残業規制で誕生した「フラリーマン」へ!あなたのサードプレイスを見つけましょう!

「フラリーマン」とサードプレイスの関係とは

NHK「おはよう日本」で放映されて以来、「フラリーマン」という言葉は、批判もされつつ、時代をあらわすフレーズとして理解が広がっています。

フラリーマンの意味を調べてみると下記の通りの解説が発見できました。

仕事を終えて退社してから、まっすぐ帰宅はせず、ぶらぶら寄り道しながら帰るような勤め人(サラリーマン)を指す俗な言い方。

昨今では、政府が推進する「働き方改革」などの効果もあって退社後に比較的自由な時間が悖るサラリーマンが相対的に増えている。その時間を持てあまし、飲食店や娯楽施設で暇つぶしに興じてから帰宅するようなあり方も増えつつある。

[参考] フラリーマン (実用日本語表現辞典)

働き方改革、残業規制・削減の波の中で、定時や18時台には会社を出るというサラリーマンが増えつつあります。毎日、遅い時間帯まで残業するスタイルを長く続けてきた人ほど、途方に暮れているという現実があります。

会社勤めの独身女性は、仕事後に多様なスケジュールを入れていたので、友人との食事、ショッピング、習い事などで有効活用していた時間帯です。

このギャップは大きい。残業がなくなることで生まれる時間に何をしていいか、困るという日本のサラリーマンはミドル世代を中心に増えています。

極論としては、過労死などのように、過剰な労働時間に追われていたことに麻痺していたのも事実。

ふと、空いてしまった空白時間に何をすればいいのか。

毎日、自腹で飲み歩くほど、散在できるビジネスパーソンは多くない。また、不健康なことも理解しているので、ブレーキをかけてしまう。

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ただ、独身のビジネスパーソンならば、この自由な時間を有効に活用することを誰も咎めることはない。今回、フラリーマンに対して、賛否の意見が出ていたのは、夫と妻、子どもなどの役割分担が必要な家族の一員の場合に集中している。

「フラリーマン」は帰宅して育児や家事を手伝う「イクメン」族とは逆な存在?!

フラリーマンって、お気楽に遊んでいる存在なの?!ということで、家庭を預かる主婦たちを激怒させたという点が、議論の沸点です。

数年前から定着した「イクメン」「カジメン」という家庭生活の役割を積極的にこなす男性たちとは、明らかにライフスタイルが違う「フラリーマン」たち。

自宅に早く帰ることで生じる、様々な雑事からも逃げ出したいマインドがあるのが「フラリーマン」の本性だと言えます。

自分の時間を持て余し、ダラダラと、とりあえず面白そうなことに時間を使ってみる。

バブルの頃のように、お金を投じる趣味に興じる余裕はない。

結果として、フラフラと街を徘徊して、時間を潰す存在が「フラリーマン」だと定義されているように感じます。

今までのように、長時間、会社で仕事をすることが生きがいであり、大事な居場所であったビジネスパーソンは、このままではもったいない。

自分が夢中に打ち込めるようなことを見つけようという発想になれば、サードプレイスの必要性に気が付くのではないでしょうか。

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フラリーマンも本当はやりたいことがあるはず!!

言葉の響きからお気楽な印象が残る「フラリーマン」ですが、実態はどうなのでしょうか。

以前であれば、残業に追われて、くたくたになるまで働いて、夜遅く帰宅する企業戦士が日本のサラリーマンの姿でした。

時代が変わり、残業が抑制されても、仕事が残ることで「サービス残業」をしても職場に残るというケースが見受けられました。

働いても給料がもらえない、成果に繋がらないならば、早く帰って自分の時間を有意義に使うという発想は間違いではありません。

1日の中で浮いてしまった数時間を何に使えばいいのか、困っている姿を想像してください。

あまり幸せな存在とは言えないでしょう。

一方で、収入ダウンに苦しみ、この空いた時間をWワークに振り分ける方もいます。

働かないと生活が維持できないのだから、アルバイトでもやろうという生き方。

これも、どこか悲しいです。本当にやってみたいことをお手伝い程度に、お金はおまけ程度で考えていれば良いのですが、穴埋めと思うとつらい。

では、このフラリーマンのぶらぶらする時間を何に振り分ければいいのか。

やりたいことをやればいいじゃない!

なんとも簡単なアドバイス。バカにするな!と言われてしまいそうですが、実際は、この一言に尽きます。

やりたいことがないから、ふらふらしているのではないですか?

働くこと、土日に家族と過ごすことだけが人生の目的なのでしょうか?

本当にやりたいことはないのですか?

まず、やってみたいことを箇条書きにしよう!

職場では、会社や上司の指示で目標を設定して、こなしていくことが日常化していないでしょうか?

自分の仕事のはずなのに、冷めたスタンスで乗り切る理由は、仕事が自分の興味をそそらないから。

自分の役割程度の認識でいると、当事者意識は生まれてきません。

ふらふらする時間も同じだとしたら、つまないはず。

そこで提案です。

自分がやってみたいなあ〜と思うことを書き出してみて下さい。

あれもやってみたいかも。

それぐらいの軽さで良いのです。

とにかく書き出してみましょう。

次に、それをやる上で必要なものを追記します、

例えば、フットサルをやりたいとしたら、シューズやウェアが必要です。一人では出来ないので、一緒にやれる仲間がいります。楽しむには、体力も必要です。

必要なものの中で、すぐにできることと、できないことを仕分けてください。

これをやりたいことのなかで、気になるものをコツコツと書き出します。

さて、書き出した中で、すくできるものを丸く囲み、優先順位を決めましょう。

ワクワクしそうなものから選んでください。

これで、1番目のスモールアクションが決まりました。

いつやりますか?

ふらふらしていた、あの時間に予定として組み込んで下さい。

やってみて、イマイチであれば、次は他のものをやりましょう。

まさか、暇つぶしばかりを並べていませんよね?

はじめてみたら、意外にどっぷりとハマるものが出てきます。

少しだけ掘り下げたり、仲間を募ってみましょう。

あなたのサードプレイスが、人生をキラキラにさせてくれる日がやってきます。

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投稿者プロフィール

安斎 輝夫
【サードプレイス】ブロガー 、安斎輝夫。長年サラリーマンとして家庭と職場だけの生活に疑問を持ち、2017年から「サードプレイス」を研究・実践し、人と人をつなぐコネクターな存在になろうと決める。
Expand your life with energy and support. というミッションを定めて、人生を一緒に拡張していける仲間を増やすために活動を展開。月1回のリアルなイベント「サードプレイス・ラボ」の運営するリーダー(主宰者)。また、6人で執筆する、週刊「仲間と一緒にワクワクしながら、大人が本当の夢を叶える!サードプレイス・メルマガ」(まぐまぐ)の編集長。Facebookページおよびグループの「サードプレイス・ラボ」も運営中。