職場・仕事でも、家庭・家族でもない、第3の居心地の良い場所=サードプレイス を広めていくために、「サードプレイス・ラボ」というイベント型学びと交流のコミュニティを立ち上げて、8年目(96ヶ月)を迎えました。
『サードプレイスの日(自称)は、12月3日!』と決めて、毎年、ゲストと一緒に多くの皆さんとの出会いと交流を目指して継続してきました。
(2024年12月3日(月)19時00分〜)
3人のご縁をブッキングできたこと!広々とした会場!最高の人々の交流の場に!
2024年12月3日(火)は、Third place day 〜ワクワクする人生を歩むために〜 というタイトルで開催致しました。
Third Place(サードプレイス)の価値を再理解するためには、ハッピーな人生を歩むことは不可欠です。
この観点で参加者の皆様と一緒に楽しい時間を過ごすためのイベントとなります。
メインコーナーは、3名のゲスト(森本千賀子さん、石山恒貴さん、辻正太さん)とサードプレイスをテーマにしたトークセッションです。
この3人、それぞれのご縁を繋げて、タイミング合致できたのが最高の展開力(設計力)でした。
そして、初利用の会場、京橋エドグランさんを好意で貸していただけたことで、スケールを広げて開催することができました。
3人のご縁と私の関係性とタイミングによる奇跡的な機会
毎年、協力していただける、転職の女神:森本千賀子さんに加えて、法政大学大学院政策創造研究科教授の石山常貴さん、C今治高校里山校の初代校長として活躍されている辻正太さん。
12月3日の夜にスケジュール調整ができただけでも十分な奇跡です。
石山先生とは、人事領域やパラレルキャリア、サードプレイスの観点で研究をされていることで、何度か接点も持たせてもらっているものの、リアルなゲストとしては初めてでした。
とにかく、お話が上手いし、その場の空気に合わせたアドリブも得意という点で、完璧な登壇ゲストだと期待していました。
安定の森本千賀子さんと誰を組ませるのが面白いのか、他のイベントで絡んでいたとしても、同じテーマで話したことがない相手を探さなければいけない。
森本さんと石山さんは、人事系のイベントでも登壇やご一緒した機会はあるに違いないので、普通の組み合わせです。
サードプレイスなだけに、第3のゲストが必要だと考えて、練りに練って、難しいことを承知の上で、登壇依頼をしたのが、辻正太さんでした。
コロナ禍の森本さんのオンラインイベントで、コラーニングスペースHLS 弘前を創業されて活躍されていた辻さん。
そのご縁の延長で、石山さんと辻さんをサードプレイス・フェスの対談セッションでミートアップする機会を作ったことを思い出しました。
そのご縁を、石山さんとゼミ生が、HLS弘前の現地調査に向かって、交流を図るという展開が、私の知らないところで起きていました。
今回のThird place dayのキーマンは、辻さんに決定していたのです。
ユニークな学校を作り、地方でチャレンジしていく姿を多くの人に伝わってもらえるような機会にしたいと裏テーマは出来上がって取り組みました。
開催の概要
Third place dayの開催の概要は下記のとおりです。
Incubation CANVAS Program(東京都中央区京橋2丁目2−1)【スケジュール】18時30分〜19時00分 会場への入場19時00分〜20時00分 Third place day 〜ワクワクする人生を歩むために〜トークセッションゲスト3名:森本千賀子さん、石山恒貴さん、辻正太さん +主催者:安斎(ファシリテーター)
20時00分〜21時30分 参加者懇親会(ケータリングによる会場内での飲食)
21時30分 終了(最終退館 22時00分)
※19時〜20時 オンライン参加(zoom予定)
会場、ケータリングのご縁も森本千賀子(もりち)さんでした
実は、2024年12月3日の開催会場は、別の候補がありました。
それなりにインパクトもあり、スケールもある環境でやらせてもらえそうなのでワクワクしていたのですが、諸問題があり、会場を借りることに、黄色信号が点灯して困っていたのです。
そんな時に会場を紹介してくれたのは、森本千賀子さんで、artience株式会社の担当者をご紹介いただき、Incubation CANVAS Program を貸していただけることになりました。
現地見学に足を運んだ瞬間、ロケーション、アクセスの良さ、会場の雰囲気、機材などトータルでベストな会場だと判断しました。
そして、会場内でのケータリングも最良の選択を悩んでいたところ、ORYZAE株式会社さんをご紹介いただき、とても美味しく、身体に良い食事の提供ができました。

当日、会場で丁寧に準備をしていただきました!

