【開催レポート】【初出版記念イベント】 『 I型さんのための100のスキル』 内向型の個性を生かすために(サードプレイス・ラボ 第89回)

内向的な方が、人口の二分の一〜三分の一もいるって、研究結果が出ていることをご存知でしょうか?

外交的なタイプと比べると、どうしても一歩下がっているような印象があるかもしれません。

今回、ご自身を「内向型の人間だ!」とコンプレックスを感じていながら、さまざまな本を読み、100のスキルとして1冊の本にまとめたのが、鈴木奈津美さんです。母親アップデートコミュニティを立ち上げた存在として、有名な方ですが、コミュニティを引っ張って、全面に目立っている印象を与えていません。

4月末に、初出版『 I型さんのための100のスキル』を記念して、この本のエッセンスと込めた思い、裏話などを語ってもらいます。

(2024年5月22日開催)

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初出版って、人生でたった1回しかないから!

I型さんのための100のスキル』という一冊を出版された鈴木奈津美さんといえば、母親アップデートコミュニティを主催されているだけに、多くの方が彼女の存在を知っているのかもしれません。

初出版って、人生でたった1回しかないからこそ、出版のお祝いイベントをやりたいと応援したい気持ちになりました。

本が形になるまでの話を語ってくれる!

出版記念企画のイベントが盛りだくさんだった、鈴木奈津美さんに、タイミングとして、登壇を依頼したのは、献本をいただけるという連絡をメッセンジャーでいただいたタイミングでした。

他のイベントとは違うものにするには、どうすればいいのか、正直、悩みました。

できれば、裏話を聞きたいという、私のリクエストをもとに、今回の企画が開催に至りました。

鈴木奈津美さん(なつみっくす)さんのプロフィール

東京都出身。青山学院大学卒業。会社員と一般社団法人母親アップデート代表理事の複業。組織開発やリーダーシップなどの講座を展開する。
小さい頃から静かで控えめで目立たず、自身の内向性にコンプレックスを感じる。大学卒業後、2002年に日本ヒューレット・パッカード株式会社に就職。 「自己アピールしなくても誰かが認めてくれるはず」と思っていたが、何のキャリアアップもないまま30代に。焦りを感じ、社内異動や転職にチャレンジするも、何度も失敗。 本をキッカケに「内向型の自分を変えるのではなく、強みを活かせばいい」と気づいてからは、人生が好転。
「ひとりひとりが個性と可能性を解放する」ことの大切さを実感し、2019年に母親アップデートコミュニティを設立。活動を広げていくため、2020年に一般社団法人母親アップデートを起業。毎週実施しているイベントは累計1,000回以上、累計有料会員は500名以上に。この経験を活かし、組織開発やリーダーシップなどの講座を展開。2022年には人生初めての転職をし、ひとりひとりが可能性を解放するキッカケをつくるため活動中。

今回はオンタイム参加とアーカイブ限定参加のみ

オンライン型のサードプレイス・ラボは、オンタイム参加、アーカイブ参加の二段構えで、YouTube「サードプレイスラボちゃんねる」にアップしておくことで、ストックとしているのですが、今回、なつみっくすさんの今回のサードプレイス・ラボは対象外とする、ことで話がまとまりました。

もったいない!という声もあるのはわかりますが、スペシャリティ感、クローズド感を残す意味も理解できます。

従って、開催レポートも、いつもより薄味になっていることはご容赦ください。

本が形になるまでの話を語ってくれる!

なつみっくすさんは、母親アップデートコミュニティにかかる本の出版を考えていたものの挫折をされていたそうです。

新人女性ビジネス著書向けの出版講座に参加することで、今回の『 I型さんのための100のスキル』に繋がっていきます。

「誰もあなたの本を読みたいと思っていない!」

など厳しい言葉を受けながらも企画書を作っても、容赦のないダメ出しを受け続けてきたそうです。

6日間の講座で、卒業プレゼンのために、100回ほど練習を繰り返したそうです。

自分自身のことを掘り下げたから

人見知り、アピール下手、小心者ということで悩んでいた、なつみっくすさん。

自分は「内向型」なのだと認めて、それを軸にして、本という形で世に出したいと考えていたそうです。

過小評価されやすい「内向型」は、表面的に見えないので、良き理解者がいないと厳しいと感じてきたそうです。

「プレゼンがうまくて、内向型だとは思えない」

という評価を受けたものの、シナリオの良さが認められて、出版チャンスを本格的に掴んだそうです。

自分が書く意味との向き合い

世の中に、名著はたくさんある中で、自分が書く理由は何なのか、その価値は何か、と自問自答を続けたと語ります。

コミュニティを5年も続けてきたのは、なぜかと考えた彼女は「ひとりひとりが可能性を解放するキッカケをつくる」という思いを抱いてからこそ、本で伝えようと考えたわけです。

その結果、100個のスキルをまとめようと決断されました。

ここからの格闘の話は、『 I型さんのための100のスキル』に結実していきます。

本を売るために、打ち手を全部やる!

参考サイト

◆ 初めての出版。6か月で実践したプロモーションを全部見せます。
(note:なつみっくす|著書『I型(内向型)さんのための100のスキル』)

著者になって、出版するだけがゴールではなく、売らなければいけないと覚悟して、色々な手を打ってきた話は、noteでも公開されています。

特徴は、ロングランのプロモーションを立てて、自ら、ありとあらゆることに取り組んだことにより、重版、アマゾンレビューもたくさん書かれています。

後半のインタビューも、なかなか良かったはず!

後半は、私となつみっくすさんとのインタビューが中心になりました。

前半を踏まえつつ、参加者も気になるようなことを考えて、どんな順番で質問するかを練って挑めるようになりました。(最近の私のサードプレイス・ラボの一つの型として成長しています)

書いている時の裏話の肝も聞き出せたと自画自賛できました。

名著の引用が大変だったという話まで聞けたのは、秀逸だったはず。

本を出すということで大変なことは何なのか、書くことよりも、世の中に届けていくことの難しさを強く感じていたことを伺えました。

仕事も、ママもしながら、自分のやりたいことに向かう姿

なつみっくすさんは、仕事でも活躍し、しっかりとママとしての一面も持ち、コミュニティを立ち上げ、広げています。

その最中、出版までとなると、どれだけ能力が高い、バリキャリな人かと思うと、内向型と自認している通り、謙虚すぎるのは、何故なのだろうと不思議に感じていたのは事実です。

I型さんのための100のスキル』の話を伺いながら、改めて考えてみると、彼女は、時間管理も見事だし、非常に優秀な女性なのは間違いないのです。

最近、SNS界隈にいる、キラキラとアピール系の方の対局にいる存在だからこそ、魅力が光っているのだと実感できました。

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投稿者プロフィール

安斎 輝夫
【サードプレイス】ブロガー 、安斎輝夫。長年サラリーマンとして家庭と職場だけの生活に疑問を持ち、2017年から「サードプレイス」を研究・実践し、人と人をつなぐコネクターな存在になろうと決める。
Expand your life with energy and support. というミッションを定めて、人生を一緒に拡張していける仲間を増やすために活動を展開。月1回のリアルなイベント「サードプレイス・ラボ」の運営するリーダー(主宰者)。また、6人で執筆する、週刊「仲間と一緒にワクワクしながら、大人が本当の夢を叶える!サードプレイス・メルマガ」(まぐまぐ)の編集長。Facebookページおよびグループの「サードプレイス・ラボ」も運営中。