日本人に必要なのは、価値観や考え方の相違を乗り越えること

価値観や考え方のズレをスルーしますか?

どうしても、自分と合わない価値観や考え方の相手と一緒に何かをしなければいけない時に、あなたはどうしますか?

人生の中で、自分と同質で、心地よい仲間と一緒に過ごすことだけで生きることは難しい。
どうしても、自分の苦手な相手や合わない相手と一緒に何かをしなければいけない場面が訪れます。

そこにあるのは価値観や考え方という部分なので、お互いが納得するまで話し合っても解決できないものがあります。

合わないなら無理をしない

1つには、無理矢理、相手と合わせようとしないスタンスです。

もちろん、仕事であれば上司・部下の関係だと、指示命令を無視するというわけにはいきませんが、ある程度、自分のペースで取り組むというやり方で乗り切る方法が可能です。

ここで、自分を曲げて、相手に合わせようとすると、どうしてもストレスが生まれて、どこかに負担がかかります。メンタルなのか、身体なのか、何かが反応するのです。

たまに、異性や上司・部下と無理に自分をフィッティングしようとして、苦渋な表情や苦しい思いを抱えてしまう方を見かけます。正直言って、つらそうです。強制される関係でないのであれば、スルーすればいいし、無理強いをされる関係ならば、自ら離れる道を選んでも良いのです。

価値観も考え方も多様な時代なので、無理に合わせないで、違いを理解して、共通できる部分だけ一緒に過ごすという生き方が楽なのです。

相手の価値感や考え方を受け入れてみる

自分とは違う、納得できないから拒絶・スルーするというやり方もありですが、もしかしたら、相手のスタンスを受け入れることで、新しい何かを生み出せるかもしれません。

自分とは違うから拒否するというシンプルな方法だけでなく、一度は、相手をモデリングしてみませんか?

トライアル的アプローチを実施した後で、自分に合う、合わないを判断してからでも遅くありません。

別に、そのことを相手に伝える必要はないのです。

取り入れてみようとしたけど、自分とは合わないものと再認識できるだけですから。

一番良くないのは流され続けて、やりすごすこと

納得できないけど、とりあえず、やっておこうと考えて過ごすという行動は、日本人には多い。結果として、自分に合わないまま、流されていきます。

もし、合わない価値観や考え方で、不幸な結果に巻き込まれた場合、あなたは納得できますか?

世間で起きている色々な問題(不正や事故、組織的な隠蔽など)は、当事者や責任者の行為が影響しています。

ただ、その周辺で、変だと思いながら、受け流してきた側に自分がいた場合、無責任で良いのでしょうか?

私は、おかしい、変だと思ったけど、周りに、組織の指示で流されただけ。

価値観や考え方を曲げても従ったに過ぎない。

果たして、一人の人間として正しいのでしょうか?

相違を甘んじて受け流すのではなく、自分自身で理解を深めて、判断して、行動する。

当たり前のこととしてやり過ごすようなことを、自分の信念や価値観と照らし合わせて取り組めれば、社会的な問題は少しは減っていきませんか?

事件や問題になってから、騒ぎ立てるのは日本人が群衆になった際の得意芸。

では、個人として、価値観や考え方の相違を理解して、自己責任と社会的役割の中で、責任を感じて行動をしない、無責任体質が染み付いているような気がします。

この価値観と考え方の相違を騒ぐのではなく、正しく理解すること。

そこから始めてみようと思います。

あなたはどうでしょうか?

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投稿者プロフィール

安斎 輝夫
【サードプレイス】ブロガー 、安斎輝夫。長年サラリーマンとして家庭と職場だけの生活に疑問を持ち、2017年から「サードプレイス」を研究・実践し、人と人をつなぐコネクターな存在になろうと決める。
Expand your life with energy and support. というミッションを定めて、人生を一緒に拡張していける仲間を増やすために活動を展開。月1回のリアルなイベント「サードプレイス・ラボ」の運営するリーダー(主宰者)。また、6人で執筆する、週刊「仲間と一緒にワクワクしながら、大人が本当の夢を叶える!サードプレイス・メルマガ」(まぐまぐ)の編集長。Facebookページおよびグループの「サードプレイス・ラボ」も運営中。