健康であるために、何を食べるのかをトータルで考えるしかない!

栄養のことを色々と学び、自分のダイエットと健康に向き合っている日々が当たり前になった私にとって、ハーバード大学医学部講師・医師の濱谷陸太さんの『予防医療の医師が教える 最小の努力で最大の効果を得る食事学』は納得感に溢れる一冊でした。

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何を食べるか、食べない・減らすかを考えるのが食事学

何が身体に悪い、栄養として効果があるのか、食材を見て、あれこれ議論をするのは悪くない。

でも、1つの食材・食品だけを取り上げて、多く摂る、もしくは、一切食べないと決めることがゴールなのかというと、私には疑問がありました。

毒物ではない食べ物を口にする、体内に入れて栄養として吸収するという考えからすると、何を食べて、何をあまり食べないのか、減らすのかということをトータルで考えることが重要なのだという、濱谷さんと近い考えを私自身が持っていたのだと思います。

本質的な食習慣・食事を見直してみること

『予防医療の医師が教える 最小の努力で最大の効果を得る食事学』の中で、食習慣の改善について、以下の3ステップがあることが述べられています。

ステップ1 「〇〇(食材や栄養素)が健康に良い/悪い」という考えを捨てる

ステップ2 自分の今の食習慣を知り、目標とする食習慣を定める

ステップ3 具体的に、最も効率的に食習慣を改善させる戦略を立てる

ここで大事なのは特定の食材や栄養素に縛られないことです。

どうしても、⚫︎⚫︎が良い、悪いという二択の善悪論に私たちは縛られてすぎていて、本当の意味で、どんな食事をすればいいのかがわかっていません。

自分が何をどのように食べているのか、そこにどんな問題があるのかを知り、どんな食習慣にしていくのかを決めるという地味なアクション。

そこにこそ、足りていない食事の部分と、過剰になっている部分をバランスとして見直して、何を食べるのか、どう食べるのかに向き合って、実践するというアプローチ。

至極もっともで、正しい反面、逆に言えば、欲望とか今までの食習慣に縛られているとなかなか変えていくのが難しいのも事実。

科学的根拠を持って、食事を見直すと言われると、理解はできつつも、実際のところ、本当のエビデンスは何であって、どこまでが正しいのか、もしくは、都合よく作られたストーリーなのかを見定める目という知識を持つのは実は難しいものです。

カロリーに縛られもせず、自分の求める身体のために

『予防医療の医師が教える 最小の努力で最大の効果を得る食事学』という本が正直であるだけに、これだと断言してくれない部分は、健康本のシンプルな善悪メッセージに慣れていると、違和感があるのも間違いありません。

大体は、食事・健康、ダイエットとなれば、カロリー計算、PFCバランスといった、標準的に正しい考え方を全面に出されて取り組むようなアドバイスはあるものの、結局、人間も個体差があるのは当然で、自分にとって、最適な食事、身体は何かという、大事な原点に戻らないと見誤ってしまうのでしょう。

当然ながら、健康体となると、病気を抱えずに、病気にかかりそうなリスクを減らした食事(栄養)と運動などの日常の習慣をどう作るかがポイントになります。

1食、1食材単位でナーバスに考えるとしたら、食事そのものは楽しくなくなります。

食べすぎた、偏ったと思えば、次の食事以降でバランスを求めればいいし、100%オーガニックなものを食べることをゴールにする必要もない。

ただ、身体に良くない食習慣、生活習慣はできるだけ減らすことが、予防医療の観点では大切なことなのです。

例えば、果物が身体にいいのか、どうかという議論を考える

例えば、果物が身体にいいのか、どうかという議論を考えてみます。

栄養素として必要なものもある反面、最近の果物は、昔に比べたら、甘さが増しています。

つまり、糖度という観点では、品種改良などの影響を受けてポジティブになっている反面、その糖度は、個人の血糖値を上げるかもしれないという問題が生まれてしまいます。

では、一切甘くない、果物を栄養素とだけ考えて食べるのかと問われたら、サプリで十分事足りてしまうわけで、それほど求めないことになります。

どの程度、どんな果物をどれぐらい食べるのがいいのか、数値というデータで見ること、トータルのバランスで考えること、これらをMIXしなければならないとすると、食事が科学である反面、日常生活の一部だと捉えると、面倒でしんどくなってしまう。

では、食べ過ぎない、偏らないという範囲で、他の食事と含めてどの程度、食べるのかという学校給食の献立メニュー的な発想で考えることが大切なのでしょう。

食事は生きていくためには不可欠!だからこそもっと大事なものだと考えないといけない

食事、健康・ダイエットに関する本は、レシピ本まで含めて、色々と読んできて、知識はたくさん積み上げてきました。

身体に良くない添加物、たくさん食べてはいけない食材なども頭に入っているものの、どうしても食べたいと思う時があります。

ファーストフードとかって、目に入り、欲望として食べたくなるのは、現代人なら仕方のないことかもしれません。

となると、1食ごとに捉えるのはなくて、1週間、1ヶ月、1年という期間の単位でどれぐらいまでは許容できるのか、もしくは、全体的なバランスを持って、自分の身体と健康と向き合えるかが全てなのだと理解しました。

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投稿者プロフィール

安斎 輝夫
安斎 輝夫
【サードプレイス】ブロガー 、安斎輝夫。長年サラリーマンとして家庭と職場だけの生活に疑問を持ち、2017年から「サードプレイス」を研究・実践し、人と人をつなぐコネクターな存在になろうと決める。
Expand your life with energy and support. というミッションを定めて、人生を一緒に拡張していける仲間を増やすために活動を展開。月1回のリアルなイベント「サードプレイス・ラボ」の運営するリーダー(主宰者)。また、6人で執筆する、週刊「仲間と一緒にワクワクしながら、大人が本当の夢を叶える!サードプレイス・メルマガ」(まぐまぐ)の編集長。Facebookページおよびグループの「サードプレイス・ラボ」も運営中。