第4回 サードプレイス・ラボ  「夢リスト100」と「Do Not List」

10名の参加者を集めるぞ!という気合い

私が、個人主催でイベント系を始めたのは、2017年1月からです。今までは、セミナーや勉強会に参加する一人に過ぎませんでした。

色々な企画に参加すると新たな刺激を受けられます。自分の知らないことや、忘れていたことに気づいたり、同じ目線の参加者に囲まれて、心地良く、満足できれば最高でした。

昨年、大村信夫さん が主催する「ドラッカーの名言 学び実践会 2016」を途中から事務局見習いとして手伝うという運命的な縁に結ばれました。

大村さんが、毎回の告知、会場の手配、講師のアサイン、参加者募集、連絡窓口など、プロ顔負けの汗をかく姿に感動しました。ここまで献身的に活動できる人は、なかなかいないのは当然です。

大村さんも私も、サラリーマンですから、本業に手を抜かずに、しっかりと段取りをして、開催するのは大変な時もあります。

ただ、この経験によって、参加者から主催者に立ち位置が変わることで、得られるメリットも大きいのです。参加者同士のつながりと比べて、濃密な関係になる可能性があるからです。

今回、「夢リスト100」と「Do Not List」を理解して、参加者に書いてもらって、シェアしようというのは、第3回の企画段階でイメージが湧いていました。

問題は、参加者数と、それに見合う場所・環境の問題です。狭すぎる会場では問題がありますし、広すぎるとコストが嵩みます。

今回は、自分以外に、10名を集めると決めた私は、1か月間、いろいろと手を尽くして、1人でも多くの方にアプローチをして、「サードプレイス・ラボ」を知ってもらうことに全力を注いできました。

おそらく、通勤往復時間の大半を注ぎ込んで乗り切りました。電車に乗り過ごしてしまうこともありました。

特に、10名を集めようと思うと、今までの接点があるメンバーだけでは足りず、新規の参加者を確保することが課題でした。

結果として、私と何らかの接点を持つ方々しか集まりませんでした。
人数も私を含めて8名でした。

今、30名や50名、100名が一斉に集まって、「サードプレイス・ラボ」が回せるだけの力は、私にはありません。顔と名前が一致して、コミュニケーションを取れる人数となると、15名程度までと考えています。

他の予定との調整で、こちらを希望されなかったとしたら、私の魅力、コンテtンツの魅力、サードプレイス・ラボの伝えたいメッセージやワクワク感が伝えきれなかったということにつきます。

ただ、漠然とした期待と様子見をしてくれている方、応援してくれているが調整しきれない方、といった潜在的な参加見込みの方々との接点をしっかりと持てる存在になりたいと考えています。

銀座の夜に「夢リスト100」を知り、書き、発表すること

銀座での開催第2回。ワクワクする雰囲気と緊張感。「夢リスト100」を書く理由、その結果、夢が叶う話など、前段で私が伝えてから、自己紹介となりました。(私自身が舞い上がり、段取りを間違えました)

次に、アドバイザーの徳本昌大さんによる、今回のテーマに関するトークタイムを挟んで、短時間ではありますが、ワークをしてもらいました。第3回同様に、書いたことがある人が半分、初めて書いたり、書いている途中の方が半分でした。

私は、今回、2名の参加者に事前に依頼していることがありました。

一人は、こころメンテナンスセラピストの吉村竜児さん です。

第3回の開催時に、夢リストを初めて書いていた、吉村さんに、翌日は卒業式のPTA会長の式辞を読むという話を聞いて、「感動される式辞を読む」という夢を書きましょう!と提案しました。その内容を、今回、発表してもらいました。

「応援する仲間がいる」という話の部分で、思わず、うるっと来てしまう自分がいました。私が、「サードプレイス・ラボ」に込めているメッセージを織り込んでくれていたことです。

吉村さん自身も、この部分は、「サードプレイス・ラボ」の集いをイメージして書いたとおっしゃってくれました。

卒業式のセレモニーでの式辞は、ひな形通りに話をすることで無難にやり遂げる方が大半です。当事者である児童・学生へのメッセージ。親御さんや先生、地域の方への感謝の言葉を伝えるというスタイル。

それだけに、平均点は取れても、相手に感動を与えるスピーチにはなりづらいのは仕方ないのかもしれません。

吉村さんは、この式辞で人を感動させるという夢をかなえることができました。
前日に、あえて、言葉にして発表したことが背中を後押ししたといえるでしょう。

もう一人は、「うつ病を自力で克服した」ココロとカラダの整体師、渕脇 毅さん です。第2回の「サードプレイス・ラボ」開催時に、私が、渕脇さんの夢を発表して欲しいとお願いをしました。

渕脇毅さんは信頼のできる方です。

渕脇さん自身がうつ病を患い自分で克服し、整体師として活躍するというストーリーが、私の中では大ヒットする方で、人間としても尊敬できると感じていたからです。その際に、渕脇さんの語った、外に出ていう整体師、法人に入り込める整体師・カウンセラーとして困っている人を助けたいという思いを聞いて、私自身、なんとかこの夢をかなえる方法はないかと探していました。

私の本業との兼ね合いで、アイデアを広げればチャンスが広がるかもしれないとひらめいて、1か月半ほどの時間を経過しながら、取り組んだ結果、渕脇さんにとっても新しいチャレンジができる経験を提供できることになりました。

「本当にありがとうございます。」

感謝の言葉を受けながらも、私自身の夢ともリンクしていたことに驚きを隠せませんでした。

このように、夢を語り、お互いの脳や知恵、経験を組み合わせることで、やりたくてもやれなかったことが実現できるチャンスが広がり、わくわく感を得て、叶っていくプロセス。一人では到達できないので、誰かの力が必要になります。

自分の為に何かをしてほしいという「くれくれ星人」ではなく、相手の為に何かヒントや情報、知り合いはいないのか、というサーチをかけておくことで、思わぬところで、意外な展開が生まれてきます。

この思考が、Giver になるという意味です。自分軸を捨てるのではなく、相手軸で何を自分ができるのか、を考えてみる癖づけができるかどうか。ここは、サードプレイス参加者のマインドとして、重要なポイントになります。

すべては、個人が夢を言葉にしたことから始まるのです。

その言葉を人に伝えるという勇気を持てたことからつながるのです。

それを聞いた側が、Giverな精神を持って、考えてみる。

ここまでできれば、サードプレイスのレバレッジが、人生を変えていきます。

どうせできない、自分には無理という、後ろ向きの発想で終わるのではなく、達成したら、どんなに楽しいのかというイメージを広げて、仲間を得ていけば、ワクワクな人生に変貌していきます。

もし、100個の夢がすべて叶ったら、自分の人生は別のステージにたどり着くと思いませんか?

私にもできるのだから、あなたにもできます!!これは約束できます。

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投稿者プロフィール

安斎 輝夫
【サードプレイス】ブロガー 、安斎輝夫。長年サラリーマンとして家庭と職場だけの生活に疑問を持ち、2017年から「サードプレイス」を研究・実践し、人と人をつなぐコネクターな存在になろうと決める。
Expand your life with energy and support. というミッションを定めて、人生を一緒に拡張していける仲間を増やすために活動を展開。月1回のリアルなイベント「サードプレイス・ラボ」の運営するリーダー(主宰者)。また、6人で執筆する、週刊「仲間と一緒にワクワクしながら、大人が本当の夢を叶える!サードプレイス・メルマガ」(まぐまぐ)の編集長。Facebookページおよびグループの「サードプレイス・ラボ」も運営中。