出会い系のマッチングアプリを利用したことはありますか?
私は、必要性を感じてないので、手を出していません。
男女の出会いは、いろいろありだとは思いますが、マッチングアプリは良いことばかりじゃないと認識しないといけないと感じる映画を見ました。
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マッチングアプリでハッピーエンドというのは面白くないから
これだけ、世の中にマッチングアプリが増えていたら、きっと、題材にした映画は作られるだろうと思っていました。
土屋太鳳を主役に、映画「マッチング」は、繰り広げられていく作品です。
マッチングアプリで幸せになる!では当たり前すぎて、コンテンツとして面白くないので、ミステリー調になるのは仕方ないのですが。
マッチングする相手をどう選ぶのか、本当にマッチング率は高いのか?
恋愛系マッチングする相手をどう選ぶのでしょうか。
当然ながら、ルックス、プロフィールでマッチング度合いを合わせて、お互いにコミュニケーションがスタートするというのは、誰もが予想できるし、自然なことかもしれません。
でも、今の時代、画像が100%本人なのか、プロフィールは正しいのかって、誰もが確証を持てるとは言えないのではないでしょうか。
映画「マッチング」では、ウェディングプランナーとして仕事が充実している一方、恋愛に奥手な輪花(土屋太鳳)は、 それほど気乗りもしないまま、同僚にそそのかされるように、マッチングアプリに登録します。
なんとなく自分と合いそうな、マッチング度が高い相手とコンタクトを取り。
その後、事件に巻き込まれていきます。
そもそも、このマッチングアプリのマッチング度って、どの程度の精度なのでしょうか?
条件や基礎的な情報をアルゴリズムで合わせているに過ぎません。
人の気持ちも含めた変化に対応できるようなものではないのですから、所詮、出会いのきっかけ程度に過ぎないのでしょう。
もちろん、アプリ利用者の人物に関してのリファレンスチェックなどは行なっていないでしょうから、ヤバい人も含まれたアプリと想像しておかないと、危険な目に遭うことだってあり得ます。
もちろん、出会った後については、自己責任とされてしまうでしょうから。
まさか、掲示板的なチャットツールの古い時代の話まで
映画の中で、古いチャットツールでの出会いとコミュニケーションの場面が出てきます。
あの頃は、完全にテキスト情報のみで、お互いとやり取りをして、本当に気があえばリアルに遭うというまでに時間がかかっていたような気がします。
私は、杉本哲太さんの演じた父親側の世代なので、理解ができました。
果たして若い人には理解ができるものなのかは疑問が残りますが、テクノロジーの変化による、人と人の出会い方の変化を感じました。
実際に会うかどうかの判断は最後まで揺れる
私も、若い頃、チャットツールを通して、実際にあった異性はいました。(30年近く前の話ですが)
何度もやり取りをしているからイメージも湧き、共通の話題もあるので楽しいかと思ったのですが、どうも何かが違います。
テキスト上でのコミュニケーションとリアルな相手ではリアクションも違うし、テンポも違います。
一度は会っても、2度3度と会いたいか、と言われると微妙なものに過ぎませんでした。
当時は、合コンで複数のメンバーが会って、というスタイルと比べると、いきなり、1対1というのは、距離感が縮まりますが、怖い部分があるのは事実です。
今、気軽に使えてしまう人たちは、何を考えているのでしょうか。
この映画「マッチング」のように怖い出来事に遭遇しないことを願うばかりです。
エンディングがモヤモヤするのは次回作も睨んだ布石なのか
「マッチング」のラストシーンを見て、なんともモヤモヤした気持ちになりました。
最近、スッキリ感を持って楽しめる映画もある反面、この先は見ている人で考えてくださいね、というスタンスのものも増えていると感じます。
余白といえば、余白なのですが、観客動員数が多かったり、話題になれば、次回作も作れるような仕掛けを残しておくというのは、少しズルい作りのような気がしてなりません。
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【サードプレイス】ブロガー 、安斎輝夫。長年サラリーマンとして家庭と職場だけの生活に疑問を持ち、2017年から「サードプレイス」を研究・実践し、人と人をつなぐコネクターな存在になろうと決める。
Expand your life with energy and support. というミッションを定めて、人生を一緒に拡張していける仲間を増やすために活動を展開。月1回のリアルなイベント「サードプレイス・ラボ」の運営するリーダー(主宰者)。また、6人で執筆する、週刊「仲間と一緒にワクワクしながら、大人が本当の夢を叶える!サードプレイス・メルマガ」(まぐまぐ)の編集長。Facebookページおよびグループの「サードプレイス・ラボ」も運営中。