海外の翻訳本は、とにかく分厚く、エビデンスや事例も多いだけに、読むのに骨が折れます。
医学博士のジェイソン・ファン氏の『は全米でのベストセラー健康本を翻訳されていますので、400ページのボリューム感で最後まで読み切れるのか不安がありました。 』
人類に増え続けている、糖尿病という病気を減らすために、どうやって体脂肪(内臓脂肪や異所性脂肪など)を減らすのが良いのかについて、検証と実績をもとに解説してくれている良書です。
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日本人の書く、ピンポイントな糖尿病解決本当は大きく異なる!
日本人に糖尿病患者(予備軍)も含むと、ものすごい勢いで増えており、生活習慣病の王様であり、合併症も含むと死に近づく存在だというのは知られています。
それだけに、日本人の医療本にもダイエットと癌の次に、糖尿病関連が多いような印象が強いですが、異端なピンポイントな本か、常識的な説を語るものが多くて、インパクトに欠けがちです。
その点、『は徹底的に、様々なアプローチを検証して、最適なゴールを見つけ出そうと医師が全力で取り組み、執筆したのは間違いない一冊です。 』
間欠的ファスティングで、体脂肪を減らし、体内の糖を減らせ!
医学的な事実について、素人の私がブログ上で書くのは間違いが出る可能性があるので、あくまで本のポイントに絞ります。
栄養素で言えば、炭水化物にあたる、糖分を減らすことで、大幅に減量して、糖尿病を完治させることもできるという結論は不可思議な内容ではありません。
そのためのアプローチ方法が、間欠的ファスティングというプチ断食を盛り込む食生活にチャレンジすれば実現可能と断言しています。
確かに、世界大戦時には、食料の配給制が取られて、糖尿病患者(肥満)は大幅に減ったということを考えると、現代人は、糖質を摂取しすぎて、身体に溜め込んでしまう傾向が強いのは間違いないでしょう。
投薬でも、インシュリンでも、減量手術でも解決しない、この問題を、間欠的ファスティングであれば誰でも実践できます。
もちろん、空腹感との戦いという現実的なつらさは避けられないのですが。
糖質がないと脳みそが働かない!疲れをとるのは糖分と言う思い込み
疲れたら、糖分を摂ると回復するというのは、いつの頃からか私たちは信じ込まされています。
糖分の甘さが脳に喜びを与えているのは事実。
だからこそ、さまざまな食事には砂糖が大量に使われており、甘さに喜びを感じる身体になっています。
精製された主食の白米、パンなどを充実して食べるようになったのは、現代人しかいないわけで、この甘くて美味しい感覚が食欲を増進させた結果、糖尿病が増えたというのは納得するしかないシナリオです。
当分といえば、炭水化物って主食だけど減らして大丈夫なのか?PDCバランスは?
食事で何を食べるかのバランス論で有名なPFC比の理想について確認しておきましょう。
Protein(タンパク質)、Fat(脂質)、Carbohydrate(炭水化物)の頭文字をとり、このエネルギー産生栄養素の取得比率のことをPFC比率と言います。
理想のバランスは、P:15%(13-20%)、F :25%(20-30%)、C:60%(50-65%)と言われています。
タンパク質だけをもりもりと食べるのは難しいでしょうし、味として脂質と糖分がないと味気ないものになります。
大事なのは、身体のエネルギー源となる、脂質と炭水化物の比率と質の問題にあると考えるのが最適です。
脂質についても専門書に色々とあるとおり、積極的に摂るべき油と摂らないほうが良い油に分かれています。
炭水化物も6割近い比率を摂取すると良いと決めたこと自体が間違いだったと、ジェイソン・ファン氏は後悔も含めて解説しています。
間違った情報が流布されて定説になり、本当の真実が明らかになっても、染みついた知識は常識として理解されており、変えることが容易ではないのです。
精製されていないものは美味しいとは言えないのかもしれませんが、もう一度、自分がどんなものを食べており、その結果、身体にどのような影響があるのかいるべきです。
プチ断食をやって健康になっていく生き方で身体をアップデートできるなら
間欠的ファスティング(断食)とは、食事と断食(食べ物を食べないこと)のパターンを取り入れたダイエットほうであり、食べるものを制限するのではなく、食べる対明を制限するものです。
毎週1〜2日の断食、1日おきの断食、特定の時間帯のみ食事をしたり、毎日12時間以上の断食を行うなどの多様な方法があります。
食が豊かな時代だけに、1食抜くとか、1日食事をスキップするのは、正直言えば苦痛なのも当然です。
身の回りに食べ物があり、それらの情報が視覚などから入ってきますし、冷蔵庫に足を運ぶだけで、何かが口に入れることができます。
『の最大のメッセージは、間欠的ファスティング(断食)を行って、身体の無駄な脂肪を減らし、結果としてダイエットした身体を作り上げ、糖尿病から離脱しよう!ということになります。 』
意志の力は必要ですが、この方法が健康への最終兵器であり、シンプルな実践法なのだと理解しました。
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【サードプレイス】ブロガー 、安斎輝夫。長年サラリーマンとして家庭と職場だけの生活に疑問を持ち、2017年から「サードプレイス」を研究・実践し、人と人をつなぐコネクターな存在になろうと決める。
Expand your life with energy and support. というミッションを定めて、人生を一緒に拡張していける仲間を増やすために活動を展開。月1回のリアルなイベント「サードプレイス・ラボ」の運営するリーダー(主宰者)。また、6人で執筆する、週刊「仲間と一緒にワクワクしながら、大人が本当の夢を叶える!サードプレイス・メルマガ」(まぐまぐ)の編集長。Facebookページおよびグループの「サードプレイス・ラボ」も運営中。