第12回 サードプレイス・ラボ 『すぐに実践!片付け部長がお伝えする「仕事とプライベートを両立し、理想の毎日を過ごすための習慣術」』

1年間のサードプレイス・ラボのまとめは、片付け部長に!

1年前、不安と期待を胸に、自分で主宰してコミュニティや会を運営すると決めた日のことを思い出します。

常に、1人の参加者であり続けることは、お客様ですから楽しめるのは間違いありませんでした。セミナー、勉強会、出版記念パーティーなど、新しい場に足を運ぶことには一切抵抗感はなかったのです。

多少のコストを支払う(無料のものもありますが)立場なだけに、エンターテイメントを味わう顧客のスタンスは居心地が良かったです。

もちろん、企画や内容によって当たり外れはあるものの、おおよそ満足できていました。

当時、かなり背伸びをして、あるセレブな感覚の会に参加した時、自分の居心地の悪さを感じました。ここに来るにはレベルが違いすぎると思い知らされて、さらに、自分には人に誇れるものは何もないと気づかされた出来事だっただけに、かなりショックでした。

2016年秋になり、この日常の自由なオフ活動を続けることで、自分は成長できるのだろうか、という疑問に行き当たりました。

さて、自分に何ができるのだろうかという課題と向き合い始めました。

偉い先生や講師と対峙する聴衆という受け身の立場ではなく、ワークショップ的なアクションも実施したり、双方のコミュニケーションを図りながら、展開していくスタイルを目指すと決めていました。

私は、「教祖」として祭り上げられるようなコミュニティは作りたくないというのは、私が、DMMオンラインサロン「ギガ盛ブログ飯」で活躍されている、染谷昌利さんも仰っていたポイントです。

スーパースター風に演出すれば、カリスマ性を帯びた特別な存在に見えるかもしれません。
ただ、その熱狂を維持させるのは常人では無理な領域です。長続きできるとは思えません。

年内最後は、大事な仲間との成長を一緒に祝いたい気持ち

毎回、企画を考えて、参加者を集める手伝いをしてくれていた、大村信夫さんと、サードプレイス・ラボのアドバイザーとして見守り、サポートしてくれた徳本昌大さんと作り続けた空間。

紆余曲折は続きました。コンテンツに悩み、集客に悩み、会場確保のトラブルに巻き込まれ、当日キャンセルされる方への配慮も抱きながら、当日を迎えるまでのハラハラしながらも、ドキドキ感を味わってきました。

今年のラストは、第2回のサードプレイス・ラボで、整理収納アドバイザー1級を取得して、片付けを切り口にパラレルキャリアを実現することを発表された大村さんに任せようと決めていました。

私と同じく、徳本さんのコーチングを受けながら、一歩も二歩も先に進んで変化していく姿を目の当たりにしてきました。

嫉妬よりは憧れに近い目で見ていた私は、本気になって大村さんを応援したいと考えています。

私の考える、サードプレイスの「ギバーの精神」を伝える優先順位のTOPに位置しているので、できる限りの支援はしていきたいと考えています。

大村さんは、逆算手帳の認定講師もやっていくことで、相手にわかりやすく楽しさをニコニコとしながら訴えていく雰囲気は、大村さんのキャラとも合っていて、素晴らしいものに仕上がっていました。

未来のワクワクは「今、ここに集中する」ことである。その通りです。

片付け部長、片付けパパ(R)の前提になるのは、人生100年という時代を迎えた環境にどう生きるのかというテーマ。

60歳の定年まで働いて、年金生活をゆったりと送るというシナリオは、自分の親たちの団塊世代ぐらいまでしか実現できない未来。

では、私たちは、その上で、どう生きるのか、どう働くのか。

大村さんは、今までの知見を楽しく、アウトプットされています。自信を持って講師をできているのは、隣に徳本さんがいて、2人の掛け合いスタイルを実現する型ができています。

