【開催レポート】すべての子どもたちが楽しく学べる「寺子屋マシマ」開校!〜全員が「生きやすい」社会へ〜(サードプレイス・ラボ 第51回)

第51回のサードプレイス・ラボのテーマは「教育」に設定できたのは、真島かな子さんの熱い思いと行動に背中を押されたからです。

子どもたちに教えていた経験を、そのまま生かして塾経営をするのではなく「寺子屋」という形式で幅広いゾーンに向けて、子どもたちが安心できる場所を作ろうとする志に感銘を受けまいた。

すべての子どもたちが楽しく学べる「寺子屋マシマ」開校!〜全員が「生きやすい」社会へ〜

このタイトルが本番で差し変わることがあるんて、予想できませんでした。

(2021年3月23日開催レポート)

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真島さんの思いを多くの人に伝えたい機会

真島かな子さんと私が出会ったのは数年前。

とにかく、自分の経験を生かして、もっと頑張りたいという意欲にあふれていました。

金融機関にお勤めしながら、ライター的なお仕事もされたり、元々、子どもたちに教えていた経験もあるので、どんな未来を描くのだろうかと期待感がありました。

2020年末、オンラインの某忘年会で、参加者の当選品として、「サードプレイス・ラボ登壇権」というのを提供したところ、真島さんがゲットしてくれました。

真島さんも喜んで、3月の機械のタイミングでお話が聞けるのをワクワクして待っていました。

冒頭でイベントタイトルが変わるというハプニング!

50回(50ヶ月)を超える、サードプレイス・ラボの中で、さまざまなトラブルやハプニングは乗り越えてきた経験値を持っていますが、今回、初のケースが発生しました。

イベントのタイトルが変わった!!!(本番に!)

参加者が、眞島さんのお知り合いの方も多かったので、優しく受け入れてもらえてよかったです。

真島さんの伝えたい「全員が生きやすい社会」というメッセージを軸に

眞島さんが、金融機関で働き、塾経営に携わり、結婚と子育ての専業主婦を経て、派遣社員で働きながら、NPO法人に関わったり、企業内起業としてライターとして活躍といった人生を歩んできたそうです。

眞島さんが、子どもたちを教える側から、自らの子どもを育てる立場に変わり、感じてきた思いを起業としてチャレンジしようと決断し、「全員が生きやすい社会」というフレーズを自らのメッセージを軸にした姿に納得させられました。

真島かな子(ましま かなこ)さん

2021年1月末にて所属していた金融機関を退職。翌月に株式会社ネクストエールをたちあげる。全ての子どもたちが楽しく学べる場、「寺子屋マシマ」を春に開校予定。(延期)
フリーライター、NPO法人GEWEL正会員としてインクルーシブ教育の普及活動に尽力。

学びの3つのキーワード

学びの3つのキーワードを語ってくれました。

「きょういく」「インクルーシブ」「場つくり」

この「きょういく」がさらに細分化されると解説に進みます。(眞島の「きょういく」観)

私は、このパートの部分がとても惹かれました。

「教育」「共育」「協育」という組み合わせは、共に育んで、協力していくというのは、従来の「教育」のイメージは、教え込む一辺倒だったと記憶が蘇りました。

1つの答えを出すために、ひたすら基礎学力という暗記の世界でした。

本当は、答えがはっきりしないようなものを学んでいるときの方が楽しかったことを思い出しました。

教育界は、教える手法にこだわるのではなく、答えがない時代に自分で考えて突き進む力が必要な時代というのは受け入れるしかありません。

日本では、真のインクルーシブ教育ではない

さまざまな人が一緒に学び合うのが、真のインクルージブ教育だと語る、眞島さん。

今、少しでも問題がありそうな子どもたち(発達障害児)は、特別学級に移して、分離している教育環境です。

世の中は、SDGsだとか、ダイバーシティなどという流れなのに、子どもたちの世界は、カテゴリーを分けて、分離しているというのは不思議です。

違いを知らないまま育つというのは、世の中を広く見れない、理解できない日本教育の状況だとお伺いしました。

お互いを尊重して、理解しあうことができない日本は、真のインクルーシブ教育とは程遠いとお聞きしていると、参加者の皆さんは、うなづいている姿が印象的でした。

場を作りたい!だから寺子屋を作ろうと思った!

