山口 貴大（ライオン兄さん）さんの
だって、月5万円で１億円って、道のりが遠すぎると感じるのは、私だけではないでしょうから。
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１億円という単位が個人から見ると遠い世界
事業規模であれば、億という単位は特別なことではありません。
ただ、個人の資産として億となると、資産家のイメージがあり、庶民には遠い世界だと思われがちです。
結局、総額として１億円を貯めることにゴールを設定するのではなく、運用しながら、１億円を生み出して、使い切るといった感覚がなかなか理解できないから、仕方ないのでしょう。
「年金＋分配金＞生活費」の達成が理想
労働収入がなくなった後の老後生活の理想は
年金収入＋新NISA口座の高配当株からの年間配当収入＞毎年の生活費
という状態です。
今まで、私が書籍などで学んできた投資方法の中に高配当株の配当収入に関するものは、比較的スルーをしてきました。
ただ、米国株などでは高配当株が多いのは事実で、この配当収入をコンスタントに得られる資産の母体（資産運用総額）が作れれば、無謀な話ではありません。
もちろん、年金収入だって、将来、どこまで減ってしまうのか、インフレにより、必要となる資産額は予測ができない未来の話なのは事実です。
高配当という配当収入を得て、生活費にするためには、それなりの投資額が必要であり、その準備には、新NISAが最適という考え方は納得です。
米国株の配当収入の場合、二重課税などの問題もあり、確定申告などの処理は必要ですが、ただ、積み上げた資産を取り崩すという不安な状態よりは、資産そのものが目減りすることのないアプローチは、資産家の姿そのものだと感じました。
老後に向けた資産は減っていくしかない、と誰もが考えるから
確定拠出年金、IDecoや新NISAを使って、現役世代として長期の資産運用・構築を図ったとして、一定額の資産を築けたとしても、老後は、ここを取り崩すという前提があるからこそ、不安が頭の中をよぎるのです。
コツコツと積み上げて作り上げた資産が、みるみる減っていく、自分が衰えていく状態で、寿命が尽きるまで保てるのかは、答えが見えない戦いです。
もちろん、取り崩して減っていかざる得ないのは、自分が労働収入を得るわけではないのだから、当然と言えば当然の話。
でも、そこを配当収入（不動産投資であれば、家賃収入も類似）という形で、コンスタントに手元に入ってくるとしたら、精神衛生上は、安心できるはずです。
なかなか、ここまでのゴールを考える余裕は庶民にはないのですが。
自分も確定拠出年金（401K）とNISAで資産が増えてきた
私自身、約25年の確定拠出年金の運用と、1年ほどのNISA、個人的に積み立てていた投資信託などにより、資産は増えてきました。
しかも、資産規模が大きくなると、変動額の振り幅も大きくなります。
暴落とは言わずとも、下降局面もありましたし、年間通してダメージを食らったこともあります。
それでも、ドルコスト平均法を信じて、コツコツと毎月積み立てた効果は、株式市場の影響を受けつつも、確実に増えてきました。
始めた頃は、どれぐらいの金額になるのか、想像もしていませんでした。
月々の積立金額×年数をベースにしつつ、そこからどれぐらいブレるのか、悩むよりも、実践しておいたことに感謝です。
FIREをできるほどの資産でも、自慢するほどの金額でもないですが、このペースで、現役ビジネスパーソンを辞めるタイミング（働かなくなる）まで続けられたら、なんとか将来は、生きていけるはず、と考えています。
せっかく始めた資産運用ならゴールを考えて、知識も蓄えよう！
月5万円を積み立てて、１億円になるかどうかは、本人の判断と知識、行動次第です。
せっかく、資産運用に取り組むのであれば、目標は設定した方がいいと思いますが、人生は予定通りにはいかないですし、株価市場も読めません。
誰だってわからない未来とはいうものの、ゴールを設定して、着実に知識を蓄えて、継続していけば、ある程度の資産構築は誰にでもできるようです。
この本に限らず、実際に資産を作った方は、庶民の方も多くいらっしゃいます。
先祖や親の資産がなくても、自ら作り上げることができるというのは、夢がありますよね。
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投稿者プロフィール
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【サードプレイス】ブロガー 、安斎輝夫。長年サラリーマンとして家庭と職場だけの生活に疑問を持ち、2017年から「サードプレイス」を研究・実践し、人と人をつなぐコネクターな存在になろうと決める。
Expand your life with energy and support. というミッションを定めて、人生を一緒に拡張していける仲間を増やすために活動を展開。月1回のリアルなイベント「サードプレイス・ラボ」の運営するリーダー（主宰者）。また、6人で執筆する、週刊「仲間と一緒にワクワクしながら、大人が本当の夢を叶える！サードプレイス・メルマガ」（まぐまぐ）の編集長。Facebookページおよびグループの「サードプレイス・ラボ」も運営中。