7ピースで家族の幸福度が上がるよ!と幸福学の前野夫妻がまとめた一冊

家族にとって、幸福度を上げるにはどうすればいいのでしょうか?

どんな日常を送ればお互いがハッピーになるのか考えるために、『家族の幸福度を上げる7つのピース』(前野隆司・前野マドカ)を読んでみることにしました。

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幸福学を家族という切り口で考える

幸福の基本は、個人かもしれないですが、もっとも影響度が大きいのは家族のはず。

だからこそ、前野夫妻の書いた『家族の幸福度を上げる7つのピース』は気になって仕方なく、私は、夢中になって読みました。

納得できる部分が大半でしたが、まだまだ、上手くできていない自分と家族のことに視点が届いたのも良かったです。

幸福学から導き出した家族を幸せにする7つのピース(因子)

家族の幸福度を上げる7つのピース』は、幸福学の前野夫婦がともに書き上げた本です。

一番気になるの7つのピースは下記の通りです。

・自分軸因子

・成長因子

・リフレッシュ因子

・思いやり因子

・役割因子

・認められている因子

・協調因子 

前野夫妻の語る、この幸福度を上げる因子の解説を読んで違和感は一切ありません。

違和感なく、これら7つのピース(因子)が噛み合っていたら、絶対にハッピーな家族なのは確実です。

ただ、なかなか上手くできない家族があるのも事実。

その原因のポイントについて考えてみます。

役割因子の間違いが大きいのではないか?と分析してみる

私なりに、7つの因子を考えてみて、家族の幸福度をあげられないケースで一番影響度が大きいと想像したのは、役割因子の間違いではないかと分析してみます。

家族内には、収入を稼ぐ役割、家事を担う役割、家族の潤滑油になる役割、などさまざまな役割があり、誰かに特定の役割を依存しすぎると、力関係が芽生えます。

上下になってしまうと、家族内の人間関係は壊れていきます。

常に、命令や指示をするだけの父親や母親。

必死に、家のことだけに無我夢中になることで、ストレスをためてしまう母親。

自分は子供という立場を生かして、甘えるばかりの役割。

本来は、役割は、家族内で按分するべきものであって、特定の役割だけを担うとすると、おかしなことになっていきます。

家族は一番近い他人ということを忘れてはいけない

本の中にも書かれているポイントですが、お互いを尊重する姿勢や想いがないと、やはり、心情としてぶつかり合います。

家族とはいえども、一番近い他人なわけですから、自分の思い通りに相手が動いてくれるなんて考えてはいけないのです。

相手のことを思い、尊重する言葉や態度を示しながら、コミュニケーションを取らなければ、家族は簡単に破綻する関係なのかもしれません。

良いことばかりではなく、つらいことや大変なことも乗り越えなければいけないのが家族です。

だからこそ、家族の幸福度を高めることが人生にとって重要事項になってきます。

コロナ禍で家族内コミュニケーションは増えたけど

どの家族もコロナ禍で家族内のコミュニケーションは増えたのは事実。

ところが、幸福度が単純に増したというよりは、ストレスが増えたり、問題が起きたという事例も発生していたようです。

我が家の場合、会社に100%出社していた私が、フルリモートなワークスタイルになったこと、2020年の第1回緊急事態宣言で、子どもも学校に登校できなかった時期が、一番大変でした。

明らかに、一緒にいる時間が増えると、干渉し合う日々でした。

仕事中の私に、子どもは絡んできて、正直言って、集中できずに苦しむ。

あれこれ言われるので、子どももイライラする日々。

しかも、何をしたらいいのかわからないので、本人は戸惑うばかり。

テレビやゲームをしていると私から怒られるという展開になってました。

妻は、エッセンシャルワーカーなので、コロナ禍も普通に外で100%働いている身ですが、いつもと違うストレスを溜めて帰宅するという日々。

家事を子どもと分担しつつも、なぜか、お互いがイライラするような流れに戸惑いました。

子どもの時間割を私が作ってから、ようやく、日常に落ち着きを取り戻し、私も在宅勤務に慣れるまで1ヶ月弱ほどかかりました。

よかったことは、学校で何をやっているのかが見えたり、私の仕事がなんとなく子どもに見えたこと(理解までは至らず)。

結果として、この時間・期間は、幸福度につながることになったと信じています。

家族の幸福のためにやってはいけない7つのこともリストアップ!

家族の幸福度を上げる7つのピース』の中で、幸福度を上げる7つのピースのカンターとして、やってはいけない7つのことも(因子)も取り上げています。

ここが現実的で秀逸です。

・へとへと因子

・自分なんて因子

・不快環境因子

・報われない因子

・バラバラ因子

・疎外感因子

・理不尽因子

自分の胸に手を当てなくても、内容を読んでいると、家族の中のエピソードが頭によぎるはずです。

あれは良くない、これはダメだったと反省して、幸福度を上げる7つのピースに注力できる家族関係を築くように努めていきましょう。

くれぐれも無理をしないという大前提も忘れずに。

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投稿者プロフィール

安斎 輝夫
安斎 輝夫
【サードプレイス】ブロガー 、安斎輝夫。長年サラリーマンとして家庭と職場だけの生活に疑問を持ち、2017年から「サードプレイス」を研究・実践し、人と人をつなぐコネクターな存在になろうと決める。
Expand your life with energy and support. というミッションを定めて、人生を一緒に拡張していける仲間を増やすために活動を展開。月1回のリアルなイベント「サードプレイス・ラボ」の運営するリーダー(主宰者)。また、6人で執筆する、週刊「仲間と一緒にワクワクしながら、大人が本当の夢を叶える!サードプレイス・メルマガ」(まぐまぐ)の編集長。Facebookページおよびグループの「サードプレイス・ラボ」も運営中。