徳本さんも逆算手帳を取り出しながら、大村さんとの掛け合いを楽しんでいました

以前、サンクチュアリ出版でも見たスタイルです。

事前にリハーサルをしてなくても、今までのお互いの信頼関係とやり取りをアウトプットできるのは3年に及ぶ師弟関係があっての姿です。

リンダ・グラッドン『LIFE SHIFT(ライフ・シフト)』をベースにしながらも、日常のラインまで落とし込んでくる校正も秀逸。

やってはいけないことや考え方の注意を含めた「思考の片付け」について、積み上げていくスタイルは、参加者にも分かりやすかったようです。

私は、全体の中で、一番ヒットしたのは、残業削減をする理由は何かという解説にありました。

仕事を定時で終わらせるために、どれほど生産性を上げて取り組むのか。重要と至急のマトリクスの話は誰もが共感できる内容です。

重要でない仕事はやらない、人にやってもらうという形が取れたら、自分の生み出す価値が変わります。

私も残業を減らすことを前提に働いています。

就業後の予定を組んでしまうことで、残業ができない状況に追い込み、不要な会議、打ちあわせは参加せず、無駄な仕事はやらない方向に進める。

その上で、価値を生み出す仕事に集中すれば、必然的に生産性は上がります。

課題は、周りとのコミュニケーションとして、しっかりとアウトプットを出すという点に尽きます。

もし、結果が伴わなければ個人のワガママと受け取られてしまうのは必然です。

ここで、徳本さんが取り上げている本は誰もが読みたくなりそうなタイトルでした。

5時に帰るドイツ人、5時から頑張る日本人 ドイツに27年住んでわかった 定時に帰る仕事術 (SB新書)』熊谷徹

興味深いタイトルの本ですよね!

日本のビジネスマンならば、このタイトルを読むだけでも、何故、定時後に働くことに熱中する姿をイメージできますよね。

世の中の企業に、「片付け部長」を増やしていくんだ!という強いメッセージで終了となりました。

あわせて読みたいブログ記事

仕事を片付けるのは、自分がやりたいことに時間を投入する為であり、その結果、仕事の生産性が上がるという話。

政府やニュースで語られる生産性向上の働き方改革とは違います。

ゴールが仕事というよりも、個人の生き方・過ごし方にあるのです。

こんな笑顔で私はサードプレイス・ラボを楽しんでいたようです

参加者への感謝の思い

今回の参加者は、皆勤賞のBBトレーナーの渕脇毅さんには感謝の気持ちしかありません。

今年のサードプレイスのスタートダッシュと私の成長過程において、渕脇さんとの接点・コラボな企画ができたことは、新しい可能性を生み出しました。(本業側に貢献)

渕脇さんも新しいビジネスを起ち上げて、社長として活躍するために邁進されています。

今後、何らかの形で、私は応援・貢献できる道がないかと考え続けようと決めています。

また、第10回のサードプレイス・ラボ 「普通のサラリーマンが数年で10万部の著者になれた秘訣を聞こう!」のゲストとして私とのインタビューを再現してくれた、ダイエットコーチの小林一行さんも参加してくれました。

小林さんに出会ったのも、変わったダイエット本を読み、著者の方の話を聞きたいと思い、セミナーに参加したことがきっかけでした。

何度か学ぶ機会をもったり、一時期はダイエットコーチとしてサポートしてもらいながら、小林さんの人生そのものに共鳴できたので、私は、巻き込もうと決めていました。忙しい身でありながら、協力していただけたことに心から感謝しています。

そして、唯一の大学生T君。春には社会人デビューですが、君がいてくれたことで、ある意味、助けられた場面が多かったし、若者を見る目、入ってくる情報の違いを知ることができました。自分が、激しくオジサン化している現実も受け入れられるようになりました。

就活の終盤線にオジサンたちが、必死に作戦を練れたことも、若者と一緒にやるサードプレイスの形を考えるヒントになりました。本当にありがとう!!

また、今回、参加してくれた女性3名!!ありがとうございます!
過去最大の人数だったもので、場の雰囲気が変わりました。

サードプレイス・ラボは、ダイバーシティなものと想定していた私の思いとは異なり、気が付くと、オジサンたちの集いになっていました。私の存在やオーラの責任なのかと悩むこともありましたが、割り切って、楽しもうと続けてきました。

大村さんのご縁で参加してくれたそうで、すっかり人気講師になられていることに心底、驚きました。長年継続してきた活動や努力の賜物なのだと気づかされて、私も、しっかりと自分のコミュニティとしてのサードプレイス・ラボを広げながら、深めていこうと決心しました。

終了後、全員で記念撮影!この笑顔が全てです!ありがとうございます。

<今回のサードプレイス・ラボの関連本>

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投稿者プロフィール

安斎 輝夫
安斎 輝夫
【サードプレイス】ブロガー 、安斎輝夫。長年サラリーマンとして家庭と職場だけの生活に疑問を持ち、2017年から「サードプレイス」を研究・実践し、人と人をつなぐコネクターな存在になろうと決める。
Expand your life with energy and support. というミッションを定めて、人生を一緒に拡張していける仲間を増やすために活動を展開。月1回のリアルなイベント「サードプレイス・ラボ」の運営するリーダー(主宰者)。また、6人で執筆する、週刊「仲間と一緒にワクワクしながら、大人が本当の夢を叶える!サードプレイス・メルマガ」(まぐまぐ)の編集長。Facebookページおよびグループの「サードプレイス・ラボ」も運営中。