わら半紙とは学校文化と手書き文化の象徴
子供の頃、学校で配布されるプリントにどんな紙が使われていたか覚えていますか?
わら半紙とは、元々は、稲藁や麦わらを原料とする半紙です。明治以降、藁を原料とするパルプから製造される洋紙を指していた。現在は、藁ではなく、中質紙や、更紙(ざらし)、あるいは単純に、再生紙を慣例的に指すこともあるらしい。
破れやすく、色もイマイチで、黄ばみやすい紙。
私の世代にとって、学校のプリントを象徴する存在は、わら半紙でした。今は、紙の価格が変わり、上質紙との価格差がないため、徐々に使用量が減っている存在。
考えてみれば、あの紙の山こそが、自分たちの義務教育の象徴的なものだったように感じられます。
今でも、小中学校はプリントの山だと聞きます。オフィスではペーパレスが進み、電子化されたドキュメント保管が常識になっています。学校環境も、ICTを推奨しているものの、現実的には紙の文化が主流なのは変わりません。
子供の頃、全員に配布していたあのプリントの山たち、全国の児童・生徒に配られた紙の総量はどれぐらいになったのでしょう。その紙たちは、今は、この世からは形を変えているのは間違いりません。
わら半紙の良さは、手書きの文字との組み合わせという記憶が強く染み付いています。一方、白い上質紙は、プリンターから出される無機質な機械的な文字の羅列。
両者の文化は違うと感じます。
手書きの日記と、ソーシャルメディアやブログで公開される日記。
この両者が似ているようで異なるのと同じように。
アナログとデジタルという画一的な分け方とも異なります。
わら半紙に書かれた手書きの文字が、今の自分のベースにあるということは、当時の親や学校の先生たちが教育・トレーニングのツールとして思いを込めていたような想像をかき立てられます。音も動きもない世界ですが、何とも温かいメッセージが込められていたような気がするのは私だけでしょうか?
<わら半紙>
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【サードプレイス】ブロガー 、安斎輝夫。長年サラリーマンとして家庭と職場だけの生活に疑問を持ち、2017年から「サードプレイス」を研究・実践し、人と人をつなぐコネクターな存在になろうと決める。
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