対象者は、中年男性!風しん抗体検査・風しん予防接種費用が無料なので受診しました

突然、役所から風しん抗体検査・風しん予防接種費用の無料クーポンが届きました。

風しんの予防接種なんて、子どもの頃に受けたはず。ただ、記憶は曖昧なまま。

なぜ今、我が家で私だけにこの案内が届いたのかをネットで調べてみました。

早速、私自身、風しんの抗体検査を受診しました。

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そもそも「風しん」ってどんな病気?

風しんに関する知識がないので、まずは、調べてみました。

風しんは、風しんウイルスによって引き起こされる急性の風しんウイルスによっておこる急性の発疹性感染症で、風しんへの免疫がない集団において、1人の風しん患者から5~7人にうつす強い感染力を有します。

風しんウイルスの感染経路は、飛沫感染で、ヒトからヒトへ感染が伝播します。

症状は不顕性感染(感染症状を示さない)から、重篤な合併症併発まで幅広く、特に成人で発症した場合、高熱や発疹が長く続いたり、関節痛を認めるなど、小児より重症化することがあります。また、脳炎や血小板減少性紫斑病を合併するなど、入院加療を要することもあるため、決して軽視はできない疾患です。

また、風しんに対する免疫が不十分な妊娠20週頃までの妊婦が風しんウイルスに感染すると、先天性風しん症候群の子どもが生まれてくる可能性が高くなります。
(厚生労働省 風しん より引用)

要するにウィルスによる感染症の一種ということですね。

なぜ成人男性の一部だけが、風しん抗体検査と予防接種の対象なの?

1977年から風しんのワクチンの定期接種が始まったのですが、当初は女子中学生だけが対象とされていました。

この結果、対策が必要になったのは、抗体がないまま成人した30~50代の男性(昭和37年4月2日から昭和54年4月1日までの間に生まれた男性)となっています。

東京オリンピックに向けて、外国人の観光客などの来訪も増えることを考えて、この時期に、風しん拡散を防ぐための策らしいです。

3年間限定で、全国で原則無料で定期接種を行えるということ。

私も役所から届いた風しんの抗体検査・予防接種のクーポンを持って近くの病院に行きました。

女子だけに予防接種を絞っていたのは、妊娠時に、先天性風しん症候群の子どもの影響を考慮しての判断だったようです。

ただ、妊娠中にパートナーである男性が風しんにかかるリスクを考慮すると、除外するのは最適ではないということにシフトするという、納得できるようで不可思議な話です。

まずは、採血で、風しんの抗体検査を受診しました

「母子手帳をお持ちですか?」

突然、医療機関の窓口で尋ねられました。自分の子供ではなく、中年のおっさんの当時の母子手帳を所有しているとは考えにくい話。

当然ながら、色々な予防接種は受けてきたものの、どれをいつ受けたのか、なんて、細かく覚えていないし、自分が風しんにかかったのは、最近ではないこと以外は分からず。

とにかく、採血して検査結果が出るまで1週間ほど待ちました。

抗体検査の結果、予防接種必要なし!

いくつか風しんの抗体検査には測定法があります。

HI法、LA法、IgG、などがありますが、私は、HI法でした。

抗体がない場合、8未満の数値、適正なのが32〜128とされ、その間に低抗体価と呼ばれる値があります。

私の場合、この値が、64でしたので、予防接種は必要なし、と結論づけられました。

医師は納得したものの、正直なところ、もっと簡単にチェックできるキッドがあればいいのに、と思ったのは本音。(針を刺される採血が好きな人は少ないと思うので)

むやみやたらにワクチン接種をしたいとは思わないので、ワクチン接種の必要なしという判断には不満はありません。

30年前の医療側の対策を、このタイミングでカバーしなければいけないというのは、半分不満足な心境が残ります。

結局、どのぐらいの対象者が本気で受診するのでしょうか?

無料とはいえ、対象者の受診率などは謎のままです。

エビデンスや考え方が変わることで、医療関連の対策は大きくシフトチェンジさせられるものなのですね。

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投稿者プロフィール

安斎 輝夫
安斎 輝夫
【サードプレイス】ブロガー 、安斎輝夫。長年サラリーマンとして家庭と職場だけの生活に疑問を持ち、2017年から「サードプレイス」を研究・実践し、人と人をつなぐコネクターな存在になろうと決める。
Expand your life with energy and support. というミッションを定めて、人生を一緒に拡張していける仲間を増やすために活動を展開。月1回のリアルなイベント「サードプレイス・ラボ」の運営するリーダー(主宰者)。また、6人で執筆する、週刊「仲間と一緒にワクワクしながら、大人が本当の夢を叶える!サードプレイス・メルマガ」(まぐまぐ)の編集長。Facebookページおよびグループの「サードプレイス・ラボ」も運営中。