さくらももこさんの日常を携帯サイトからまとめる
『ちびまる子』の作者であり、エッセイもたくさん書かれていた、さくらももこさんは先日、お亡くなりになりました。
図書館で、彼女のコーナーは軒並み貸出中のものばかり。
私は、彼女のことを全く知らない状態だったので、あるシリーズ(No6−8しか棚になし)を借りることにしました。
彼女の仕事や家族、社会の流れの中で、ゲームを楽しんだり、お酒を味わったり、何かを買ったり、という内容が綴られていました。
忙しかっただろうに、ものすごく軽いタッチで書かれている文章。これが彼女のスタイル、いや、ちびまる子ちゃんが21世紀に大人になって、エッセイを自由に書いているという印象が残ります。(2008年のNo.8で終わった理由はわかりません)
他の媒体、例えば、雑誌の連載記事や、ブログ記事などを書籍として出版されるものは多いものです。
自分が知り合いとして登場する時間は短い
毎年、季節ごとの日常を綴るスタイルで、ほんわかできるイラストを見ながら、すらすらと読める本。もう10年以上前なのに、時事ネタを除けば、どれも古く感じませんでした。
多くの人がいる中で、自分と知り合う人はほんのわずかです。更に、知り合った人と共有する時間というのはものすごく少なく、少ない中で理解し合ったり協力したり学んだりしているんだぁと思うと、他の人の人生の中に、自分が知り合いとして登場する時間をムダにしないようにしようと、いつも思うようになりました。
このあとがき(No.6)が一番印象に残りました。
人生は一期一会の連続。
相手の人生の中で、自分が登場するのは、ほんとに短いし、記憶に残るかも微妙。
だからこそ、相手と会えている時間の大切さを感じて過ごさなければならない。
私の主宰するサードプレイス ・ラボも、当日一緒に時間を共有できることを大切にしています。
その場でお互いに出会えたのは人生の奇跡、偶然の産物です。例え、名刺交換をしようが、SNSで友達になれても、今後、リアルに時間を共有できるとは限りません。
「また、会おう」
この言葉を交わすのが、お互いにとってのラストシーンかもしれないのです。
過去や妄想に囚われず、手元のスマホやタブレットに意識を傾けずに、目の前の相手とのひと時に集中しましょう。
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投稿者プロフィール
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【サードプレイス】ブロガー 、安斎輝夫。長年サラリーマンとして家庭と職場だけの生活に疑問を持ち、2017年から「サードプレイス」を研究・実践し、人と人をつなぐコネクターな存在になろうと決める。
Expand your life with energy and support. というミッションを定めて、人生を一緒に拡張していける仲間を増やすために活動を展開。月1回のリアルなイベント「サードプレイス・ラボ」の運営するリーダー(主宰者)。また、6人で執筆する、週刊「仲間と一緒にワクワクしながら、大人が本当の夢を叶える!サードプレイス・メルマガ」(まぐまぐ)の編集長。Facebookページおよびグループの「サードプレイス・ラボ」も運営中。