AI時代に人間は何のために働くのだろうという素朴な疑問を持つ

働く大人たちが、必ず一度は考えことがあるのは、「何のために働くのだろうか」という素朴な疑問ではないでしょうか。

お金のため、家族のため、生きがいのため、世の中のため・・・。

いろんな答えがあるとしても、深くは考えなかったはず。AIの急成長で、この働く理由を掘り下げて考えなければいけないと感じることが増えていくのは避けられません。

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AI時代にどの仕事・職種が生き残るのかという話題の前に

書店に行くとAI関連本が数多く並んでいます。

新聞、テレビ、ラジオ、雑誌などの各種メディアでも取り上げられる機会が増えているので、日常の話題の一つとして浸透してきています。

人間の仕事がAIに奪われるから不安だ。(不安煽り派)

新しい仕事が生まれるので大丈夫だ。(将来のイノベーション信頼派)

という二つの軸で語られることが多いような気がします。

人間の労働が機械によって代替される事例が増えるにつれ、「AIに仕事が奪われる」といった悲観論を最近よく聞くようになった。仕事がなくなる、おカネを稼げなくなると、生活に不安を感じている人もいるだろう。

でもそう考えているあなたに問いたい。そう考えてしまう理由は、今あなたがやっている仕事が、AIにとって代わられるようなレベルのものであると、自分で考えているということではないだろうか。

はっきり言うが、「AIによる職の代替=不幸」のロジックを持つ人間は、自分の価値をAIと同じレベルに下落させてしまっている。

堀江貴文「AIに仕事を奪われると歎くダサさ」 東洋経済オンライン

この堀江貴文氏の言葉には、大事なことを示唆しています。

自分の仕事が自動化できるならば、人間がやらなくてもいいという発想には同意します。人間がやることで、ミスや作為的な操作が行われてしまうならば、信頼できないアクションです。

人間とAIの役割の違いを考えてみる必要があります。

AI時代に人間は働くことにどんな価値を見出せるのか

今までのルーティーンワークは、人間からAIに引き渡されるとしたら、今までの仕事の時間は大幅に削減されます。結果として、人間は働くことにどんな価値を見出せるのか、という点が重要になってきます。

労働を時間で考えるという発想を変えるべきなのではないでしょうか。

労働によって、どんな価値、楽しさなどを提供できるのでしょうか。社会貢献と自分の満足感を与えるためには、ものすごく長い時間が必要なこともあれば、一瞬で成し遂げられることもあります。

個人が、無理矢理、我慢をして、耐えて仕事をすることがなくなり、ストレスが減るのです。

楽しさや喜びを感じるならば、誰だって没頭できるので、時を忘れてしまいます。

クリエイティブであったり、イノベーションを生み出せるようなことを念頭に過ごす毎日になるので、変化を実感できるようになります。

もし、AIにも任せられる仕事をタンタンとやりたいならば、時間に拘束されて、AIとライバル関係の中で生きるという道を選択したことになります。

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もちろん、普通の生活ができるだけの収入を確保するということは欠かせません。

組織に所属することを前提にした働き方よりも、個人の人生を見据えて、キャリアや生き方を自由に選択することが標準になっていくのだと思います。

縦の関係から横の関係へ

日本人がイメージする組織といえば、上下関係、上司と部下などの役割が前提になる、縦の関係性が基本でした。

この関係性が変わったのは、親子の間柄からだったと感じています。友達的なフラット感で親子が付き合うようになりました。

全てにおいて、縦の関係を壊して、横の関係にすれば良いとはいえません。

ただ、今まで以上に、フラットな関係性、ゆるやかなつながりによって、個人に注力されることになります。これがAI時代に訪れる転換点だと考えます。

上からの指示に従っていれば良いという立場の人、もしくは、下に指示や命令をすれば良かったという監督者のままでは、今後、生き残れないのです。

誰かに依存するだけの生き方は、幸せから遠ざかります。

個人が自立して働くとなると、今までの価値観は壊さなければいけない人がいます。

その人たちのAI時代への不安な思いが影響しているのです。

何のために、誰のために、どうして働くのか。

このシンプルな問いを掘り下げる日がやってくるとは誰もが想像していなかったはず。

だからこそ、流されるだけの働き方ではなく、自ら考えて、行動することがポイントになります。

AI時代は、働く意味や価値が大きく変わるので、自分が何を大事にしていくのかを忘れないでおきましょう。

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投稿者プロフィール

安斎 輝夫
【サードプレイス】ブロガー 、安斎輝夫。長年サラリーマンとして家庭と職場だけの生活に疑問を持ち、2017年から「サードプレイス」を研究・実践し、人と人をつなぐコネクターな存在になろうと決める。
Expand your life with energy and support. というミッションを定めて、人生を一緒に拡張していける仲間を増やすために活動を展開。月1回のリアルなイベント「サードプレイス・ラボ」の運営するリーダー(主宰者)。また、6人で執筆する、週刊「仲間と一緒にワクワクしながら、大人が本当の夢を叶える!サードプレイス・メルマガ」(まぐまぐ)の編集長。Facebookページおよびグループの「サードプレイス・ラボ」も運営中。