癖のある、バイプレーヤーが主役的なポジションを演じることで、評価を上げることもあれば、元のポジションが最適だったと感じることもあります。
佐藤二朗という役者は、長年、独特のキャラクター・個性を放ち、さまざまな作品の中で、味のある演技や役を得ていた存在です。
ただ、主役級かと言えば、バイプレーヤーとしてのポジションが中心。
今回の映画「爆弾」は、佐藤二朗氏が注目されて、評価されたのは納得できます。

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なんてシンプルなタイトルの映画なんだろう!
「爆弾」というタイトルを見て、どんな作品なのかイメージが湧きやすいのは、この単語が誰もに共通している印象を与えるからに違いない。
バーン!ドカーン!
派手な爆発シーンを思い描くのだけども、その背景にどんな人物、ストーリーを埋め込むのかがポイントになる、それが、映画「爆弾」なのだと思います。
取調室と現場の爆弾の駆け引き
「爆弾」の映画のストーリーは下記の通り。
酔った勢いで自販機と店員に暴行を働き、警察に連行された正体不明の中年男。自らを「スズキタゴサク」と名乗る彼は、霊感が働くとうそぶいて都内に仕掛けられた爆弾の存在を予告する。やがてその言葉通りに都内で爆発が起こり、スズキはこの後も1時間おきに3回爆発すると言う。スズキは尋問をのらりくらりとかわしながら、爆弾に関する謎めいたクイズを出し、刑事たちを翻弄していくが……。
スズキタゴサク(佐藤二朗)が、取調室で、刑事との駆け引きを続ける展開。
爆弾を仕掛ける能力もあり、相手の裏をかける知恵。
容疑者(犯人)は、相当頭がいいけども、見た目は冴えない中年オヤジ。
彼の予告・予言の通りに、爆弾が爆発していく姿は、恐ろしくもありながら、どこか滑稽に感じてしまうのは、翻弄されている警察側の人間の困惑が伝わってくるからでしょう。
誰が犯人を演じるかで、この作品は大きく変わるはず
犯人役、スズキタゴサクを誰が演じるか、でこの映画は評価が分かれたに違いない。
かっこ良すぎても、頭が切れる印象でもなく、冴えない、酔っ払いの中年男性のようで、相手と巧みに駆け引きができるような演技ができる役者。
【第49回日本アカデミー賞】「爆弾」で佐藤二朗氏が最優秀助演男優賞を初受賞したのもうなづけます。
下記、佐藤二朗氏の受賞スピーチは感動モノでした
彼でなければ、この作品の価値は高まらなかったはず。
無差別で酷い行為が爆弾だから
実際に、爆弾を使った事件・事故は、日本国内において、そこまで多くはない。
材料を集めることができても、爆弾を作り、仕掛けて、となると、色々と問題があるし、一歩間違えば、作っている途中で本人が命を落とすかもしれない。
小包爆弾的な、相手を特定して仕掛けるのとは違い、繁華街など人出の多い場所、オフィスなどに仕掛けるとしたら、どれぐらいの人が巻き込まれるかわからないのが爆弾です。
だからこそ、爆弾はテロ行為に使われて、世界中のニュースになっています。
基本的に、戦争同様に無差別で酷い殺害、加害行為なのは言うまでもありません。
エンディングがどこに落ち着くのか、まさか、ここで!
ブログ記事として、映画作品のエンディングまで語り、感想を書く方もいますが、私は、作品へのリスペクトも含めて、排除しています。
タイトルと展開は想定通りだったものの、ラストのエンディングにどう向かうのか。
途中から、私の意識はそこに向かい、過剰なまでの期待をして見ていました。
私の感想としては、「まさか、こんなラストが!」と言う思いには至りませんでしたが、原作の良さと、映画としての魅力を詰め込んだ終わり方とも言えるのかもしれません。
消化不良だ!と言うご意見があるのも、理解はできます。
いずれにせよ、一度、映画「爆弾」は見て欲しいですね。
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投稿者プロフィール

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【サードプレイス】ブロガー 、安斎輝夫。長年サラリーマンとして家庭と職場だけの生活に疑問を持ち、2017年から「サードプレイス」を研究・実践し、人と人をつなぐコネクターな存在になろうと決める。
Expand your life with energy and support. というミッションを定めて、人生を一緒に拡張していける仲間を増やすために活動を展開。月1回のリアルなイベント「サードプレイス・ラボ」の運営するリーダー(主宰者)。また、6人で執筆する、週刊「仲間と一緒にワクワクしながら、大人が本当の夢を叶える!サードプレイス・メルマガ」(まぐまぐ)の編集長。Facebookページおよびグループの「サードプレイス・ラボ」も運営中。