1つ1つが心を込めて、身体に良いもので作られていることが伝わってきます。オリゼさん、素敵すぎます!
人脈力のある森本さんのおかげで、今回は、本当に助けられました。
奇跡が重なったなら一人でも多くの人に参加してもらいたい!
着々と準備を進めていきながら、今回は、今まで以上に関わってくれる人、いわゆる、ステークホルダーの多さにプレッシャーも感じていました。(もちろん、ワクワクしてましたけども)
この奇跡な場である、Third place day を盛り上げるには、多くの参加者が必要だという結論に達しました。
参加方法のバリエーションを増やし、アプローチを徹底的に
リアルの会場参加、オンライン・ライブ参加、アーカイブ参加の3パターンの参加バリエーションを用意しました。
当日現地に足を運んで、楽しい会食も含めて交流できる人が、最も楽しんでもらえるのは当然のことです。
加えて、地域的な距離の問題で当日、会場参加が叶わない方に向けて、トークセッションをライブで見せたいという思いが強くありました。
コロナ禍以降のハイブリット型運営の難しさを考えると、あくまで視聴するという形ではあるものの、面白いコンテンツになるのは間違いないので、500円の参加費を頂戴するということで設定にしました。
さらに、当日時間も取れないけど、興味があったという方のために提供できるのが、アーカイブという形式、こちらも500円という設定にしたことで、オンラインは一律です。
逆にいうと、ワンコイン以上の価値をオンライン参加者に残せなければならないというのは、プレッシャーにもなりました。
オンラインでいただくコストが会場参加費用を抑えるためには不可欠だったので、その調整のためにも一人でも多くの方に届けると覚悟を決めました。
集客メインの1ヶ月間、私は、FacebookのDMで繋がっている友達に、お一人ずつ連絡して、アプローチをかけました。
正直、指も痛くなるし、頭もふらふらになるものの、接点が薄くなた方へのお久しぶりメッセージとして活用しました。
以前、断られた12/3の思いを払拭するために
もちろん、以前のサードプレイスの日のイベントに声をかけても、忙しい、遠い、予定あり、などの返答が多かったことを忘れていません。
不参加には色々な事情があるのは100%わかっているものの、正直、悔しかったです。
リアルでやれば、日程が合わないと言われ、オンラインでやると、楽しめないと言われ、こちらの熱や思いが伝わらない、もどかしさを抱え続けていました。
今回、3パターンの参加方法のバリエーションを増やしたことで、断られても、次の参加方法を伝えるという追加の連絡ができたのです。
それでも、断られたり、無視をされれば、それまでです。
サードプレイスという考えや、私自身へ興味がない(会いたくない)、他に夢中になっていることがある、体調が悪い、など、いろんな事情はわかります。
ただ、断りにくい仕組みを作って、徹底的にアプローチしたのは、過去の苦い思い出との訣別を目指していました。
メインの1時間は短いと言われたけど、このぐらいが参加者の熱量の頃合いでは
ゲスト3名に向けて、私が事前に用意した質問を軸に掘り下げてもらうような形でのトークセッションは盛り上がりました。
3名の方々のホスピタリティというか、お互いへの配慮・リスペクトもあって、実に絶妙なトークが広がりました。
だからこそ、1時間では短いとか、質疑の時間をちゃんと用意して欲しかった、などのご意見はいただきました。
でも、物足りないかもしれない、ぐらいがトータルで見ると、ちょうど良いバランスだと思うのです。
なぜならば、オンライン参加者の方の集中力には限界があるので、これ以上、長いと不満になってしまうことを想定できていましたから。
そして、グラレコとして描いてもらったことで、参加者に、再度、グラレコの存在を理解してもらえる形も演出できました。
彼らのことも考えると、1時間にしないと、ケータリングでの交流タイムも楽しめなくなるという、バランスの問題は、試行錯誤して決めたのですが、結果的には良かったと自負しております。
▼トークセッションのアーカイブ
この運営スタッフで開催できるスケール感はどこまでなのか!
会場とゲストが決まった時点で、ある程度、集まってくれる方の人数は、最大で会場参加100名と見込んでいました。
そんな規模は過去を振り返っても自主開催として実現したことがありません。

有志・ボランティアメンバーで運営することの限界とも言える状態に、ヒヤヒヤしつつ、力強い面々が得意な分野・能力で協力してくれました。
当日まで、全員が揃うこともないし、私とは接点があっても、お互いは関係性が成り立っているとは言えない状況でありながら、事前の調整、当日の動きも含めてパーフェクトなことに心から感謝しております。
当日も、いくつかのハプニングがありながらも、なんとか乗り切れてしまうのは、一人一人のさまざまな経験のおかげだと思っております。
交流タイムで、それぞれの人が笑顔で楽しんでくれた
残念ながら、私は、すべての会場参加者の方とお話はできなかったと思います。
とはいうものの、この会場内で久しぶりに出会えた人たち、初めて関係性を作れた間柄、色々な形での交流やコミュニケーションが成り立ったようなので、主催者としては、大満足です。
もし、実際にリアルで100名以上集まっていたら、色々と問題も含めて大変だったのだろうと思いますので、この規模感で最適でした。
ここから新しい縁が生まれて、何かが誕生してくれていたら、私個人は楽しくて堪りません。
きっと、だいぶ経ってから教えてもらえるのでしょうけども。
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投稿者プロフィール

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【サードプレイス】ブロガー 、安斎輝夫。長年サラリーマンとして家庭と職場だけの生活に疑問を持ち、2017年から「サードプレイス」を研究・実践し、人と人をつなぐコネクターな存在になろうと決める。
Expand your life with energy and support. というミッションを定めて、人生を一緒に拡張していける仲間を増やすために活動を展開。月1回のリアルなイベント「サードプレイス・ラボ」の運営するリーダー(主宰者)。また、6人で執筆する、週刊「仲間と一緒にワクワクしながら、大人が本当の夢を叶える!サードプレイス・メルマガ」(まぐまぐ)の編集長。Facebookページおよびグループの「サードプレイス・ラボ」も運営中。