「コミュニティの女王」中村薫さんと偶然出会う!

「コミュニティの女王」と偶然出会う

先日、ブックハウスカフェのビジネス開拓アドバイザーの大杉潤さんと「5分会議」の沖本るり子さんのイベントに参加した際に、たまたま、私の近くでお話をできた女性がいました。物静かでおとなしそうな印象。いかにも、本屋さんに足を運びそうな雰囲気。

その女性、中村薫さんが、まさか、「コミュニティの女王」と言われる有名な方だとは全く知りませんでした。

私の中で、大事なキーワードの1つが「コミュニティ」(サードプレイスが大前提ですが)に変わってきていることで知り合えたのは貴重なご縁に感じました。

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著書『人見知りで出不精のOLがコミュニティの女王になった理由』を読む

「コミュニティを運営してます」と中村さんは静かに自己紹介をされました。

「ハンバーグの会」「ライフの会」「マネーの会」など複数のコミュニティを主催していると聞いて驚きました。

コミュニティ・デザイナーというと、知名度をお持ちの有名人であり、オンラインサロンで活躍されるような方をイメージしていました。

もしくは、ニッチな繋がりの会を細々と続けていく姿を想像しがちです。

「電子書籍を出して、昨年、書籍も出版しました。」

元々のバックボーンを聞くと人見知りで出不精のOLだったと仰ります。

名刺を頂き、メルマガ登録と、サイトを拝見させていただきました。

サイトを見ていると、私が、サードプレイス・ラボで悩んでいる点について解消できそうなヒントが分かりやすく書かれています。

中村さん著書『人見知りで出不精のOLがコミュニティの女王になった理由』を読まなければと、すぐに入手しました。

私が、2017年からスタートさせて、サードプレイス・ラボという月1回の毎回テーマの異なる勉強会・交流会を運営して苦しんできたこととシンクロすることが書かれています。

“定期的な会を継続していると、参加者との間に信頼関係が生まれ、いろいろな人を紹介してもらえるようになりました。”

コミュニティやイベント・セミナーに参加することと主催することは、全く異なります。

色々な経験を積むことになります。
企画~準備、集客、当日運営、連絡などは、知り合いだけを集める会(同窓会、法事など)の幹事以上に、知らない世界を味わえました。

お店の予約が取れず当日を迎えるという失敗も、私も会場確保のミスという同じ経験を持ってきました。

中村さんの著書に書かれれている情報を、同じぐらいの目線から教えてもらいたいと思っていました。毎回、徐々に経験を積み上げていくものの、参加者の立場や目線をもっと大事にしなければいけないし、次の企画をどうやるのか、といった点もPDCAをうまく回す方法があるはずだと考えていました。

この本の最後にコミュニティづくりの参考にした書籍が複数紹介されています。
どれも読んでみようと思える内容。

目の前のことに集中するあまり、全体設計をしっかりと理解しきれなかったり、集客や当日の運営に追われる段階から成長をし始めている自分を感じつつ、この先に進むために、ヒントとアドバイスを貰えた感覚が残りました。

出会いは、ご縁が繋いでくれるもの!そのために何をするのか!

「一本のわらしべ(イネの穂の芯)から大金持ちになった」わらしべ長者の昔話をご存じでしょうか?

次から次と交換していき、わらしべが馬になり、田畑になっていくという物語。

いかにも昔話そのもので、こんなにラッキーでうまくいく人はいないだろうと誰もが思いがち。

ただ、今回の中村薫さんにたどり着く縁のプロセスには不思議なものが繋がっています。まるで、わらしべ長者の昔話のように。

①マーケティングコンサルタントの理央周さんの出版記念イベントで、沖本るり子さんにお会いした。

②沖本さんの貸会議室を使わせてもらうご縁で、沖本さんの新刊を知ることになり、興味を持つ。詳しくお話を聞きたいと思う。

③Facebook上で、ブックハウスカフェで沖本さん登壇するイベント(大杉潤さん主催)を知り、参加する。

④イベント終了後の軽食懇親会で、中村薫さんに出会う。

1つ1つは偶然な出来事です。

きっかけを繋ぎ、人に出会い、繋いでいくと面白い展開が生まれる。

もちろん、メジャーな方のファンになり、参加するというのも面白いものです。当然、ビックなファンクラブのようなコミュニティでは、素晴らしい方がたくさん集い、人脈の化学変化がものすごく起きやすい土壌が整っているのはわかります。

一方で、こういう場に参加するメンバーというだけでは、成長や発展が訪れない場合があるのです。

私も、以前、某著名人のイベントに参加してみました。周りの方と自分のギャップを感じて、居心地の悪さだけが残りました。いわゆる、「場違い」ってものでしょう。

いつか、こういう場にいても、自然で居心地の良い存在になりたいと心に決めました。

そのためには、自らが動くこと、1つ1つを大事にするアプローチを続けていこうと決断したのです。遠回りになるので、どこかで、レバレッジを効かせたい。ただ、そのためにも、1つ1つを繋げていく、出会いの連鎖、紹介を受けながら、前に進んでいこうと。

当然ながら、全てがクリーンに繋がるわけではありません。自分に合わない、違うと感じれば、そこでストップして、他の繋がりを紡いでいきます。新しい出会いの場に参加することで、名刺を増やすのではなく、自分の会いたい人と出会うという姿勢は大切なのだと思います。

よし!中村薫さんのコミュニティに参加してみるぞ!と決めました。

こうやって、宣言しておくことも大切です。

<中村薫さんコミュニティづくり本>

投稿者プロフィール

安斎 輝夫
【サードプレイス】ブロガー 、安斎輝夫。長年サラリーマンとして家庭と職場だけの生活に疑問を持ち、2017年から「サードプレイス」を研究・実践し、人と人をつなぐコネクターな存在になろうと決める。
Expand your life with energy and support. というミッションを定めて、人生を一緒に拡張していける仲間を増やすために活動を展開。月1回のリアルなイベント「サードプレイス・ラボ」の運営するリーダー(主宰者)。また、6人で執筆する、週刊「仲間と一緒にワクワクしながら、大人が本当の夢を叶える!サードプレイス・メルマガ」(まぐまぐ)の編集長。Facebookページおよびグループの「サードプレイス・ラボ」も運営中。