【映画】『ツナグ』を見て一期一会の人生の大切さを感じた

亡くなった人と人生で1度だけ会えるとしたら、誰に会いたいだろうか。

もしくは、自分が亡くなったとしたら、生きている誰と会いたいだろうか。

そんな素朴な思いを1冊の小説にしたのが辻村深月さんの連作短編小説『ツナグ』は、松坂 桃李主演で映画化(2012年)されています。

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亡くなった人と会いたいって気持ちは誰にでもあるけど、会えば幸せとは言い切れない

人生でたった一度だけ、死んだ人に会えるとしたら、あなたは誰に会いたいだろうか?

親、恋人、親友。

どうしても、もう一度会いたい、話したいという想いをつなぐ使者が「ツナグ」という存在。

今回、松坂 桃李主演で、2012年に公開された映画『ツナグ』をAmazonプライム・ビデオで視聴しました。

死者の命を呼び戻して一夜だけ合わせるという交渉人的な役割。

恐山のイタコとは違い、実際の本人が目の前に現れる設定だけに、心が揺さぶられます。

誰もが、自分にとって、もう1度会いたい人の顔を浮かべたはず。(費用は無料!)

ところが、実際に会ってみることが、お互いにとってハッピーエンドになるとは限らない。

なぜなら、生きていても本音や思いを伝えきれないのだから、死者と再会できても、全てを受け入れられないことがある。

たった1度、一晩だけ会えるものの、2度目はない。

死者の思いを受け止めて、生きる人間のその後の人生がどうなるのかという点に注目をしたくなります。

「ツナグ」に会えるとしたら、誰に会う?

あり得ないストーリーだけれども、もし、自分が死者に会えるとしたら、誰に会いたいか考えてみました。

自分の父親に会って、当時、息子である自分のことをどう思っていたのかを聞いてみる。

お世話になった叔母に会って、今の状況を話してあげたい。

亡くなった友に会って、伝えられなかった気持ちを言葉にする。

結果として、たった1度しかないチャンス。

しっかりと準備をして臨まないといけない。

黙って見つめ合っているだけでは、時間は過ぎ去ってしまうだろう。

私は「ツナグ」を使わないかもしれない

私は「ツナグ」を使わないかもしれません。

死者に会って話をしてたとしても、過去の話か、生きている今の自分の話しかできない。

お互いの未来の話をすることが絶対にできないことをつらいと感じるのがわかっているから。

今を生きる自分には未来があり、死者には未来がないという現実を受け止める瞬間が絶対に生まれる。

もちろん、自分が死者になって呼ばれることも、それほど望みたくない。

だって、未来が語れないから。

「ツナグ」に頼らないぐらい、生きているうちは全力で相手と向き合おう!

映画を見終えて、切ない気持ちを抱えつつ、私は、生きているうちの一期一会をもっと大切にしないといけないと考えるようになりました。

昨日と同じ今日はないし、今日と同じ明日はない。

もう二度と会えないことは人生にいくらでもある。

それだけに、その場で出会ている奇跡を幸せに感じながら、大切な時間にするという意識は持ち続けないといけない。

ソフトなやりとりであっても、全力で向き合うというマインドはもって、目の前の人とコミュニケーションを取りましょう。

私たちが「ツナグ」に頼らないで生きるために。

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投稿者プロフィール

安斎 輝夫
安斎 輝夫
【サードプレイス】ブロガー 、安斎輝夫。長年サラリーマンとして家庭と職場だけの生活に疑問を持ち、2017年から「サードプレイス」を研究・実践し、人と人をつなぐコネクターな存在になろうと決める。
Expand your life with energy and support. というミッションを定めて、人生を一緒に拡張していける仲間を増やすために活動を展開。月1回のリアルなイベント「サードプレイス・ラボ」の運営するリーダー(主宰者)。また、6人で執筆する、週刊「仲間と一緒にワクワクしながら、大人が本当の夢を叶える!サードプレイス・メルマガ」(まぐまぐ)の編集長。Facebookページおよびグループの「サードプレイス・ラボ」も運営中。