自分のAIと対話で戦う社会学者!AIは完璧じゃないと理解して組み合おう

自分のAIと自分が対話することで何を感じるんだろう?

AIは、確かに便利だし、有益な時間も生み出せるような気がする。

吉見俊哉さんの『自己との対話 社会学者、じぶんのAIと戦う』はとても面白い切り口で書かれた一冊でした。

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AIは自分の分身になりえるのだろうか

あなたは、AIへの畏怖感や恐怖感をいつの間にか失ったような気がしませんか?

彼らとどう付き合うのか、果たして自分の分身として付き合える存在、パートナーになりえるのかってことが、今、注目されています。

この課題にチャレンジしたのが、この本自己との対話 社会学者、じぶんのAIと戦う』なのだと思います。

AI吉見くんと吉見俊哉さんの4つの対話を読みながら楽しむ

自己との対話 社会学者、じぶんのAIと戦う』の中で対話している「AI吉見くん」は、生身の吉見俊哉さんの過去45年間に書いてきたテクスト、著者や論文、細かなエッセイやインタビュー記録、活字にならなかった研究ノートまで機械学習をしている存在だという。

その前提を踏まえて、社会学者としての対話、大学の人口減少問題の対話、東京一極集中が止まらないのはなぜかという対話、21世紀はなぜうまくいかないのかという対話の4つが並んでいます。

AI吉見くんと吉見俊哉さんの対話は、クロスオーバーするようで、人間側の吉見さんがAI吉見さんの間違いを指摘することが繰り返されます。

AIが正しくないという実証をしている姿を何度も目にします。

とても面白い部分です。

AI吉見くんは反論するではなく、素直に謝っているし、究極的に無理なものは無理と最後には答えています。

AIは絶対的に正しいわけじゃないし、読書もできない

自己との対話 社会学者、じぶんのAIと戦う』において、AI吉見くんは、正直に語った点として、自分は読書ができないと認めた点は秀逸でした。

以前、『AI vs. 教科書が読めない子どもたち』(新井紀子著)を読んだことを思い出しました。

東ロボたちも、読解力がないとされた話と、今回、読書はできないと語ったAI吉見くん。

時間が経過しているので、AIとしては、精度が上がっていても、この部分は乗り越えられないというのが衝撃でした。

彼らは莫大な情報量を拾い上げて、繋げることはできても、本質的な理解まで伴っていないのだと思うと、今回の企画も、まだまだ、人間が読書という武器、読解力という武器は鍛え上げていくべきものだと再認識できました。

ブログのアイデア出しのパートナーとしてはいいけど、AIに任せて良い記事が書けるのか

このサードプレイス・ブログで新しい記事を書こうと思って煮詰まると、アイデア出しのパートナとして、生成AIと壁打ちをすると、新鮮な気づきがあります。

そんな素材、テーマを紡いで構成を考えてくれるのかと思うと、頼もしい存在。

試しに、何本か、素材、切り口を、AIの作った構成案でブログ記事にしてみたものが数点あります。

スピード感と、それなりの良さげな雰囲気で仕上がったのですが、どうにも物足りない。

私の経験や思いというのは、生成AI側では持っていないため、説明文章としては立派なのに、面白みがないのです。

人間臭さがないという点は、AIだからこそとも言えるのですが、それを読んだ人間がどう思うのか。

最近、AI活用100%に近いコンテンツを見かけますが、どうもしっくりこない。

奥行きがないというか、物足りなさが残るのは、ここに人間の介在の意味を感じるのは私だけではないのではないでしょうか。

AIに負けない知性を持って、彼らに「間違えました」「すいません」と言わせよう

吉見さんではなくても、AIと向き合うときに、パートナーとして活用しつつも、相手とのキャッチボールを繰り返すのは、なかなか興味深い。

まさに、自分の壁打ちをしてくれる存在であり、精度が良くなると、こちらに投げかけもしてくれて考えさせてくれる。

その上で、彼らとやりとりをして、AI側が「間違えました」「すいません」と詫びてきたら、吉見さんのように快感を、まるでAIへのマウンティング(AIへのハラスメントとも言える?〜)ができたら、今までで感じたことのない満足感があるのかもしれない。

一方で、自分の思考が偏ったり、間違っているときに、ブレーキをかけてくれたり、別の視点を当ててくれるのが、AIならば、最高のパートナーとも言えるはず。

この辺り、やはり、AIとの向き合い方、付き合い方をアップデートしていかなければいけない時代を私たちは生きていると認めるしかないのだと、私は考えています。

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投稿者プロフィール

安斎 輝夫
【サードプレイス】ブロガー 、安斎輝夫。長年サラリーマンとして家庭と職場だけの生活に疑問を持ち、2017年から「サードプレイス」を研究・実践し、人と人をつなぐコネクターな存在になろうと決める。
Expand your life with energy and support. というミッションを定めて、人生を一緒に拡張していける仲間を増やすために活動を展開。月1回のリアルなイベント「サードプレイス・ラボ」の運営するリーダー(主宰者)。また、6人で執筆する、週刊「仲間と一緒にワクワクしながら、大人が本当の夢を叶える!サードプレイス・メルマガ」(まぐまぐ)の編集長。Facebookページおよびグループの「サードプレイス・ラボ」も運営中。