最近、自分が子どもの頃の写真を見る機会がありました。
当時の建物、人物ともに変わったり、亡くなっています。
それだけ長い時間が過ぎ去ったのは間違いなく、写真を見ながら、記録から記憶が蘇りました。
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変わりゆく街に、消えない記憶を重ねて
かつて身近にあった建物や街並みも、時の流れとともに姿を変え、やがて記憶の中だけの存在になっていきます。
人口減少や高齢化が進む日本では、古びたニュータウンや商店街から人が離れ、地域の活気が失われる一方、再開発によって新たな役割を得る施設もあります。
我が子が通った保育園も閉園し、現在はダンススクールとして子どもたちの笑顔を支える場所になりました。
建物がなくなっても、そこで過ごした時間や思い出まで消えるわけではありません。
変わりゆく街の姿を通して、地域の未来と、私たちの記憶に残る場所の意味を考えます。
過去のニュータウンも古びている中で、どう生き残るのか
ニュースや情報番組の中で、かつてのニュータウンが建物も街も古びてしまい、当然、住人たちも年老いていて、活気がないというものを目にした人は多いのではないでしょうか。
当然ながら、地方都市、田舎に行くと、人口減と高齢者の多さに驚かされて、ゴーストタウンとは言わないまでも、息を潜めた雰囲気と静けさに寂しさが漂います。
ヨーロッパの街であれば、古びた建物がそのまま維持されて、住む人が変わっているだけ、ということが多いと聞きます。
アメリカであれば、中古物件をリノベーションして、長く生かして住んでいるという話もあります。
その点、日本は、新築神話が根強く、古びた建物、街には魅力がないと捉えられて、若者を中心に離散しています。
結果として、住民の偏りが過疎を進めていき、町の活気を奪います。
しかも、日本は地震や台風を筆頭に災害も多く、突如として街並みが崩壊する事例も、立て続けに発生しています。
人が減り、サービスが滞ると、人は土地を離れて、便利な街へ移り住むことになります。
均等に成長を遂げる街では意味がない!魅力の問題が大きいから
昭和の高度成長期なら、都市部も地方もある程度、成長を遂げるために、インフラも環境も整っていた時代があります。
均等とは言わないまでも、ある程度、同レベルのサービスを受けて過ごせるのが日本の良さだったのだと思います。
でも、もはや、地方のロード店のように、どこにでもある商業施設のチェーンが並び、地方の個性や魅力が乏しくなると、住んでいる街、土地に愛着が湧かなくなります。
元々、日本人は、転居・引っ越しを柔軟に行なっており、賃貸の物件が増えてから、加速してきたのは間違いありません。
そうなると、便利な街、魅力のある地域に人は移り住み、没個性の小さな町は、人口が減り、税収も減り、補助金があっても余裕のないという展開になっています。
となると、地域格差が広がるのは自明の理と言わざるえません。
我が子の保育園の後の施設はダンススクール施設に!
もちろん、建物や街並みにも寿命というものはあるので、再開発という名の下で、大きく変貌を遂げることがあります。
長らく、その土地の代表だった建物、施設が消えていくことは寂しくもありつつ、必然です。
我が子の保育園は、今は、ダンススクールになりました。
当時、預けられる保育園が見つからずに困っていた我が家にとって、急遽、改築された保育園は、実績・評判はなくても救いの神でした。
毎日、自転車に子どもを乗せて送ったり、迎えるという日々。
小規模な環境で優しく育てられている雰囲気に、私は満足していました。
ただ、保育園経営という点での問題か、数年後に、閉園になり、しばらく空きテナントだった施設に、ダンススクールができ、今は、子どもたちが楽しそうに踊っています。
もう、記憶と、スマホの画像のなかに当時の保育園があるだけで、姿・形はありません。
楽しく、公園に出かけ、遊び、昼寝をいていたことを成長した我が子は覚えていません。
当時の保育園の関係者とも連絡が取れるわけでもありません。
こうやって、古い建物や施設は新しいものに入れ替わります。
最近は、商店街の店も閉じてしまい、住宅に建て替わる姿も見かけられると、街並みや雰囲気は大きく変わるのは致し方ないものだと納得するしかないのでしょう。
街や建物はスクラップ&ビルドされても、記憶は残る
私自身の人生を振り返ってみても、幼稚園、小学校、中学校、高等学校、大学ともに、いずれも残っています。
もちろん、いろいろな変化があり、今後、無くなってしまうものもあるでしょう。
住んできた街も、久しぶりに訪れると、別の街のように大きく変化を遂げるのは、利便性も高まり、新しい雰囲気が漂うことで、多くの人が住む街であり続けるのは良いことです。
一方で、人口減少の日本において、資源も少ないので、きっとスクラップも中途半端なまま、廃墟になる建物、街は増えるでしょう。
東日本大震災後、福島原発の放射能の影響を受けた町は、復興の目処がたたないところがあります。
きっと、住居も焦点も、施設も古くなり、誰も戻ることがなく時の流れを待つのでしょう。
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投稿者プロフィール
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【サードプレイス】ブロガー 、安斎輝夫。長年サラリーマンとして家庭と職場だけの生活に疑問を持ち、2017年から「サードプレイス」を研究・実践し、人と人をつなぐコネクターな存在になろうと決める。
Expand your life with energy and support. というミッションを定めて、人生を一緒に拡張していける仲間を増やすために活動を展開。月1回のリアルなイベント「サードプレイス・ラボ」の運営するリーダー(主宰者)。また、6人で執筆する、週刊「仲間と一緒にワクワクしながら、大人が本当の夢を叶える!サードプレイス・メルマガ」(まぐまぐ)の編集長。Facebookページおよびグループの「サードプレイス・ラボ」も運営中。