スゴい人になりたいなら、デキるふりから始めればいい。
デキる人も最初は、誰からの真似からスタートして、気がつけばデキると本人も周りも認めたというのは、よくあるエピソード。
千田琢哉さん流に「デキるふり」を切ってもらう一冊を読みました。
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デキる人は、師匠を見つけて背伸びをした人です
千田琢哉さんの『「デキるふり」からはじめなさい 』を読んで、改めて、デキる人物ってどんな人なのかを考えてみました。
自力で100%オリジナルでデキる人になれたという人は少なくて、必ず自分を育ててくれた師匠(親、教師、コーチなど様々)がいます。
歴史の事例で考えてみれば、坂本龍馬にとっての勝海舟などがわかりやすいでしょう。
デキる人の考え方、行動、全てを吸収していくには、背伸びしないいけません。
今の自分とは、知識も、人脈も、人間関係、お金の使い方、恋愛もレベルが違う。
違和感しかなくても、最初は、見よう見まねで、もしくは、アドバイスを受けながら、コピーをしていくと、師匠になりきった自分が生まれます。
最初は、100%コピーを目指すものの、どこかでうまくいかない部分が出てきます。
それが、あなたのオリジナルで大切な部分だと語るあたり、千田琢哉さんの伝え方が洗練されていると感じさせます。
仕事も人間関係も、今と変えてしまう!
仕事のやり方も、今までの人間関係も全て切り替えてしまう。
決断も早く、ウダウダしないで仕事に取り組み、八方美人をやめて、断ることに躊躇しない。
ある意味、堂々として、わがままにも思える姿こそが、デキる人には必要だと言われると、周りのすごい人の姿とだぶるだけに納得させられました。
確かに、仕事も人間関係も固定概念というか、今までのスタイルに縛られると、ダラダラとしがち。
スパッと割り切って、嫌われることも厭わない姿勢、批判も浴びてもスルーできるメンタルを持てたら、間違いなくデキる人になるのは確実。
果たして、ここまで全てを突き詰められるかどうか、その覚悟と行動が伴えるかがポイントです。
お金持ち、勉強、モテるもデキる人をパクろう
大概の自己啓発本だと、仕事と人間関係のワンポイントを丁寧に書くものが多い。
お金の話、勉強の話、恋愛は別テーマとして扱うか、切り離している著者が多い。
ジャンルが違うのだから、当たり前と思うかもしれないが、人間としては多面的な要素にお金も恋愛も除外できないし、トータルでデキる人になることが望ましい。
千田琢哉さんの本は、この人間の多面性を盛り込みながら、1つのテーマに広がりを持たせるのが引き寄せられる。(ライトすぎるという批判もあるかもしれないけども)
お金持ちのふりをすれば、お金持ちになれる。
勉強は学校・学歴のためにやるのではなく、何歳になっても続けた人がデキる人。
デキる人は、見た目のかっこよさも意識しながら、行動に配慮している。
どれも、誰もが無意識にできていないことが平易に書かれています。
やはり、デキる人をどんどんパクろう。それが一番の近道だから。
あなたも、デキる人を見つけて、コピーをしよう、真似よう。
そこから人生が変わって、デキる人に、あなたも大きく変わるはずですから。
「おわりに」で死に際に考えないなんてフレーズを使えるのは、千田琢哉さんしかいない
いつものように、頷きなら、自分に足りていないところに叱咤激励をくれるのが千田さんの本と私の向き合い方です。
「デキるふり」をもっとしなくちゃいけない
まさに、その通りだと、最後の最後に、強いメッセージを注入されたので驚きました。
おわりに
デキる人は「人生最後の言葉」を死に際に考えない
一度きりの人生ならば理想の人生を歩みたいと思うだろう。
その理想の人生に近づくために まず「ふり」から始めることだ。
「ふり」さえできないのに、それが実現するはずはない。
あなたの人生のラストシーンを決めよう。
すると今どうあるべきか、これからどうあるべきかが見えてくる。
理想の姿で死ぬために まず理想の「ふり」からはじめよう。
ラストシーンから考えてみれば、「ふり」なんて誰だって、躊躇せずに、すぐデキるって話。
やはり、千田さん本は、私、おそらく、あなたにとっても、ヒントとパワーを与えてくれる書籍だと思いますよ。
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【サードプレイス】ブロガー 、安斎輝夫。長年サラリーマンとして家庭と職場だけの生活に疑問を持ち、2017年から「サードプレイス」を研究・実践し、人と人をつなぐコネクターな存在になろうと決める。
Expand your life with energy and support. というミッションを定めて、人生を一緒に拡張していける仲間を増やすために活動を展開。月1回のリアルなイベント「サードプレイス・ラボ」の運営するリーダー(主宰者)。また、6人で執筆する、週刊「仲間と一緒にワクワクしながら、大人が本当の夢を叶える!サードプレイス・メルマガ」(まぐまぐ)の編集長。Facebookページおよびグループの「サードプレイス・ラボ」も運営中。