これからの『劇場化社会』は、舞台に立たないと損な時代になる

敏腕編集者として活躍し、きずな出版社長でありながら、88歳で3つのオンラインサロンを主宰し、自分というブランドを磨き続ける、櫻井秀勲さん。

彼が、これからの世の中は、「劇場化社会」になるのだから、セルフブランディングが大事と語る一冊『劇場化社会 ~誰もが主役になれる時代で頭角を現す方法~』を読みました。

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女性週刊誌「女性自身」の元編集長が、これからの時代を読む

時代を作った編集者の一人、櫻井秀勲さんは、「女性自身」を人気週刊誌に育て上げた方。

今は、88歳でありながら、貪欲にチャレンジを続ける姿と執筆活動などに加えて、3つのオンラインサロンを主宰しています。

その活動的な生き方をされる櫻井さんから、未来の社会を見据えて、今、何が必要なのかを学んでみました。

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誰もが自分をブランディングし、ファンをつくれる時代がやってきた!

会社や組織に頼って生きてい久野が難しいこれからの時代では、自分自身をブランディングして、舞台の上に立てる人間だけが成功をつかみ取れると断言している本でした。

自分というブランドを磨き続けてきた櫻井さんが、全ての若者たちへ、自分をトータルでコーディネートする方法を伝授しています。

観客のまま生きるのではなく、舞台の上でスポットライトを浴びようという声がけを櫻井さんがやるからこそ、価値があるのです。

本の目次

はじめに すべての人にチャンスがある時代になった!
第1章 「個」の時代に変化している社会
第2章 迷わずこの道を究めよう
第3章 自分に価値をつける学びの技術
第4章 上位の人たちから可愛がられる法
第5章 自分を売り込むテクニック
第6章 舞台に立ったときの振る舞い
第7章 劇場化社会における男と女
第8章 自分を知り、いますぐ行動へ
おわりに 非常識な日常へ一歩を踏み出そう!

得意の男女の話を交えながら展開していくのは、櫻井さんらしさが随所に見られる一冊です。

櫻井さんの人生経験を踏まえつつ、現在と未来を見据えて、劇場化社会の舞台に立て、と鼓舞している点が最大の特徴でした。

誰もが演者になれる時代!控え気味に生きていたら損をする

以前であれば、厳しいオークションを戦い抜くなど、競争社会の中で、勝ち残った人物だけが、評価されてスターになれる社会でした。(分野は問わず)

それが、今や、小さな各分野で1番になることができて、しっかりとアピールをする活動を続けていけば、注目されて演者側に立つことが可能な世の中になりました。

SNSやブログなど、自らの情報発信力を高めていけば、そのポイントが世間で認められたり、人気を呼ぶものであれば、舞台に乗って演じる側の立場にスライドできる時代です。

先日まで、普通の人だったとか、目立たない存在だった人物が、突如としてスポットライトを浴びてしまうなんて、不可思議なことが当たり前のように起こっています。

大事なのは控えめに生きる日本人らしい奥ゆかしさ、謙虚さとは違い、自分の好きなこと、得意なことを積み上げて、アピールしていく道を極めるかどうかにかかっているのです。

もはや、控えめなのは美徳ではなく、損だと受け止められるように時代が変わったのです。

目立たなかった人物が表舞台に立っている!

私の友人の話です。

彼は、グループの中にいても、面白いキャラクターではあっても、どちらかというと目立たない静かな存在でした。

ある意味、いてもいなくても気づかれないぐらいのポジションです。

ところが、ある日、彼の話題が伝わってきました。

ある分野で、彼の続けてきた行為やメッセージが、ある一部の人に響き、その後、一定の輪を作り、その界隈では有名な人物になっていました。

気がつけば、YouTubeの発信も、ブログやSNSでも同じように、彼が発進を繰り返してきた結果、過去の彼とは別人のような存在が、目の前で躍動していたのです。

同じ人物とは、とても思えないほどの変化に、こちらは心底驚かされています。

劇場化社会は舞台を見る側に止まると面白いことが起こらない!

櫻井さんの『劇場化社会 ~誰もが主役になれる時代で頭角を現す方法~』を読んで、劇場化社会が訪れている現実を受け止めました。

もはや、舞台に乗らないという判断をすること自体、存在感を消されてしまうリスクがある社会なのだと。

もちろん、舞台に無理矢理上がるために、社会悪に手を染めてはいけません。

最低限、誰もが驚き、尊敬するようなレベルまで、自分の一部分を磨き上げなければいけないというハードルは高く残っています。

ただ、全てができるスーパースターである必要はなく、ある分野、領域で飛び抜けた、ある意味変わった存在であっても、否定されずに認められる社会になっているのはラッキーな話です。

控えめにならずに、自分が好きで、得意で、こだわっているものに、エネルギーを注ぎ、アウトプットしていれば、認められるチャンスがやってきます。

これからは、誰もが自分の旗を掲げて、声を上げて、アピールすることを忘れてはいけません。

最初は誰も理解してくれないとしてもめげずに続けていき、舞台に立つトレーニングを怠らなければ、ある日、劇場化社会の中で、注目される存在(マスよりはニッチな世界ですが)になるのは可能です。

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投稿者プロフィール

安斎 輝夫
安斎 輝夫
【サードプレイス】ブロガー 、安斎輝夫。長年サラリーマンとして家庭と職場だけの生活に疑問を持ち、2017年から「サードプレイス」を研究・実践し、人と人をつなぐコネクターな存在になろうと決める。
Expand your life with energy and support. というミッションを定めて、人生を一緒に拡張していける仲間を増やすために活動を展開。月1回のリアルなイベント「サードプレイス・ラボ」の運営するリーダー(主宰者)。また、6人で執筆する、週刊「仲間と一緒にワクワクしながら、大人が本当の夢を叶える!サードプレイス・メルマガ」(まぐまぐ)の編集長。Facebookページおよびグループの「サードプレイス・ラボ」も運営中。