「投資はギャンブルだ!」と断言してしまう、過激な『という本を読んでみました。
納得できる部分もあるのですが、少し過剰に逆張りなメッセージを発信していると感じなければいけないと、私は感じました。
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森永卓郎氏の主張は正しい部分もあるが、過剰な面は否めない
『に限らず、森永卓郎氏は、新NISA及び、暗号資産なども含めて、金融知識が曖昧な人たちが期待感を持って、波に乗る傾向にはブレーキを踏もうとしていたのは事実です。
彼自身が、資産運用を未経験だったわけではなく、目的を持って、理解をしながら節度を持っていたのでしょうけども、一般人が無自覚で、投資ムードに乗るのは危険だということを言いたかったのだと思います。
今まで、森永卓郎氏の経済や景気予測が当たったこともあれば、外れたこともありますから。
冷静に彼のメッセージも読み解く必要があります。
新NISAスタートによって
2024年1月1日より開始された、新NISA(少額投資非課税制度)は、貯金から投資の時代へ日本人を向かわせるための転換点になっています。
非課税保有限度額1800万(成長投資枠+つみたて投資枠)という規模に注目が集まり、盛り上がりを持ってスタートした制度です。
老後2000万円問題が騒がれ、定年が伸びて、シニア層まで働き続けないと生活が厳しいというイメージが広がる中で、救世主的に現れたと感じている人が多いのが、新NISAなのだと感じます。
2024年末時点での新NISA口座数は、2,560万4,058口座で、2023年末時点から20.5%増加しています。
実際に活用しておらず、口座だけを開設した人もいるにせよ、日本国民の中で浸透度は広がったことだけは間違いありません。
バブル崩壊を知る人たちから見て、投資はギャンブルは間違っていない!
逆張り的な発想を持つ、森永卓郎さんが『は、誰もが賞賛と期待をする制度だからこそ、警鐘を鳴らしているのは理解できます。
同調圧力的に、「右へ倣え!」と誰もが一気呵成に同じ方向に向かいがちな日本人。
資産運用に避けて通れない個人としてのリスクを理解できているかどうかは、よくわからないまま、新NISA口座を持ち、スタートさせた方もいらっしゃるのはわかります。
金融リテラシーの高くない大人が、この制度に飛びつくのは危険な面もあるので、自己責任を持ちながら、どう取り組むのかを丁寧に説明している方もいます。
その点、新NISAなんて、ギャンブルで危ない!これから、バブルが弾けたら、資産がなくなってしまうぞ!と声高に訴えかける彼の主張にどこまで納得できるかは、個人によるでしょう。
がん宣告を受けて、余命が限られている状態にあった著者にとって、長期的な資産運用のメリットなど感じられる未来は見えないのは言うまでもありません。
バブル崩壊で資産を大幅に失った人たち
バブル崩壊によって、自らの資産を大幅に失った人たちも、まだ、この世に多く生きていらっしゃいます。
彼らからすれば、イケイケドンドンな形で、株や投資信託、不動産投資に向かって痛手を負ったのですから、新NISAも煽りをくらい、いつかダメージを喰らうかもしれないと言われると、不安を感じる世代がいるのも納得できます。
未成年だった私からみても、バブルに浮かれていた大人たち、その後、ダメージで生活が大変なことになった姿も記憶の片隅にあります。
あの当時は、今の好景気がいつまでも続くという錯覚があり、過剰なまでの投資によるリターンの期待で盛り上がりすぎていました。
当時の人たちに、金融リテラシーなるものは、ほとんどなく、儲かる喜びしかないまま、沼にハマったのでしょう。
現役世代の大半は、失われた30年で、バブル後のデフレ時代で苦しんでいただけに、同じ轍は踏まないのでしょうか。
投資はギャンブルではなく、投機にならないことが大切!
投資は価格が変動しますし、上がるか下がるかは、予想はできても確実性があるか、というと結果次第としか言いようがありません。
投資と投機の違いを理解できるかどうかが、ものすごく大切なのだと思います。
投資は、企業の将来性に期待して株を買い、長い間保有する行為などを指します。
一方、投機は株の値動きを見て1日~数週間といった短い期間で売買を繰り返す行為と言われます。
投資のギャンブル性よりも、投機のギャンブル性の方が問題なのです。
ただ、考え方が、短期で楽に資産が増える、もしくは、自分の保有している資産が減ることなんてない、と楽観的に考えすぎる人は危険なのは言うまでもありません。
自分の資産運用の方法が投資の範疇なのか、投機に値するものなのか、冷静に判断する力は養っておくべきでしょう。
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投稿者プロフィール

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【サードプレイス】ブロガー 、安斎輝夫。長年サラリーマンとして家庭と職場だけの生活に疑問を持ち、2017年から「サードプレイス」を研究・実践し、人と人をつなぐコネクターな存在になろうと決める。
Expand your life with energy and support. というミッションを定めて、人生を一緒に拡張していける仲間を増やすために活動を展開。月1回のリアルなイベント「サードプレイス・ラボ」の運営するリーダー(主宰者)。また、6人で執筆する、週刊「仲間と一緒にワクワクしながら、大人が本当の夢を叶える!サードプレイス・メルマガ」(まぐまぐ)の編集長。Facebookページおよびグループの「サードプレイス・ラボ」も運営中。