単純に、脳の問題と少年少女犯罪を結びつけるのは危険だけども

少年少女の起こす犯罪の原因は脳にあるのかもしれない!

「誰でも良かったから殺したかった」

そんな言葉を口にして、犯罪行為に及ぶ少年少女のニュースが増えています。

どうして、その結果に繋がる思考を持ったのか、何故なのか。
誰もが疑問を感じているはずです。

このきっかけを探り、事例も掘り下げたジャーナリスト草薙厚子さんの『となりの少年少女A』を読みました。

神戸連続児童殺傷事件から始まった

丁寧なルポは、神戸連続児童殺傷事件から掘り下げて、数件の事件を取り上げています。

記憶の中に引っかかるような事件の数々。10代の子どもたちが、どうして、理不尽な殺意を持って行動を起こしたのか。

1件1件、事情や背景は違うものの、彼らは、インターネットを含めて、少年犯罪の部分に対して理解を示し、実際に抑えられない感情を持って事件を起こしています。

刃は同級生に向かったり、家族などの近親者にも向かう姿は、恐ろしく、どうしてそんな風に育ったり、考え方をしてしまったのか、社会の闇などという言葉では片付けられない思いを抱きました。

発達障害、自閉症スペクトラム障害と「脳」の関係へ

事例を踏まえながら、発達障害と脳の関係性という切り口で少年少女を捉えていきます。

脳の障害があるから問題行為を起こすと短絡的に結びつけるのは危険な論理ではありますが、普通に考えると信じられないような事件を起こす少年少女たち。

最近では、子どもに虐待や気概を加える親の場合も、私も同様な不安を感じています。

加害者側に抑えられない感情や行動があるとしたら、それを司る脳に何か虎乳母売るが潜んでいるのではないか、と考えるのは不自然なことではありません。

因果関係は専門家の研究を待たなければいけないのは当然としても、この部分に課題があるのであれば、早めに予防的な策を講じることができるかもしれないと、私は考えます。

この問題は、もっと深く掘り下げて、しっかりとした検証を行うことを望みます。

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投稿者プロフィール

安斎 輝夫
安斎 輝夫
【サードプレイス】ブロガー 、安斎輝夫。長年サラリーマンとして家庭と職場だけの生活に疑問を持ち、2017年から「サードプレイス」を研究・実践し、人と人をつなぐコネクターな存在になろうと決める。
Expand your life with energy and support. というミッションを定めて、人生を一緒に拡張していける仲間を増やすために活動を展開。月1回のリアルなイベント「サードプレイス・ラボ」の運営するリーダー(主宰者)。また、6人で執筆する、週刊「仲間と一緒にワクワクしながら、大人が本当の夢を叶える!サードプレイス・メルマガ」(まぐまぐ)の編集長。Facebookページおよびグループの「サードプレイス・ラボ」も運営中。