節約の習慣 無駄遣いとは

そもそも、お金の問題を考えるなら、無駄遣いをなくさないと

お金に関する本を読むと、景気の動向によって変わってきますが、投資(資産運用)節約の二大テーマが取り上げられていることが多いと感じます。

節約上手が、全てにとって良いものという発想は、偏っている部分はありますが、日常に潜む、無駄遣いな行為を防ぐだけでも、節約が習慣化していくと思います。

自分が月々いくら使っているか把握できない状態のまま、「節約」を初めても、ザルで水をすくうようなものだ。
本気で節約を続けるには、まずはじめに月々の支出額を把握することだ。

どうしても続けられない人の悪い習慣45』田口智隆

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支出額を把握するというのは、誰もが当たり前のことと思っていますが、家計簿やお小遣い帳、類似なアプリなどをマメに取り続けている人は、どれぐらいいるのでしょうか。支出をこまめにチェックできれば、無駄遣いの悪い習慣から抜け出して、節約の良い習慣が身に付きます。

「クレジットカード」を利用してしまうと、金銭感覚が分からなくなる人が多い。
特に、CM、広告などで耳にする「リボ払い」などは危険きわまりない。
クレジットカードは、年会費無料の1枚だけを所有し、全て一括払いにして、特典やポイントを利用する。このスタンスが、節約の王道です。

また、油断すると、増え続けてしまう、「ポイントカード」もクセものです。
お得感があるためか、どうしても無駄遣いになりやすい。欲しいから買うのではなく、ポイントがあるから買うとなると、本末転倒です。意外に、このポイント狙いが積み重ねてしまうと、売り手側のロジックに引き込まれてることがあります。

加えて、もう一つ、「送料無料」という言葉に惹かれて、まとめ買いをすることも節約を邪魔することがある。最近では、Amazonの下記の情報が人の心を動かしている。

”Amazon.co.jpが発送する商品のご注文金額(ギフトラッピング費など手数料およびAmazonギフト券を除いた商品小計)が2,000円(税込)以上の場合は通常配送料は無料ですが、満たない場合には配送料として350円がかかります。複数のお届け先を指定された場合、1配送先ごとの注文金額が2,000円(税込)以上の場合に、通常配送料が無料となります。”

2,000円以下の商品注文であれば、配送料が350円かかってしまいます。

当然、本1冊など、ちょっとしたものを1つ買う場合、足りない金額分を買うか、欲しいものリストに加えて、しばらく考えて待ってみるか。配送料を払いたくない為に、それほど欲しくないものを購入するとしたら、無駄遣いになります。

もちろん、Amazon側も考えていて、Amazonプライムという年会費3,900円(税込)を払えば、お急ぎ便やお届け日時指定便を追加料金なしで無制限に使えるという、会員制のプログラムを用意しています。

月1回の利用頻度で、2,000円以下の小口のAmazon利用者であれば、メリットはあります。

もしくは、当日お届けなどを希望するのであれば、お得かもしれません。でも、使用頻度が月1回以下であったり、一度のお買い物が常に2,000円を越えるのであれば、年会費3,900円は無駄なコストになります。(送料無料以外のサービスも用意されているので、詳しくは、ご自身でお調べ下さい)

ライフスタイルとして、「断捨離」という考え方が有名ですが、所有しているものであっても、ときめかなければ捨ててしまう方法もあります。

ベストセラーになった、コンマリ(近藤麻理恵)さんの本で取り上げられた考え方です。
人生がときめく片づけの魔法』近藤麻理恵

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手に入れる時点、購入するタイミングなどで、本当に、自分にとって必要なのか、ワクワクしたり、楽しい気持ちになれるものなのか、自問自答していくことは、さらに大切なアプローチです。

安易に捨ててしまうようなモノならば、最初から手に入れなければいいのです。

やはり、節約の習慣は、人生を安定させる一つの道だと考えます。

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投稿者プロフィール

安斎 輝夫
【サードプレイス】ブロガー 、安斎輝夫。長年サラリーマンとして家庭と職場だけの生活に疑問を持ち、2017年から「サードプレイス」を研究・実践し、人と人をつなぐコネクターな存在になろうと決める。
Expand your life with energy and support. というミッションを定めて、人生を一緒に拡張していける仲間を増やすために活動を展開。月1回のリアルなイベント「サードプレイス・ラボ」の運営するリーダー(主宰者)。また、6人で執筆する、週刊「仲間と一緒にワクワクしながら、大人が本当の夢を叶える!サードプレイス・メルマガ」(まぐまぐ)の編集長。Facebookページおよびグループの「サードプレイス・ラボ」も運営中。