【開催レポート】 コミュニケーションでつまずいて、コミュニケーションで自信をつけて結果を出した!(サードプレイス・ラボ 第55回)

サードプレイス・ラボは、継続的な価値とテーマごとの気づきや面白さ、登壇してくれるゲストの方の魅力などが相まって、楽しいイベントとして展開できていると信じています。

今回、久々に登壇してくれたのが、メルマガ執筆メンバーでもある、増田和芳さんです。

(2021年7月21日開催)

お知らせ

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増田和芳さんが新刊を出版された記念に!

サードプレイスというコミュニティの中でもキーマンとして関わってくれる、増田和芳さんが『「自信」をもって仕事で結果を出す! 職場で断然伝わるコミュニケーションスキル20』を出版されると聞いて、今回のサードプレイス・ラボに登壇をお願いしました。

今までの経験・知識を軸に職場でのコミュニケーションスキルについて語る1冊は、渾身の作品で、私も手に入れて早々に食い入るように読んでしましました。

このテーマは、多くの人にとって大切なものだと確信したので、お忙しい増田さんにお願いをして語ってもらいました。

会社組織のコミュニケーション論が軸の話

著書の編集者、増田さんの友人・知人を含めて多くの方が参加してくれました。

企業研修講師と、キャリアコンサルタントの2軸で独立起業された増田さん。

ご自身で会社組織の中で、コミュニケーションでつまづいた経験を踏まえて、まとめられた内容です。

増田和芳(ますだかずよし)のプロフィール

1976年、静岡県富士市生まれ。
合同会社富士みらいクリエイション代表

信じるを使命に掲げ、経営者や社員の方々の居場所を見つけて地域の会社の成長に貢献する人材育成コンサルタント、国家資格キャリアコンサルタント。
研修講師として400回近くの登壇実績を積み、受講者からも「具体例を交えた飽きさせない、眠くない」コンサルティングスタイルが評価される。
2019年4月に独立。静岡県富士市にUターン。現在は、静岡県内を中心に、中小企業の方々の人材育成コンサルティングや、研修及びセミナーの講師業・執筆業を中心に活動。
16年間の研修や人材育成に関わる知識と、職場で他人を信じられずに上手くいかなかった経験をもとにしたノウハウを盛り込んだコンサルティングプログラムを実践。これまで、通算470回以上の登壇。

日本プロフェッショナル講師協会のコミュニティに参加を通して、出版に興味があるメンバーの活動として、先頭を切って『「自信」をもって仕事で結果を出す! 職場で断然伝わるコミュニケーションスキル20』を世に出されました。

今回の著書の出版は編集者の力が偉大!

以前、独立起業に向けて、自費出版的に3冊の電子書籍を出版された経験がある増田さん。

今回は、出版企画のチェックや編集、校正、表紙のデザイン、などをプロの編集者にやってもらった点が大きな違いを味わったという話。

本を出す重みの違いを感じた増田さんは、ごきげんビジネス出版の伊藤編集長との対談へ展開されていきます。

新人の著者を応援するという形で展開しているだけに、伴走して出版につなげてくれる存在です。

書きたい内容がまとまっても、1冊の本に仕上げるのは本当に大変なものです。

相手に伝えるための出版は、増田さんの大きな学びになったと振り返られてました。

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著者自身が自らを振り返り、丁寧に解説してくれる時間

先輩・上司との関係が苦手だったという自分自身のことを振り返りながら、話が進みます。

増田さんがコミュニケーションにつまづいていた過去のエピソードが続いて話を伺います。

成功体験の自慢話ではなく、自分が失敗や苦労した話を語る姿は、正直すぎるので、引き込まれました。

嫌な思いに対して、文句をいうのではなく、同じ思いを他の人に味わってほしくないという気持ちを大切にしている優しさを感じます。

職場のコミュニケーション論が得意なのは、自分の経験を実験台のようにまとめて、相手に丁寧に伝えてくれるので、本当に心地よく、納得感にあふれる時間です。

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いまどき、ちょっと強い発言を部下に投げかけると「課長、それパワハラです!」って言われかねない世の中です。職場のコミュニケーションって難しくンっていることを、増田和芳さんが電子書籍でわかりやすくまとめています。

基本に忠実なコミュニケーションを!

リアルであれ、オンラインであれ、基本に忠実で、原理原則、丁寧にということがコミュニケーションが大事です。

話す、聞く、書く、など自分の得意な手段でコミュニケーションを取ればいいというのも増田スタイルです。

コミュニケーションをうまく活かすには、振る舞いとして巻き込み力が大切だという話。

テクニック論だけでなく、心構えまで、解説してくれるだけに、誰もがうなづきながら耳を傾けていました。

参加者の声

参加者のアンケートとして、いただいたコメントが、サードプレイス・ラボ史上、深いコメントの数々と長文に驚きました。

・久々にお話を伺えてうれしかったですし、すごく自分の進む道というのを自信をもって進まれているのが伝わってきました!

・オンラインでしたが久しぶりにお会いできうれしく思います。外国人を含んだ新規案件の形づくり、転職活動とコミュニケーションが必要不可欠なので根っこの部分を見直し実践していきます。
・貴重なお話ありがとうございました。
・作者増田さんからの想いのお話は、本の内容のさらなる理解につながりました。本当に大切なことは何か、自分自身も改めて考える貴重な機会をいただきました。ありがとうございました。
・めっちゃくっちゃ熱い信念と自分自身も刺激されて、めっちゃくっちゃ楽しかったです。 ありがとうございます✨
・自分も組織の上下関係苦手だったのでとても共感できました。きっとそういうコミュニケーションで悩んでいる人は多いので、救いになる書籍だと思います! 素晴らしい勉強会でした、益々のご活躍を祈っています!
・さすがの内容です!どうもありがとうございます。
・いつかリアルでお会いできる日が来るのを楽しみにしています!

コミュニケーションスキルは誰にでも必要なスキルだけど完璧な人はいない

増田さんの著書、今回の登壇内容以外にも、コミュニケーションに関して、さまざまな切り口の情報があります。

人間は、言語と非言語を駆使しながら、相手とコミュニケーションをとって生きる社会的動物です。

それだけに、誰にとってもコミュニケーションスキルは不可欠なものですが、完璧だと断言できる人はいません。

自分の都合だけでコミュニケーションを考えるのではなく、相手を意識して、TPOに応じて、伝え方を変えたり、感触を伺う必要があるのです。

増田さんが、この著書に込められた思いを研修講師やキャリアコンサルタントとして、今後とも活躍を続ける姿が浮かんできました。

著書の中でも「サードプレイス」に触れてくれた増田さんには感謝の気持ちしかありません。

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投稿者プロフィール

安斎 輝夫
安斎 輝夫
【サードプレイス】ブロガー 、安斎輝夫。長年サラリーマンとして家庭と職場だけの生活に疑問を持ち、2017年から「サードプレイス」を研究・実践し、人と人をつなぐコネクターな存在になろうと決める。
Expand your life with energy and support. というミッションを定めて、人生を一緒に拡張していける仲間を増やすために活動を展開。月1回のリアルなイベント「サードプレイス・ラボ」の運営するリーダー(主宰者)。また、6人で執筆する、週刊「仲間と一緒にワクワクしながら、大人が本当の夢を叶える!サードプレイス・メルマガ」(まぐまぐ)の編集長。Facebookページおよびグループの「サードプレイス・ラボ」も運営中。