「パパ活」と聞いて、あなたはどんな印象を持つだろうか?
私個人として、全く理解ができない世界であり、だからこそ、『パパ活女子』という本を手に取って読んでみようと思ったのです。
※私自身は、全くパパ活に関わっておりませんし、興味もありません。
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「パパ活」についてルポライターが書いた作品から、真の問題も見えてくる
『パパ活女子』を読み込む前に、そもそもの「パパ活」という言葉の意味を調べてみます。
パパ活とは、経済的に余裕のある男性と一緒の時間を過ごし対価として金銭を得る活動のこと。経済的な援助をしてくれるパパのような存在のパトロンを探す活動という意味で、2014年にSNSを発端に語感の良さからパパ活という単語が広まった経緯がある。(weblio辞書「パパ活」より一部引用)
ルポライターの中村淳彦さんが、丁寧に実情を調べるために、パパ活女子にヒアリングを行っている内容に驚愕でした。
「交際クラブ」から発展するように「パパ活」が一般化して、若い女性に限らず、この援助交際・売春とも受け取られる行為が広がっている現実を知りました。
お金を持つ中高年の男性(中小企業経営者など)たちが、擬似恋愛を楽しむように、パパ活に協力している実態は、ニュースになって知られています。
かつてであれば、性風俗などの世界でしか考えられなかった現象が、一般化している姿。
ここに最大の違和感と疑問を感じます。
女性がお金に困っているという事実を見逃してはいけない
女性たちが喜んで「パパ活」をやるのではなく、お金に困っているという事情を抱えての行為という点は見逃してはいけません。
つまり、本来、自分のやりたいことで自己実現をして、一定の金銭を得て生活ができていれば、パパ活などに取り組む必要はないのです。
アルバイト代、給与が安い、などの理由で、気軽にパパ活に走っている実態。
ここに根深い問題があり、おそらく、この現象が世界的に広がっているというよりは、日本固有で広がっている異端な状態だと感じます。
浮気や不倫はNGだけども、金銭目的ならば許されるのか、と問われれば、普通はNo!と誰もが答えるはずです。
ここまで蔓延しているとしたら、明らかに、キラキラとした女子ではなく、彼女たちを満足させられない社会環境を無視するわけにはいかないでしょう。
だって、パパ活女子とパパになる男性の割合で、女子の数が多いという異常さに気持ち悪さが残ります。
この異常事態を終わらせたい
この『パパ活女子』を読んでいるときの衝撃と、読了感はスッキリしませんでした。
なぜ、ここまで世の中の感覚が異常になっても、誰もまともに向き合わないのだろう。
自分の人生の時間と身体を使って、気軽に無感情な関係性で生まれる金銭を求める姿が普通の感覚になる異常事態を無視することはできません。
今の日本における社会問題の中で、放置が目立つ問題が、この「パパ活」なのだと感じます。
取り締まる、締まらないの問題ではなく、社会通念も感覚もおかしくなっている状況に向き合い、どうにかしなければならない由々しきことだと感じます。
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【サードプレイス】ブロガー 、安斎輝夫。長年サラリーマンとして家庭と職場だけの生活に疑問を持ち、2017年から「サードプレイス」を研究・実践し、人と人をつなぐコネクターな存在になろうと決める。
Expand your life with energy and support. というミッションを定めて、人生を一緒に拡張していける仲間を増やすために活動を展開。月1回のリアルなイベント「サードプレイス・ラボ」の運営するリーダー(主宰者)。また、6人で執筆する、週刊「仲間と一緒にワクワクしながら、大人が本当の夢を叶える!サードプレイス・メルマガ」(まぐまぐ)の編集長。Facebookページおよびグループの「サードプレイス・ラボ」も運営中。