サードプレイスを充実させるには、ナナメの関係を大切にしよう!

タテ・ヨコ・ナナメ。

関係性を表す言葉ですが、私はナナメが大切だと感じています。

それは、親子や師弟といった縦関係、同級生・同期といった横関係とは違う、絶妙な距離関係にあるからです。

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縦と横の関係には、暗黙のルールが多すぎる

縦といえば、上下関係。

明らかに上と下という序列がついた関係なので、下克上的なことがない限り、秩序は上から下に流れるばかり。

硬直的な組織などには、この傾向が著しく出てきます。

横の関係はフラットに見えて、無責任になりがち、横一線で運動会の徒競走をゴールさせるような間違った展開になりがち。

それぞれの暗黙のルールという縛りがあって、便利なようで不自由なスタイルです。

では、ナナメの関係ってなに?

ということは、ナナメの関係って、ティール組織なのか、と尋ねられると私の考えとは違います。

ナナメの関係は、家族で例えれば、叔父さんと甥っ子、程度の距離感です。

企業であれば、業界の別企業の部門違いの関係。

つまり、関わっているけども、近すぎない関係です。

お互いのことを、ゆるくなんとなく知っている関係。

この良さは、適当に感じるかもしれないほどのゆるやかな距離感です。

アドバイスをしようが、会話をしようが、ある意味、お互いが無責任で気楽な範疇。

思いつきをぶつけたり、後腐れで苦しむことのない間柄。

このナナメだからこそ、成り立つものが、サードプレイス的な居心地の良さとつながります。

ナナメな関係が混ざり合うのがサードプレイス

家族や企業でなくても、一つの目的のために一致団結する団体であれば、もはや、サードプレイス的なものとは言えません。

必ず、参加しなければ、この役割を果たさなければいけない。

義務感や固定した役割が強すぎると、どうしても縦と横の関係性が重視されてしまいます。

私たちは、その関係性の息苦しさから抜け出したくて、日々、何かを探して、居心地の良いサードプレイス的な場所、集まり、コミュニティに参加しようとしているのではないでしょうか。

正直言えば、最低限の常識を守れば、出入り自由になります。

楽しく一緒にやれることは協力すればいいし、自分が望まないならば加わらない。

あくまで、個人がどう取り組むのか、そこに誰が参加したり、関わっていくのかが大事なだけで、絶対に達成しなければならないゴールを固定する必要はないのです。

サードプレイス・ラボは、松下村塾みたいなものでありたい

サードプレイス・ラボは、確かに私の思い入れでスタートして、3年ほど活動を続けてきました。

素晴らしいゲストに登壇してもらう会もあれば、身内の仲間の発表を聞く機会もあったり、毎回、テーマも参加者もバラバラです。

私が主宰だからといって偉いわけでもなければ、強制的に何かを成し遂げさせようなんて考えことはありません。

一人一人、違う目標ややりたいことがあっていい。それをお互いが応援したり協力できれば、十分。躊躇したり、迷う仲間がいれば、その人たちにそっと背中を押してあげればいい。たまたま、知り合いにつなげたい人がいたから紹介してもいいし、ヒントになりそうなことを情報として伝えてもいい。

もちろん、一期一会の関係だから、二度と触れ合わない関係があってもいい。

それもまた、人生の一部だから。

歴史上で言えば、激烈だった私塾だとわかっているのでイコールとは言えませんが、吉田松陰の松下村塾のようなものでありたいと願っています。

お互いが尊敬しあえる関係性で、何らかの熱を持っていたら、サードプレイス・ラボは成功だと思っています。

だから、スピンオフして他の道を切り開こうが、諸般の事情で距離感を持ってしまおうが、私は、寛大な立場で見ています。

関係者への感謝の気持ちでいっぱいです

サードプレイスという旗を3年間も降ろさないでやってこれたのは、多くの方との交流と変化があったからであり、その1つ1つには感謝の気持ちしかありません。

私は、色々なサードプレイスを育て、広げていくことで社会に貢献していきたいと考えております。

そのために、私のサードプレイス・ラボは存在しているのだと。

ナナメの関係を大切にしましょう!

そう思えば、他人や他の組織やチームに対して、あなたも私も優しくなれますから。

その先に、何か新しい変化を生み出すことができたら幸せじゃないですか。

すいません。我田引水なブログ記事にお付き合いいただき、ありがとうございました。

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投稿者プロフィール

安斎 輝夫
安斎 輝夫
【サードプレイス】ブロガー 、安斎輝夫。長年サラリーマンとして家庭と職場だけの生活に疑問を持ち、2017年から「サードプレイス」を研究・実践し、人と人をつなぐコネクターな存在になろうと決める。
Expand your life with energy and support. というミッションを定めて、人生を一緒に拡張していける仲間を増やすために活動を展開。月1回のリアルなイベント「サードプレイス・ラボ」の運営するリーダー(主宰者)。また、6人で執筆する、週刊「仲間と一緒にワクワクしながら、大人が本当の夢を叶える!サードプレイス・メルマガ」(まぐまぐ)の編集長。Facebookページおよびグループの「サードプレイス・ラボ」も運営中。