子どもだってイライラする!どうすればその感情をコントロールできるのだろうか?

一般社団法人日本アンガーマネジメント協会ファウンダーの安藤俊介さんの著書12歳から始めるイライラしない技術』を手に取って読んでみました。

私は12歳ではないものの、子どもであってもイライラしないテクニックは不可欠だと実感しているので、納得の一冊を見つけたと喜びながら、読了できました

イライラしてもいいことはないですから。

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大人だけでなく、子どもだってイライラして怒ってる時代

大人もイライラして怒っている場面はよく見かけますが、子どもだって負けず劣らず、イライラして怒っている時代です。

まあ、これは時代に関係なく、本能的な行動だとも言えるのですが、その反動の行動が事件や事故にまで発展しがちなので、問題としては見過ごせません。

イライラしたくなるのは年齢の問題じゃない!

最近、通勤の乗り換えや駅構内で、駅員とトラブルを起こす乗客はチラホラいるのですが、乗客同士のトラブルも、以前から目にします。

なぜ、その程度のことで起こるのか、相手に容赦なく感情をぶつけるのか。

一言、すいません、とか、ごめんなさい、をいうと負けだと感じてしまうのでしょか。

12歳から始めるイライラしない技術』は、タイトル通り、小学校高学年がどんな気落ちで、イライラするのかを掘り下げている一冊です。

ただ、子ども向け、というよりは、子どもと向き合う親に向けた本のように感じました。

事例は、友だちとのことなども挙げられているので、大人向けではないかもしれませんが、感情が昂ってイライラしてしまい、関係性が悪くなったり、問題を起こすのは年齢の問題ではないと感じます。

誰にだって感情があるのだからイライラは避けられない

老若男女、ましてや、ペットでさえ、イライラしたり、怒りの感情が爆発することはあります。

つまり、自分にとって、不愉快、不利益、不満を感じると、そのエネルギーは大きくて、爆発すると、それなりの問題に発展します。

人間には、喜怒哀楽を中心とした感情があるのだから、誰にだって、イライラすることはあります。

相手の言動は悪気がないとしても、受け手として納得できないもの、勘に触れば、一気に弾けるパワーがあります。

その怒りをおさめるために、「アンガーマネジメントとして6秒待つ」のようなアプローチはあるものの、冷静にその短時間を待てない人やケースは十分にあり得ます。

このイライラする、怒りの感情を完全に消し去るというのは、人間でなく、動物としての本能として捨て去ることはできないのでしょう。

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猛烈にイライラした小学生の私の「絵の具ばら撒き事件」

自分自身が小学生だった頃を思い出して、イライラしたことはどんなことだったのか。

振り返ってみたものの、思いつかないでいたところ、ある事件を思い出しました。

演劇部だったので、おそらく小学校6年生の話です。

演劇の舞台に向けて準備をしていて、大道具などの色塗りに勤しんでいた時のことです。

きっかけは忘れましたが、私は、N君にブチ切れました。

絵の具しかも、ペンキ並みに多い量(小さなバケツの量)を彼の頭からぶっかけました。

口ゲンカに収まらずに、具体的に行動までしたのです。

今、考えると、相手の親が怒鳴り込まなかったのが不思議な出来事です。

とにかく、N君に対して、猛烈に怒りを込めてやらかしたことを思い出しました。

おそらく、彼の衣服といい、とんでもないことになったのでしょうけど、私が彼に謝罪した覚えもなければ、先生に怒られた記憶もないのです。

つまり、ストーリーとしては忘れているけども、怒りのシーンとして行動を起こしたことだけを当事者が覚えているという不可思議さ。

それだけ、イライラや怒りの感情は人に何をさせるのか、予想ができないというエピソードなのですが、全く前後関係を覚えていないので、説得に欠けますね。

怒りのエネルギーをどう理解するかが大事!

何に対して、人が怒るのか、子どもの場合、些細なことがきっかけかもしれませんが、本人の感情ボルテージが上がると、爆発しますよね。

言動に現れて、相手に対して容赦のない行為につながると問題になります。(私のように)

ただ、この怒りのエネルギーというのは、人間にとって、不可欠なものですから、それをどう理解していくのかが大事である、というメッセージが12歳から始めるイライラしない技術』の中に散りばめられていました。

そんな中でも、著者が大切にすべきと述べていた「自己理解」という概念。

わかっているようで、実は、うまくできていないのが「自己理解」だと気づかされるのではないでしょうか。

是非、だいぶ前に12歳を通り過ぎた人にも読んでほしい一冊です。

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投稿者プロフィール

安斎 輝夫
安斎 輝夫
【サードプレイス】ブロガー 、安斎輝夫。長年サラリーマンとして家庭と職場だけの生活に疑問を持ち、2017年から「サードプレイス」を研究・実践し、人と人をつなぐコネクターな存在になろうと決める。
Expand your life with energy and support. というミッションを定めて、人生を一緒に拡張していける仲間を増やすために活動を展開。月1回のリアルなイベント「サードプレイス・ラボ」の運営するリーダー(主宰者)。また、6人で執筆する、週刊「仲間と一緒にワクワクしながら、大人が本当の夢を叶える!サードプレイス・メルマガ」(まