サプリメーカー社長が「これ」を食べればサプリはいらないと断言する一冊!栄養について学ぼう!

健康に気づかうならば、生活習慣を見直して、運動と食事を見直すものの、どうしても負担になりがち。

ネットや通販番組の宣伝で広告を目にすると、サプリメントの力に安易に頼りたくなるもの。

どの成分の何がいい、という話だけではなく、本来、食品カテゴリーのサプリメントが、これほど注目されるのは儲かるからなのかもしれません。

そこで、サプリメーカー社長、田村忠司さんが語る『「これ」を食べればサプリはいらない』は真実に迫るものがありました。

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サプリメントは魔法のアイテムじゃない!

病院や医療業界に卸している、サプリメーカー社長が、サプリメントの危険性や問題を語るというのは驚きの切り口。

もちろん、錠剤にするために、成分を固める添加物などが必要なのは想像できるので、違和感はありません。

結論として、サプリメントは健康になるための魔法のアイテムではない!ということだけは納得できました。

不調や悩みに必要な栄養素は基本は食事からとればいい!

「これ」を食べればサプリはいらない』の中で、厳しく指摘されるのが、サプリメントへの過剰な期待が正しくないという事実。

誰もが抱える、自分の身体の不調なポイントをお手軽なサプリメントで補えるのであれば、成分の中身、用語がよく理解できていないくて、消費者は飛びつきます。

実際は、サプリメントは栄養素の一部に過ぎないわけで、基本は食事から摂取すれば問題ないとする、田村さんの主張は正しいと納得できます。

ただ、現代の私たちは、日頃の忙しさを言い訳に、加工食品やインスタント食品、外食で安易に済ませがち。

もしくは、刺激的な味、うまさに惹きつけられて、栄養素を無視した食事になっている現実を受けれ入れる必要があります。

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食事の生活習慣を見直せば、サプリメントは必要とはいえない

サプリメントを飲めば、健康になるという考え方は、冷静に見れば危険でおかしなものと気がつくはずです。

本来、食事のメニューや内容で、何を食べるのが良いのかと栄養素に対して意識を向けて、添加物や危険な食材を遠ざけるようにしていれば済む話。

ただ、価格、味覚の刺激、手軽さなどから見ると、栄養面を重視すると、高価で面倒な部分は避けられない。

食事として口に入れたものが自分の身体を作ると考えれば、不健康になる要素があるものは食べないという判断と、自分に不足している栄養素と不調の部分を対比すれば、ポイントは掴めるもの。

それでも足りない、補えないという判断をした場合のみ、特定のサプリメントを目的を理解した上で、摂取すればいいだけの話。

サプリメントが、万能な魔法と考えてしまうと大きな勘違いをしてしまうのです。

サプリメントがダイレクトに効かないのは薬でないから当たり前

私自身、家族と一緒に、いくつかのサプリメントを取り入れていますが、目覚ましい効果が出ているかといえば、No!と言わざるをえません。

だからと言って、さらに種類や量を増やすことには反対です。

本来、そのサプリメントに求める栄養素が、どんな食事でカバーできるのかを考えて、日頃の食生活を見直す方が優先されるのですから。

症状があって、一時的に治したり、持病として必要な薬剤とは求めるものが違います

口から入れる錠剤・カプセルが多いだけに、どうしても類似のイメージを持ちがちですが、根本的に異なるという理解を忘れてはいけないのです。

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サプリメントを必要と思うのは、栄養と健康への配慮

「これ」を食べればサプリはいらない』を読む前から、病院の医師たちは、治療の説明と薬については解説しつつ、生活習慣の見直しを簡単に口にすることはあっても、栄養については、何も教えてくれないと思っていました。

これは、日本の医学の世界が、栄養に関する知識やポジションニングを大切にしていなかったという真実にぶち当たります。

「医食同源」という言葉があるのにも関わらず、栄養については、管理栄養士からの指導に従うようにという割り切りをしているのではないでしょうか。

医師は、目の前の病気や症状を治すことが主たる役割なのだから、生活全般の指導や見直しは、本来の仕事ではないのかもしれません。

サプリメントなんて、薬じゃないんだから、怪しいものと見下す気持ちもわかります。

だとしたら、患者が増えないように、栄養と運動の指導を具体的に交えてあげなければ、生活の質、本来の健康を促進することはできません。

まあ、健康体の人が増えれば、医師は仕事が減ってしまうのでしょうし、関連している製薬業界も、薬が売れなければ困るというビジネス上の事情があるのは想像できますが。

サプリメント信仰への偏りは危険ですが、ベースに栄養素に関する理解と食材まで把握できるような知識は誰もがもった方が健康な身体と日常生活を送れるのは間違いないと言えそうです。

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投稿者プロフィール

安斎 輝夫
【サードプレイス】ブロガー 、安斎輝夫。長年サラリーマンとして家庭と職場だけの生活に疑問を持ち、2017年から「サードプレイス」を研究・実践し、人と人をつなぐコネクターな存在になろうと決める。
Expand your life with energy and support. というミッションを定めて、人生を一緒に拡張していける仲間を増やすために活動を展開。月1回のリアルなイベント「サードプレイス・ラボ」の運営するリーダー(主宰者)。また、6人で執筆する、週刊「仲間と一緒にワクワクしながら、大人が本当の夢を叶える!サードプレイス・メルマガ」(まぐまぐ)の編集長。Facebookページおよびグループの「サードプレイス・ラボ」も運営中。