【大村信夫さん電子書籍デビュー本】人生を片付けて、人とのつながりを大切にするパラレルキャリア

「電子書籍を出版します」と大村信夫さんに聞いたのは、数ヶ月前の出来事でした。

この数年間、大村さんの関わるコミュニティの話を聞いていたし、イベントやセミナー、ワークショップなどで、「片付け」から発展していく、人生とミッションを大切にする生き方は共感しながら、繰り返し、聞いてきました。

私は、『片付けパパの最強メソッド ドラッカーから読み解く片付けの本質 』(インプレス社)の出版を心から楽しみにしていた大村ファンの一人です。

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片付け×ドラッカー×価値観・ミッション×ミツバチを理解する

大村さんは、大手電機メーカーでサラリーマンをしながら、自分の人生を見つめ直して、学び、人と出会い、さまざまなインプットを自分で咀嚼して、ワークショップや登壇するコンテンツが洗練されていきました。

苦節何十年とは違い、約5年程度で、成し遂げてきた変化の数々。

それらの変遷を近くで、場合には離れながらも見てきた私は、昇華されてきたものが本となるということは、

「片付け」とは3つのフローで人生とも通じるもの

「整理収納アドバイザー1級」を取得する女性は多いものの、男性の取得者は800人程度で、サラリーマンとして取得している人は少ない状況です。

大村さんが片付けと出会ってのは、特別な話ではなく、ご自身の家の中を片付けなければ、という誰もが抱える課題に対して、プロのアドバイスを受けて、片付けが実現できたことから始まっています。

「整理収納アドバイザー」であれば、片付け本や個人宅の片付けの指南(アドバイス)がメインになります。

ところが、大村さんは、その道とは違う方向で進んでいきます。

おそらく、自分探しを続けていくなかで見つけた一つの武器が「片付け」だったのだと思います。

同時期に、コミュニティやイベントに関わる汗をかくことを続けていくなかで、知見を広げ、人脈を広げながら、学んできたピーター・F・ドラッカーの経営やマーケティングの思考が加わって、独自性を発揮しています。

予備知識や大村さんのことを知らないままで、『片付けパパの最強メソッド ドラッカーから読み解く片付けの本質 』を読んでしまうと、おそらく、違和感や不思議な感覚に包まれるのが想像できます。

・専門性×専門性による希少価値

男性目線での「片付け」理論と考え方 × ドラッカーの経営・マーケティングに関する理解 という他の人にはない専門性の掛け算が生まれて、この本の前半部分は成り立っています。

さらに、人やコミュニティとの交流からの刺激 × 価値観・ミッションの発見 という掛け合わせも加わり、大村さんの片付けメソッドはオリジナル性を輝かせています。

これは、藤原和博さんが書籍で伝えられていた、「1万人に一人の希少性」の確保の話とリンクします。

まず、ある分野で集中して、100人に1人の希少性を確保する。次に違う分野で、100人に1人の希少性を確保できれば、掛け算で1万人に1人の希少性を確保できたことになる、という話です。

・整理するために選択と集中に徹していた

大村さんは、30代までの自分の生き方、働き方を見つめ直して、大好きだったお酒をやめて、ダイエットにも成功し、マラソン大会で完走して、効率的な働き方も身につけながら、自分探しを続けられました。

家族を大切にし、自分のやりたいことと仕事のバランスを取りつつ、パラレルキャリアを目指すという強い意志は、私と出会った頃から何も変わっていません。

その結果、無駄なものは捨て去り、大切なもの、大事にすべきもの絞ってリソースを集中していきました。

変化の様子を見ていながらも、オーバーワーク的になっているのではないかと心配するほどでしたが、自分の中で取捨選択をしっかりとされてバランスを整えていきながら、ワクワクされている姿が印象に残っています。

人生も人間関係も整理・収納・維持の片付けの3つのフローで成り立つ

ある日、大村さんが人生も人間関係も片付けと同じなのだと話されているのを聞いて、戸惑ったことを覚えています。

人生や人間関係をロジカルに割り切って考えられるのだろうか、というのが当時の私の心境でした。

個人がミッションを見い出すために、価値観ババ抜きのワークショップの手法を取り込みながら、自らの価値観に気づいてもらうことに努めていました。

大村信夫さん登壇のサードプレイス・ラボの開催レポート記事

ミッションの明確化(整理)、達成への準備(収納)、習慣化(維持)まで伝えられる人に変貌を遂げていました。

おそらく、普通の人間は、自分の目指すゴールが曖昧で、準備もできずに、ルーティンにもならずに、時間だけが過ぎ去っていきます。

目の前の享楽があれば、余計なことを考えても仕方ないという楽な方向に流されるのも人間の性(さが)なのかもしれません。

片付けを軸にしながら、様々なものを連携していくことで、大村さんのメッセージは洗練されていき、出版にまで至っています。

苦しみ悩み、もがいた先に見出したものだから、多くの人に届く

大村さんの全てを知るわけではありませんが、ここまで至るのに、相当苦しみ、悩み、もがいていたというのは察することができます。

トライ&エラーを繰り返しながら、とにかく行動して、考えて、修正して、また行動するということを続けていき、講演内容もブラッシュアップを繰り返し、コンテンツのスライドもバージョンアップしながら、歩んできたのは理解できます。

