たったこれだけの利子?!これが郵貯定額10年の現実!

久々に届いたゆうちょ銀行からの「親展」ハガキは10年定額満期のお知らせ

ゆうちょ銀行の定額10年満期のお知らせハガキが届いた

すっかり、郵便局(ゆうちょ銀行、かんぽ生命、など)を利用しなくなって久しい。

そんな私には、ゆうちょ銀行から「親展」のハガキが届きました。

定額・定期貯金の満期のご案内です。

そうか、結婚したタイミングで、色々とお金を仕分けした時に、残った一部のお金を安心・安定の郵便局の定額貯金に預けていたことを思い出しました。

平成21年6月の金利は、年率0.25%!10年間、複利でどうなったのか

手元のハガキの中身をチェック。

結婚10年後、どれぐらい増えるのかなどを期待せず、このお金はないものとして生きていこうと決めた定額貯金。

元金を書きませんが、10年で増えた利子の金額を見て、驚きました。

今の自分なら、この金額を稼ぐのならば、どれぐらいの時間と換算すればいいのだろうか。

給与から逆算してみると、3日間(残業なし)分に相当しました。

10年で3日間?!

今や、有給を年5日取ることが義務化する時代に??

10年の資産増が、3日間の労働価値しかないと気づき、驚愕でした。

これは、選択を間違った資産保持だった。(減らさなかったことにしか価値がない)

郵便局が最強の資産を増やす方法と教わった、子供の私

私が子供の頃、自分の親から受けたマネー(資産運用)に関する知識は以下の3点でした。

・無駄遣いをしない(節約とケチの狭間)

・欲しいものを時間をかけてお金を貯めてから買う(現金主義でローン禁止)

・お金は郵便局>銀行に預けておき、時間をかけて増やすこと

庶民(それほど裕福ではない)家族が、真面目に生きて生活していくには、この道は鉄則でした。

安い時に多めに買ってストックして、無駄遣いはしない生活を送ってきました。

また、欲しいものがあって、手元にお金が足りなければ、コツコツと貯めてから買うというのは、住宅ローンを組むまで(奨学金もありましたけど)、極力守ってきたら生活ルールです。

さらに、お金を増やす方法は、郵便局がベストで、半年複利で増え続けることは、昭和の高度経済成長期に、金利が7%近くついて、預けたお金が倍になった経験(物価も上がったのですけど)を踏まえて、経験からの鉄則としての指導でした。

今となっては、歴史の一側面でしかないですが、そんな昭和もあったということを記憶の片隅残しておければ良いかと。

↑99年版ですので、現在(2019年)とは大きく状況が異なります。

資産運用方法は広がったので、どんなリスクをとって選択するかがポイント

もはや、貯金だけが全てという考え方を持つ人は減っていると認識していますが、実際の金融資産は預金ものが中心と聞いています。

これは、高齢者層が過去の経験を踏まえて、安心安定資産である預金・貯金にお金を預けていることが影響しています。

今の時代、日本人が投資にシフトするように仕向けています。

大事なのは、一律に増えるのではなく、様々な金融商品について知識を持ちながら、自己責任で運用すること。

特に、リスクをどの程度取れるのか、という考え方にポイントがあります。

増えることもあれば、減ることもある。

この価値観を受け入れた上で、どんな資産ポートフォリオを築けばいいのかを、専門家の知識や知恵を得ながら、個人がどのように行っていけばいいのか、選択する時代です。

宵越しの金を持たず、使い切る生き方(キングコングの西野亮廣さんのように)も選択の一つです。

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投稿者プロフィール

安斎 輝夫
【サードプレイス】ブロガー 、安斎輝夫。長年サラリーマンとして家庭と職場だけの生活に疑問を持ち、2017年から「サードプレイス」を研究・実践し、人と人をつなぐコネクターな存在になろうと決める。
Expand your life with energy and support. というミッションを定めて、人生を一緒に拡張していける仲間を増やすために活動を展開。月1回のリアルなイベント「サードプレイス・ラボ」の運営するリーダー(主宰者)。また、6人で執筆する、週刊「仲間と一緒にワクワクしながら、大人が本当の夢を叶える!サードプレイス・メルマガ」(まぐまぐ)の編集長。Facebookページおよびグループの「サードプレイス・ラボ」も運営中。