熱中症対策のために、夏フェスや花火大会や夏祭りも見直すべきなのか?

毎日、気温が異常なまでに高いので、屋外の夏イベントは中止にするという話はありえるのか?

夏の屋外イベントは盛り上がるけど、熱中症などのリスクもある

人間の体温より暑い毎日が続き、熱中症で救急搬送されたり、お亡くなりになる方が出ています。完全なる酷暑な日本の夏。普通の人が、屋外、屋内問わず危険な状態に追い込まれるというのは大変な事態です。

先日、下記のニュースが話題になりました。

松山千春 公演中止のお知らせ

この度の、西日本豪雨災害で甚大な被害を被った被災地の皆様には心からお見舞い申し上げます。

このような異常気象が続く中、開催予定日は全国的に猛暑とゲリラ雷雨等が予想され厳重な警戒が呼びかけられています。
お客様・関係スタッフ・出演者全ての身の安全・体調を考慮して、関係各所で検討した結果、苦渋の判断ではありますが、2018年7月16日(月・祝)日比谷野外大音楽堂にて予定されておりましたFM NACK5 30th ANNIVERSARY SPECIAL LIVE アサヒ緑健presents『松山千春 ON THE RADIO in 野音』は、公演中止とさせていただくことと致しました。
公演を楽しみにしていただいたお客様には多大なご迷惑をおかけすることとなり誠に申し訳ございません。

また、公演直前のお知らせとなりましたことを重ねてお詫び申し上げます。
何卒ご理解いただけますようお願い申し上げます。

平成30年7月12日
(株)FM NACK5
オフィス・ゲンキ(株)
日本コロムビア(株)
(株)ネクストロード・プロダクション

日比谷野音での松山千春コンサート企画を開催数日前に中止に、という内容。

賛否の意見はありますが、今回の判断は正しいと思います。

誰もが、とてもワクワクする季節なので、海や山だけでなく、各地でフェスなどのイベント、夏祭りが開催されて、例年、楽しい夏を盛り上げている。

大半の人は、致命的なダメージを負うことは少ない。なぜならば、テンションを上げつつも、対策を盛り込んでいるし、無理をしないという判断ができている。強制的な参加イベントでなければ、受け身ではないので、水分補給なども含めて対策を用意しているからに違いない。

熱中していれば、熱中症にならないという説は暴論だけど

以前、私は暴論的なブログ記事を書いたことがあります。

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非熱中状態だから、熱中症になるという考え方。もちろん、暴論です。ただ、本気で集中している人たちが、熱中症になっているとは考えにくい場面を何度も見ています。

高校野球の地方予選や甲子園で、熱中症で運ばれる選手は、それほど多くない。ゼロではないものの、野球のユニホームや炎天下で2時間近いプレーを考えれば、もっと多くの人間が倒れてもおかしくありません。

海水浴に出かける人も炎天下で水着で過ごしているけども、多くの人が救急車で運ばれたというニュースは聞かない。海で楽しく遊ぼうということが前提になっているから、乗り切れているのではないだろうか。

体力の有無の話ではない。非熱中状態になるならば、いわゆる、ぼーっとするようなコンディションに追い込まれた時点で危険と判断してみてはどうなのだろうか、と提案しています。

加えて、水分補給をマメに行うこと。汗をかくから、水分を摂りたくないという人もいるかもしれませんが、汗で失われてしまう水分をしっかり補わないと危険だと捉えるのが正しい判断です。

高校の部活動の名門校などでは、水分補給と短時間の練習と休憩、尿の色のチェックなどを意識して取り組むことで、トラブルを未然に防いでいます。彼らは、当然、熱中(集中)状態で取り組んでいるので、気を抜くような状態ではありませんから、非熱中状態に陥るとも考え憎いのです。

大事なのは個人差を認めて、人と比較せず、無理なことはしない、させないという話

もちろん、熱中症は誰もがかかります。屋外、屋内、年齢、体力などは関係ないのかもしれません。一度、体験すれば誰もが気をつけるようになります。

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私自身、以前、熱中症を体験しました。汗をかかなくなり、体表面の熱さを感じてきた感覚。同時に、頭の中も、ぼーっとしてきていました。判断力が鈍る感覚に襲われます。

近くに家族や知り合いなどがいないで、もし、ひとりぼっちな状態だったら、本当に危険な場面でした。

自分自身も無理をしない、相手の様子を見ておかしいと思ったら、声をかけて休ませる。

これらの対策を施すだけで、重篤なトラブルは避けることができます。

夏の楽しい思い出を作れるイベント。とにかく、準備と熱中症などへの対策を怠らずに、無理をしないという判断を最優先させてください。

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投稿者プロフィール

安斎 輝夫
安斎 輝夫
【サードプレイス】ブロガー 、安斎輝夫。長年サラリーマンとして家庭と職場だけの生活に疑問を持ち、2017年から「サードプレイス」を研究・実践し、人と人をつなぐコネクターな存在になろうと決める。
Expand your life with energy and support. というミッションを定めて、人生を一緒に拡張していける仲間を増やすために活動を展開。月1回のリアルなイベント「サードプレイス・ラボ」の運営するリーダー(主宰者)。また、6人で執筆する、週刊「仲間と一緒にワクワクしながら、大人が本当の夢を叶える!サードプレイス・メルマガ」(まぐまぐ)の編集長。Facebookページおよびグループの「サードプレイス・ラボ」も運営中。