大村さんの講演・登壇イベントへの参加レポート記事

その結果、自主開催だけでなく、登壇者としてセミナーや勉強会に呼ばれ、取材を受けつつ、(彼が所属している企業ではない)一般企業からの講演・セミナー・ワークショップも展開していきます。

とにかく、新しい情報や細かい修正、魅力ある人とのつながりによって、パラレルキャリアを実践するサラリーマンという、以前、目指していた姿に辿り着いています。

なりたいものがあっても、うまくいかず、早々に諦めて、次のこと、楽な方向に走ってしまう人が多いなかで、自分自身と向き合い、得意なことに集中して、周りの人に任せて協力しながら進んできた大村さんは、多くのファンを抱える人気講演者になっています。

様々な経験を経て、研究・鍛錬を繰り返してきたことで、経験値が高まり、質も高まってきたわけです。

<参加者延べ2000人以上、満足度96%超の大人気ワークショップがパワーアップして待望の書籍化!>

私と大村さんの関係の歴史

私と大村さんが知り合ったのは、徳本昌大さんを介して、ドラッカーの勉強会へ誘われたことから始まります。

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月1回の勉強会に向けて、準備をする事務局として頑張る大村さんの姿が眩しいものに見えました。

私は、大村さんをサポートするとい意味で、事務局(幹事)見習いとして関わっていくことになります。

コツコツと続けている大村さんのやり方に感服しながらも、私は翌年以降の運営について、変更を遂げたいという気持ちが湧いてきたので、大村さんに提案をしました。

大村さん自身も、自分の方向性のシフトチェンジを考えていたタイミングでした。

その結果、誕生したのが、サードプレイス・ラボ へと引き継がれて変わっていきました。

私は大村さんに誘われるイベントやコミュニティへの参加を喜んいましたし、2人で始めた朝活も頑張っていたことを懐かしく思い出します。

袂を分けるというよりも、それぞれの道を考えて、別々の方向で動いていき、いくつかの食い違いやズレもありました。

ライバルというよりは同志な関係だと私は考えているので、仲良しグループとしてだけの関係はうまくいかないと理解していました。

私が、講演や登壇をしていこうという立ち位置ではないため、同じ土俵ではないのです。

ステージに立つ演者よりもプロデューサー思考の強い私には、長時間、多くの人を楽しませる話術などのスキルは足りないと気づいていました。

私は場を作り、盛り上げていく側の役割が好きで、その中でこそ輝ける存在です。

今回、出版にあたり、コミュニティに関するインタビューをお願いしたいと大村さんから依頼があって、お答えした内容が書籍の一部に盛り込まれていることを、心から嬉しく感じています。

人生は一度しかない!時間と命を大切に生きろ!

大村さんの講演の中で、必ず出てくるのが、時間と命、ご自身のライフヒストリーです。

生い立ちと自分の人生を振り返って、何が大切なのか、あるべき姿に向かって生きようというメッセージと、人と人をつなぐミツバチであろうとする思いは、今までも多くの人に支持されて、今後も、多くの人に理解され、共感されていくことでしょう。

たった一度しかない人生を自分がどう生きるのか?

この命題に対して、真摯に向き合い、自分を変革してきた大村さんのデビュー本は、現役ビジネスパーソンを中心に胸に響き、背中を押してくれる一冊です。

是非、この本を読んでいただき、感想を大村信夫さんにフィードバックしてあげてください。

大村信夫さん公式サイト & SNS

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投稿者プロフィール

安斎 輝夫
安斎 輝夫
【サードプレイス】ブロガー 、安斎輝夫。長年サラリーマンとして家庭と職場だけの生活に疑問を持ち、2017年から「サードプレイス」を研究・実践し、人と人をつなぐコネクターな存在になろうと決める。
Expand your life with energy and support. というミッションを定めて、人生を一緒に拡張していける仲間を増やすために活動を展開。月1回のリアルなイベント「サードプレイス・ラボ」の運営するリーダー(主宰者)。また、6人で執筆する、週刊「仲間と一緒にワクワクしながら、大人が本当の夢を叶える!サードプレイス・メルマガ」(まぐまぐ)の編集長。Facebookページおよびグループの「サードプレイス・ラボ」も運営中。