。
そこには、つながりを求める時代への変化が影響しています。
1個のコミュニティだけに属するのではなく、複数のコミュニティに属したほうが良い。
これは、私も感じるポイントです。元気ではつらつと楽しそうに過ごしている方は、1つのコミュニティだけに固執していません。
複数のコミュニティを軸に活動し、リーダーとして活躍したり、メンバーとなってフォローをするというものが複数あることがポイントです。
結果として、意外な組み合わせやアイデアに繋がるのは、人、情報、などが組み合わさって生まれてくるからです。
まれに過剰なまでに活動をされて疲弊している方もいますが、優先順位や熱意などはバランスを持って関わることが重要です。
個人としても、コミュニティとしても、楽しみながら成長発展していくことができれば構わないのでしょう。
コミュニティの留意点として、「思い」「顧客視点」「未來」の視点は、実際に運営する立場からは共感できるものがたくさんありました。
思いを伝え続けること、初参加の人への気くばり、早めに何をするのか告知すること、など1つ1つ身に染みるものばかりでした。
考えてみれば、同じ方の講演やブログを見ていると、軸は変わらずに、繰り返しているメッセージやエピソードがあります。
ただ、初めて知る方がいることを忘れずに、伝えなければ、何もわかってもらえないのは当然の話です。
自分が納得するのではなく、参加者・仲間が、そのコミュニティに参加してもらう価値を提供できるを忘れないようにしたいと思いました。
改めて、コミュニティとはどんな存在なのか、どうして、今、色々なコミュニティが増えている理由が理解できました。
誰もが、やらされたり、受け身の毎日には飽き飽きしているはず。自分が積極的に関わって楽しめる経験や出来事を求めているのです。
実際に、コミュニティをやっていくうえで何が大切なものなのか、それは立ち上げている人の熱や思いにあります。
決め手は主催者であり、まずはやってみる!実験であること。仲間とつくるという考え。どれもコミュニティには必要不可欠です。
思い出しました!なぜ「ラボ」をつけたのか!
私が主宰する大人の夢を実現するために学び、刺激を受けて、成長していくことを応援する場としての「サードプレイス・ラボ」ですが、この「ラボ」と名付けたことを思い出しました。
初めて、自分主宰のコミュニティ・場を作るのだから、いろんな実験ができるはず。成功ではなく、失敗をしても構わない。とにかく、チャレンジしていくためには「ラボ」という研究所(ラボラトリーの略)的であろうと決めたこと。
完成形はなく、常に、失敗を繰り返しながら経験値を伸ばしていくことで、私自身も関わる参加者、コミュニティの皆さんも、キラキラと輝いていけるという夢を抱いたからです。
そのために、私ができるのは、その人の本当の夢ややりたいことを見つけて、言葉にして伝えてもらい、何らかの形で応援すること。
クラウドファンディングのように資金を集める以前の段階で、踏みとどまり躊躇している人の背中を押すこと。また、私自身が押されること。
ここから生まれるコミュニティという場の空気感が、人を成長させてくれます。
◆ 故郷に戻る!今までの経験を静岡県富士市で貢献する男、増田和芳さん
◆ 【開催レポート】サードプレイス・ラボ in Fuji ~仕事・市民活動・コミュニティについて考える!~(サードプレイス・ラボ 第34回)
◆ 職場あるある!「課長、それパワハラです!」って言われたらどうしますか?
増田和芳さんの夢、今後の活動について
将来的に、出身地である静岡に戻り、「サードプレイスデザイン事業」「ヒューマンデザイン事業」「ライフサポートデザイン事業」をやっていきたいと決意をされたそうです。
◆ 富士みらいクリエイション(増田和芳さんが静岡県富士市で立ち上げた企業サイト)
私は、志を持って、未来に向かって進んで行こうとする、増田さんを応援していきたいと思います。できることは何か、人を繋げたり、コミュニティへの参加の相互協力をしたり、事業のヒントを一緒に考えたり、いろんなことができます。
日頃、講師をされている増田さんの語りは、とてもわかりやすく、説明も納得ができる内容で満載でした。参加された皆さんとの質疑やコミュニケーションも上々。
さすが、サードプレイスデザイナーの増田和芳さんです。私も見習うべき点が本当にたくさんありました。
是非、皆さんも、コミュニティに参加しましょう!
自分がリーダーシップをとって主宰したり、本気でフォロワーになりましょう!
少なくとも、参加した機会を無駄にしないために、メモや感じたことを忘れない為に、アウトプットしていきましょう。
ブログでもSNSでも構いません。
その一歩から、少しずつ、人は変わり、面白いことが生まれるのです。
そういう方と出会い、話ができるだけでも、ワクワクしてきます。
もちろん、コミュニティに参加することで、ビジネスに繋がればハッピーですが、名刺をかき集める異業種交流会の熱が少し下がったのは、下心が強すぎてワクワク感が足りなかったからではないでしょうか?
今、いろんなコミュニティがあります。情報を得ているだけでなく、どれかに参加してみましょう。
最初は不安もあってドキドキするかもしれません。
自分にフィットするものを見つけたら、そこを起点にして、広がっていきましょう。
増田和芳さんの書籍
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投稿者プロフィール
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【サードプレイス】ブロガー 、安斎輝夫。長年サラリーマンとして家庭と職場だけの生活に疑問を持ち、2017年から「サードプレイス」を研究・実践し、人と人をつなぐコネクターな存在になろうと決める。
Expand your life with energy and support. というミッションを定めて、人生を一緒に拡張していける仲間を増やすために活動を展開。月1回のリアルなイベント「サードプレイス・ラボ」の運営するリーダー(主宰者)。また、6人で執筆する、週刊「仲間と一緒にワクワクしながら、大人が本当の夢を叶える!サードプレイス・メルマガ」(まぐまぐ)の編集長。Facebookページおよびグループの「サードプレイス・ラボ」も運営中。