何らかのサービスや商品を購入するために予約を行ったうえで、キャンセルをすると、一定の期間でキャンセル料が発生します。
ここに違和感はないでしょう。
では、無料サービスに関して、予約を得てからキャンセルする行為について、どのように考えますか?
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「無料」というマジックワードの裏にだって見えないコストが潜んでいる!
私たちは「無料」という言葉を目にすると、お得なワクワク感、お試し感が湧いて、気軽に申し込みやゲットをしようと動いてしまう。
結果として、無料の先には、有料のサービスや商品が待ち受けるというフロントエンド型のモノも多いのは、経済性を考えれば当然のこと。
ただ、無料という言葉の手軽さから、勝手に無断でキャンセルをする人があなたの周りにいないでしょうか?
もちろん、無料とはいっても、相手には準備も時間も含めてスタンバイをしているわけで、ノーコストというわけではないのです。
無料であっても、相手は予約を受ければ準備をして時間を確保している!
無料でお得なのは、情報を受け取った個人側だけであって、実際、その対応をする側の人間には、事前準備や時間確保とか労力はかかっています。
ここで大事なのは、有料サービスであれば、キャンセル料が発生するので、申し込み時点で慎重になったり、早めにキャンセル連絡をいれて自己負担となるキャンセル料を減らそうと考えるという違いです。
飲食店であれば、団体でコースを予約して、無断キャンセルをされた場合、当然ながら、キャンセル料(作られた料理、座席も無駄になる)を求めていくケースがほとんど。
事前チャージ制がないので、お手軽すぎるわけです。
形のないサービスであれば、余計に意識は希薄で、無断でキャンセルをしてしまう人も多い。
もちろん、スケジュールや予定の勘違い、事情があってキャンセルするケースもゼロではありません。(緊急入院などしたら、連絡ができないこともありえますから)
ただ、実際のところ、本人都合で勝手にキャンセルをしてしまうケースが後を絶たないという話は耳にします。
明らかに、無料のサービスの提供側への理解や配慮がない時点で、非常識だと言わざるを得ません。
◆ 無断キャンセル 防止アプリ(No Show Protection)
4割のお店で無断キャンセルが発生しています。
経済産業省の試算では年間被害額は2000億円
無料=お手軽 だから無断キャンセルをするのはOKではない
無料だからお手軽に適当に、適当に無断キャンセルしても困らないと考えているとしたら、やはり、大きな問題です。
昔のように、申し込み用紙を記入して郵送やFAX送信、メールに必要事項を書いて送信、などは不要な時代になったのは、インターネットのお陰です。
お手軽に申込、予約ができて、利便性が高いのは当たり前。
この考え方において、無料ならば連絡しなくても勝手にキャンセルしても問題がないという理屈は成り立たない。
お手軽さに任せて、相手のことを全く考えていない個人に問題あるのです。
事前に準備をしてスタンバイして、時間を空けている相手のことを考えていない
どうしても個人向けの(toC)だと、無料、もしくは、無料に近いサービス・商品があるだけに、気軽にキャンセルを申し出る人がいます。
既に、関係性がある相手ならば、礼儀をもって、事前にキャンセル連絡をするのでしょう。
今まで接点がない、相手とサービスだと、事情が変わります。
気軽に申し込みした無料のものだから、質も問えないし、忙しいから放置・無断キャンセルをしてしまう人っていますよねー。
大事なのは、どんな情報に触れても、自らが欲しいという意図を示したという点です。
プレゼントキャンペーンに応募して抽選でもらえるようなケースとは異なるのです。
明らかに、予約者に対して準備をしてスタンバイをして、時間を空けているのです。
相手の人生の中で、短い時間でも奪ってしまう行為を深く考えずに行っていることが問題です。
直前にキャンセルの連絡・処理をすればギリギリ許される
もちろん、予約を楽しみにしてみても、キャンセルしなければいけない事情は個人に発生することは避けられません。
この場合、直前のギリギリのタイミングであっても、1本、電話やメールなど何らかの形で連絡をすれば済む話です。(ギリギリ許される5分前ルールです)
予約事前確認の連絡、当日のキャンセル確認連絡も負担
予約・申し込みは、誰かに促されたとしても、本人が行っている行為であり、判断です。
おそらく、確認の連絡、当日キャンセルなどがあれば勘違いかどうかも含めて確認の連絡をする事業者・個人もいるでしょう。
それだけに、気軽な無料のサービス・所品への予約キャンセルは、しっかりと行分ければいけないのです。
キャンセルポリシーを作れ!
そもそも、キャンセルポリシーを設けて、同意を得て、クレジットカードなどを登録させれば、大幅にキャンセル防止になるという話があります。
申込数が減るという問題との表裏の関係ですが、予約によって、他の予約が被せられなかった1対1などの少人数対応の場合、このダメージは1件あたりは小さくても積もってくれば、被害額になります。
飲食店の団体予約であれば、このダメージは仕入れから影響するのは、タダ事ではすみません。
やはり、道義的な問題ではなく、法的な根拠として対応するためにも、キャンセルポリシーは設定しておくのが無難です。(サービス的に、キャンセル料を請求しにくい業態があるのはわかりますが)
無料サービス・商品も無断キャンセルなら、ペナルティ的な扱いは必要
キャンセルポリシーを作って、予約応募フォームに記載しても、相手が読んでいない・理解していない問題は消えません。
それであっても、無断キャンセルについては、一程度の厳しいペナルティを課すぐらいのルールがあっても問題はないと思うのです。
無料ならお手軽で、お試しでラッキーという気持ちは、集客も含めて販売戦略などからしても必要なのは当然ですが、そのシナリオに乗った以上、無断で予約をキャンセルするという行為は、迷惑行為であるという意識を持っていましょう。
結論として、無料サービスであっても、キャンセル料を設定するというのはあり、だと考えてます。
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投稿者プロフィール
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【サードプレイス】ブロガー 、安斎輝夫。長年サラリーマンとして家庭と職場だけの生活に疑問を持ち、2017年から「サードプレイス」を研究・実践し、人と人をつなぐコネクターな存在になろうと決める。
Expand your life with energy and support. というミッションを定めて、人生を一緒に拡張していける仲間を増やすために活動を展開。月1回のリアルなイベント「サードプレイス・ラボ」の運営するリーダー(主宰者)。また、6人で執筆する、週刊「仲間と一緒にワクワクしながら、大人が本当の夢を叶える!サードプレイス・メルマガ」(まぐまぐ)の編集長。Facebookページおよびグループの「サードプレイス・ラボ」も運営中。