【開催レポート】口外厳禁!ファイナンシャルプランナー高島健さんがコロナ禍の資産運用の成功と失敗を語る!(サードプレイス・ラボ 第43回)

サードプレイスをつなぎ、拡げるコネクターを目指している安斎輝夫です。

今まで、自分が主催するサードプレイス・ラボには一人でも多くの人に参加してもらって、その内容(コンテンツ)をリアルに、ライブで見てもらうことに価値を見出していました。

今回、テーマをマネーにした上で、ファイナンシャルプランナー個人の話をしてもらおうと考えて、参加者のみでクローズドなものを大切にしました。

開催レポートなのにもかかわらず、「口外厳禁」な部分はご了承ください。

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厳しいタイトルはギャンブルだったかもしれない

今回、資産運用のプロである、高島さんに登壇してもらいたいというオファーをかけた時点で、何を話してもらおうかは決まっていませんでした。

プロだって失敗しないわけじゃない。

ということは、高島さん自身が資産運用で失敗することはあるはず、と捉えて、リアルな自分の話をしてもらいたいというお願いをしていました。

「口外厳禁」というワードをイベントのタイトルに入れ込むのは、ギャンブルでした。

コロナ禍で、自分のマネー、資産運用はどうなったのか?

2020年2月以降、中国の武漢から、全世界に拡大していった、新型コロナウィルスの影響で、自分のマネー、資産運用はどうなったのでしょうか。

世界的大不況、失業などの不安を考えてしまうと、資産を現金化したほうが良いと言われると、今まで投資スタイルを変えざるえない心理に追い込まれます。

目の前の生活に危機感があれば、当然、中長期の資産のことを考えられなくなります。

マーケットが、どこまで下がるのかを考える余裕がなくなっていた人が多かったのは事実でしょう。

高島さんの資産運用・投資の失敗は、コロナよりもリーマンショックの方が大きかった

「コロナ禍で、ご自身の資産運用はどうなったのか。」

この素朴な私の質問に対して、明確な答えをしましてくれます。

「自分としては、個別株にチャンスと捉えていました。3月19日の底値から5割ぐらいナスダックは上がっています。個別株を分散して投資していたので、結局、3割程度のプラスでしたが、市場平均と比べると劣ってしまいました。余計なことをしてたかと。お客さんに伝えるのと同じことをしていれば良かったですね。」

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年初、2020年の資産運用のプランはどこに見込んでいたのかという問いに対して、アメリカの大統領選を見込んで、積極的に行こうと考えていたそうです。

コロナの状況が刻々と変わっていく中で、高島さんはマーケットを丁寧に見てきたそうです。

学校が休校になった2月の最終日、ディズニーランドが休園が決まったタイミングは、一時的なもので収まるだろうと予測して、短期で反発しそうなものを買い、3月以降は、医薬品関係は買ったり、4月は緊急事態宣言で、巣篭もり需要を見て、ECやIT関連に注力したそうです。

高島さんは、目の前の変化に対して適時、対応をされてきたのが伺えます。

相場は上がってきたのに、一部逆張りでショートを買っていたので、景気が悪いので、暴落するのではと考えて買っていたものの、その予測は外れてるという話。(失敗寄り)

実体経済は悪化しているものの、富裕層は元気であるという大きな違いを理解すると、納得できるという話は深いものがありました。

高島さん自身は、証券マンを辞めた直後に味わった、リーマンショックのインパクトは大きく、売らざるえない状況になったことを振り返っていました。

つまり、実体経済を見てしまうと、株式を保有できずに売却してしまう、不安に襲われてしまうのは、プロも人間なのだと感じる内容でした。

世間のニュースだけに流されず、リアルな情報を人を介して聞き出そうとしてた点は、情報源をしっかりと確保していたのは、素晴らしい感度だと見受けられました。

自宅でリモートイベントをやると子供が乱入してくるの避けられない

今回、登壇ゲストの高島さん自身もお子さんが登場して絡んできて大変そうでした。

私も自分の子どもが乱入してきたこともあり、前半は集中がしにくい状況でした。

おそらく、ママさんたちがお子さん参加のイベントでもない限り、ここまで子どもが割り込んでくることは少ないと思います。

画面に映る父親や誰かのことが気になり、遊んで欲しい、何をしているのか知りたいという年齢だと、厳しいものがあります。

参加された方々も、皆さん、子育てをされてきた父親たちなので、寛容に受け入れてくれましたが、大々的なイベントであれば、失敗につながりそうな展開でした。

鍵のかかる部屋やスペースを確保しきれていないのはミスではあるのですが、大人が楽しむサードプレイスの中に、子ども世代が割り込んでくることは必ずしも悪いことではありません。

現在、テレワーク・リモートワークをされている方々も、仕事の会議中にお子さんが割り込んでくるように、在宅ということは家族と共にあるという点は忘れてはいけないのだと感じまあした。

やはり、資産運用は、「長期・分散・コツコツ(積立)」の王道が確実性が高い

「コロナ禍で何勝何敗ぐらいなのか?」

という私の質問に対して、短期での勝ち負けにこだわるのではなく、本来の資産運用は、「長期・分散・コツコツ(積立)」という王道が大切という話をされました。

ファイナンシャルプランナー高島健さんの本来のアプローチを語ってくれました。

市場に連動するインデックスファンド(投資信託)を長期で、積立でやっていくのが王道という説明をする時点で、資産運用のアドバイスを信頼できる人だと感じました。

人生の長さを考えると若い時から、ギャンブルな投機ではない、マーケットに連動する投資をコツコツと続けていくことの価値は、多くの人に信頼してトライしてもらいたいというのも、わかります。

利益が出て、長期的に成長する企業・分野に投資するということが大切というメッセージは、参加者全員に刺さりました。

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派手で、目新しい話はなくても、プロがリアルに何を考えて、どう動いたのか、何を伝えたいのかという話に掘り下げられていくのは、サードプレイス・ラボらしさでした。

ご協力いただいた、高島健さんと参加していただいた皆さんに感謝しております。

参考サイト

◆ 人生をアクティブに生きるための家計と思い出の整理整頓
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たかしまFPサービス

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投稿者プロフィール

安斎 輝夫
【サードプレイス】ブロガー 、安斎輝夫。長年サラリーマンとして家庭と職場だけの生活に疑問を持ち、2017年から「サードプレイス」を研究・実践し、人と人をつなぐコネクターな存在になろうと決める。
Expand your life with energy and support. というミッションを定めて、人生を一緒に拡張していける仲間を増やすために活動を展開。月1回のリアルなイベント「サードプレイス・ラボ」の運営するリーダー(主宰者)。また、6人で執筆する、週刊「仲間と一緒にワクワクしながら、大人が本当の夢を叶える!サードプレイス・メルマガ」(まぐまぐ)の編集長。Facebookページおよびグループの「サードプレイス・ラボ」も運営中。