「踊る大捜査線」シリーズの人気キャラといえば、青島俊作だけでなく、室井慎次というのは誰もが納得できるはず。
今回、終わったと思っていた「踊る大捜査線」シリーズが、リスタートすることに驚かされました。
あの、室井慎次がどうなっているのか?という疑問を持ちながら。
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室井慎次と柳葉敏郎のシンクロとギャップ
柳葉敏郎さんといえば、トレンディドラマの常連の俳優であり、表情豊かで、動き回るキャラクターのイメージでした。
そんな彼に、警察官僚=キャリアとしての室井慎次という眉間に皺を見せて、寡黙で考え込みながら、自分の理想に走る頑固な男を演じさせるというのは、意外性なキャスティングだったと思います。
室井慎次と柳葉敏郎の共通点といえば、秋田出身という点しか浮かびません。
室井慎次が警察を辞めて秋田に戻っていた(ネタバレなし)
室井慎次は理想の実現、青島俊作との約束を果たせずに、警察を辞めて、出身地の秋田に戻っているという設定で映画が始まります。
警察官僚として駆け上がりつつ、挫折も味わった男が、秋田でどんな生活をするのか。
そもそも、室井慎次に家族がいたのか、という疑問も、映画の中で解消されていきます。
彼が、被害者・加害者家族の子どもの里親となって暮らすという人生を送る姿は、テレビドラマ版の頃の彼を振り返ると想像のできない展開でした。
それだけに、秋田の静かなところで一緒に暮らす子どもとの生活こそが、安住の地だったのかもしれません。
ただ、事件に巻き込まれていくところが、いかにも、室井慎次です。
90年代後半のヒットシリーズを、今、受け入れられるのか?
踊る大捜査線シリーズは、ドラマ、映画化と大ヒットを遂げた作品です。
今までの刑事モノと違い、組織構造の問題をサラリーマン社会と同様にシンパシーを感じる設定と個性的なキャラクターたち。
2003年公開の「踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ!」は、日本国内での観客動員数1260万人、興行収入173.5億円、実写邦画歴代興業収入第1位(2024年時点)という金字塔を立てた映画です。
その後、スピンオフ作品、続編が続いたものの、ファイナルが公開されてシリーズは終焉を遂げたと誰もが思っていました。
当時から20年以上の時間が経過して、役者自身も年齢を重ね、キャラクターも歳を取っているとしたら、もはや、若い世代に届く作品になりうるのか、という疑問は残っていました。
個人的には「容疑者 室井慎次」のインパクトが強く、泣いた人なので、今作は・・・
2005年公開の「容疑者 室井慎次」は、シリーズの他の作品と異なる雰囲気を帯びていました。
私も映画館で思わず涙してしまった、室井慎次の過去の話はずしりと重いもので、彼の人格を形成する上で、不可欠だと納得させられました。
それだけに、もう一度、室井慎次というキャラクターで映画を作ると聞いた時は驚きました。
彼に隠された部分がスクリーン上で描かれるようなことがあるのだろうか、と。
警察官僚としてTOPになったというサクセスストーリーではないものを見て、心を揺さぶられることはあるのだろうか、と。
なぜ、2作に分けたのか?ここが一番知りたいまま「生き続けるもの」へ
今回、室井慎次の作品は、「敗れざる者」(先行公開)、「生き続ける者」(後続公開)と2作品に分けて公開されています。
「敗れざる者」を見終えた時に、消化不良的に残ったものは、「生き続ける者」で回収してくれると期待しています。
ただ、それだけに、合計4時間以上に渡る作品にしなければいけない理由は、ストーリーよりも興行的な意味で考えられているような気がします。
2作品を見たければ、映画館に2度は足を運ばなければいけないので。
そして、そのラストを見れば、きっと、室井慎次を深く知ることができるのだろうと思いつつ。
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【サードプレイス】ブロガー 、安斎輝夫。長年サラリーマンとして家庭と職場だけの生活に疑問を持ち、2017年から「サードプレイス」を研究・実践し、人と人をつなぐコネクターな存在になろうと決める。
Expand your life with energy and support. というミッションを定めて、人生を一緒に拡張していける仲間を増やすために活動を展開。月1回のリアルなイベント「サードプレイス・ラボ」の運営するリーダー(主宰者)。また、6人で執筆する、週刊「仲間と一緒にワクワクしながら、大人が本当の夢を叶える!サードプレイス・メルマガ」(まぐまぐ)の編集長。Facebookページおよびグループの「サードプレイス・ラボ」も運営中。