子どもたちの学ぶ、遊ぶ場を作りたいという思いは、学校とも、学童などの施設とも違う、安心安全で過ごせる場所。

子育てをしながら、息苦しい環境と相談する場所がないという悩みを抱えていたからこそ、真島さんは、場づくりの重要性を強く訴えています。

真島さんは、サードプレイス(居心地の良い居場所)を作りたいという思いが伝わってきました。

その姿が「寺子屋」というコンセプトだったのです。

事業として準備していても、諸問題があってオープンできなかった「寺子屋マシマ」。

悲観な思いで凹むのではなく、自分のライティング能力を使って、貢献したいという未来を見据えていました。

参加された方のコメントや感想(眞島さんへのメッセージ)

● 眞島さんの、これまでの経歴や熱い想いを、ようやく知ることができて、益々応援したくなりました!ありがとうございました。

● 応援しています!

● 何か、ご協力できたら嬉しいです。

● 本日はありがとうございました!「きょういく」に込められた想い、日本における教育の課題、地域で子供たちを支える仕組み、自己肯定感の低さをどう上げていくかなど、今から少しづつでも取り組めることがあるのでは?という氣づきがたくさんありました。● 学校・先生・きょういくのネタをもっとわかりやすく、これからもこういう場を作られていかれることを期待します。ライター業は誰も真似のできない真島さんの特技なので、もっと宣伝していいと思いました。

● 眞島さん、いつもありがとうございます。今日は素晴らしいお話をお聞かせいただきありがとうございました。私自身は、子育てを経験しておりませんが、周りのお子さんを持つ同期の子たちの中には眞島さんと同じような経験をしてきた、という話を聞くことがあります。そして、そのような経験をしてきた子達は口をそろえて今子育てに苦しんでいるママさんを助けたい、と言っています。 自分自身が自己肯定感が低い人生を送ってきたので、どうやったら自己肯定感や自己重要感が上がるかと振り返ってみると、やはり家族、学校、職場以外での人との出会いだとわたしも感じます。失敗だらけだけど、楽しく人生過ごしてる自身の経験が、若い世代の子達に役立てるならできることをしたいと思っています。漫画でも役立てたらぜひご一緒させてください。

● 眞島さんのやりたいと思われる活動を応援します! 頑張ってください。

● 「自己肯定感を上げるための教育」をより調査してコンテンツ化したら面白いと思いました。

● 一度教育、共育、協育についてお話させていただけましたら幸いです。ありがとうございます。

● まだまだ子育て中ですが、ようやく気付いたことがあります。今はまだまだ途中の状態。途中の状態を都度都度の完成形だと思ってしまうと、親子ともに辛くなってしまう気がします。

皆さんのコメントを読むと、心に響いたのがわかりますね。

皆さんで、サードプレイスポーズ(指3本を立てる)で記念撮影をパシャリ!

とにかく行動的で、考えて言語化している姿に魅力が溢れる

真島さんの魅力は、自ら積極的すぎるほど行動的で、闇雲に動くのだけでなく、考えて言語化もしている姿にあると思いました。

今、教育の世界は、とにかくやるべきことが多くありすぎて、関係者も子どもたちも疲れています。

本当は、学べる楽しさこそが、子どもたちの未来を築く基礎なのだと感じました。

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投稿者プロフィール

安斎 輝夫
安斎 輝夫
【サードプレイス】ブロガー 、安斎輝夫。長年サラリーマンとして家庭と職場だけの生活に疑問を持ち、2017年から「サードプレイス」を研究・実践し、人と人をつなぐコネクターな存在になろうと決める。
Expand your life with energy and support. というミッションを定めて、人生を一緒に拡張していける仲間を増やすために活動を展開。月1回のリアルなイベント「サードプレイス・ラボ」の運営するリーダー(主宰者)。また、6人で執筆する、週刊「仲間と一緒にワクワクしながら、大人が本当の夢を叶える!サードプレイス・メルマガ」(まぐまぐ)の編集長。Facebookページおよびグループの「サードプレイス・ラボ」も運営中。