複数のコミュニティに参加する時代がやってくる!
私たちは、無意識に、職場・仕事の顔、家庭・家族の自分、地域社会や趣味の中でのポジショニング、など色々な側面を持っています。
これらの役割に追われていると、表情にも、気持ちのうえでも、余裕がなくなります。理由は、楽しめていない部分が多いからではないでしょうか?
もし、1つ1つの役割を担う場所をコミュニティと捉えたら、複数のコミュニティに所属する人間となります。
たとえば、今、あなたが、自己紹介をするとしたら、どんな伝え方をしますか?
・名前 ・所属先(企業・団体名) ・仕事・活動内容 ・趣味 ・家族
初めての方と名刺を交換する際、上の3つを伝えるし、着目する。
名前、所属先、仕事・活動内容をお互いで確認する。ごく自然な流れです。
ただ、最近、私が本業以外で出会う人は、別のアプローチをしてきます。
2枚目の名刺、3枚目と複数のものを差し出してくるタイプの方です。
肩書きがキャッチコピーであったり、何をしているのか、すぐにはわからないという形式が不自然に感じなくなりました。
大事なポイントは、皆さんが笑顔で楽しんでいたり、積極的な姿勢で取り組んでいるのが印象に強く残ります。
落合陽一さんの提唱する「ワークアズライフ」な時代にシフトチェンジしていくのが理想的なスタイルなのだと考えます。
まずは、参加者の当事者意識からスタートしよう!
なぜ、旧来の仕事と家庭、地域活動などに参加することを役割と捉えると、淡々と過ごして、楽しくないのだろうか?
どことなく、義務的というか、楽しく過ごせていない部分があったり、とりあえずやっているという感覚では、当事者意識が生まれてきません。
自分の人生なのに、他人事。周りの環境に流されるだけの生き方は、果たして自分の人生なのでしょうか?
自分の人生をしっかり生きるという意味での当事者意識を大切にしないと、充実感と満足感の重なる毎日を送らないと、もったいないと思います。
コミュニティに複数参加する意味とは?
私は、落合陽一さんの『日本再興戦略 』を熟読しています。
彼の未来を見据えた魔術的な言葉や感が方には、説得力と魅力に溢れています。
海外のトレンドを日本に輸入するだけでなく、日本人が、何をするのが大事なのかを考えさせてくれる点も含めて、本当に良書です。
いろんなコミュニティに依存すれば、もっと楽しくなる。この部分は、今の私にとって、クリーンヒットしました。
私の仕事と家族以外と過ごす時間を、様々なコミュニティやイベント・セミナーに参加したり、主宰する側になる生き方は、刺激的であり、楽しいものです。
結果として、雑多なスケジュールになり、忙しくなるだけで、疲弊しそうな時もありますが、コミュニティという場に参加することでしか得られない価値があるのです。
以下の3点をメリットとして考えています。
1.異分野、未知の世界に参加することで、知見が広がる。
2.今まで会えなかった人とリアルに出会うことで、人脈の化学変化が始まる
3.自分自身を語り、価値を再認識できる
1.異分野、未知の世界に参加することで、知見が広がる。
いつも、同じ場所、同じメンバーのコミュニティに参加するというのも楽しいものです。
一方で、慣れた関係は惰性を生み、変化が乏しくなり、閉塞感が生まれます。
コミュニティの成長に限界が生まれて、クローズされるのは、会員やグループへの拘束力を高めることで、生まれてきてしまうのではないでしょうか?
だからこそ、私は、自分自身の主宰するサードプレイス・ラボという自由なコミュニティを作りながら、新たな世界を知ることに貪欲であり続けています。
知らない世界で得られた情報が、現在抱えていた課題を解決するヒントを与えてくれるという奇跡が起きるのです。
だからこそ、月1本以上、新しいコミュニティや場に参加しています。
継続参加するのか、1度きりの参加になるのか、不定期メンバーになるのかは、私のスケジュールと、コミュニティの居心地の良さに関係しています。ここでは、名刺交換の数は問題ではありません。そこで出会えた人との空気感を大切にしたいと思っています。
2.今まで会えなかった人とリアルに出会うことで、人脈の化学変化が始まる
コミュニティへ参加・主宰することで、必ず、新しい人とリアルに出会うきっかけが生まれます。
今ならば、SNSで繋がっていて、Face to Face な関係でなくても、知人・友人になることは可能です。また、リアルといっても、Zoomやスカイプを使うことで、物理的な距離を無視した関係性を築くことも問題がありません。
ただ、リアルに会うことの価値は、全く違います。
1対1の接点や会話の中から、相手の印象を踏まえて、知り合いを紹介したり、友人の繋がりを体験することがあります。
人脈の化学変化、予想もしない接点が広がるのは、人がリアルで会い、お互いの親密度が少しでもアップしなければ実現できません。
もちろん、即効性ばかりではありません。ある時、あるタイミングで相手のことを思い出して、再度、アプローチすることも可能になります。
途中経過は、SNSなどが媒介していれば、お互いの変化を緩く理解できるからです。
このリアルから生まれる関係性は、ゆるく繋がるものなのです。
今でも、一部には信者がいる、異業種交流会という名刺獲得の目的とは大きく異なります。
3.自分自身を語り、価値を再認識できる
コミュニティに当事者として関わり、参加していくためには、自分が何者なのかを語るというレベルでのコミュニケーションが必要になります。
所属先の名刺では伝えられない、自分自身を伝えるというのは、自己紹介の極みです。
会いたい人、知人を増やすという意味合いとは逆に、相手に語れる自分自身というものを発見することになります。
自己再発見という経験が、コミュニティを活性化させて、コミュニケーションを広げることになり、少しずつ、自分を変えてきます。
もちろん、これらのプロセスで、金銭的な価値を生み出す保証はありません。
正直、プライスレスなものが多いのは事実。
生き甲斐も含めた人生の価値を高める為には、複数のコミュニティに参加しましょう。
そして、私が一歩踏み出してチャレンジしたように、自ら主宰してコミュニティ作りにチャレンジしてみませんか?
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投稿者プロフィール
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【サードプレイス】ブロガー 、安斎輝夫。長年サラリーマンとして家庭と職場だけの生活に疑問を持ち、2017年から「サードプレイス」を研究・実践し、人と人をつなぐコネクターな存在になろうと決める。
Expand your life with energy and support. というミッションを定めて、人生を一緒に拡張していける仲間を増やすために活動を展開。月1回のリアルなイベント「サードプレイス・ラボ」の運営するリーダー(主宰者)。また、6人で執筆する、週刊「仲間と一緒にワクワクしながら、大人が本当の夢を叶える!サードプレイス・メルマガ」(まぐまぐ)の編集長。Facebookページおよびグループの「サードプレイス・ラボ」も運営中。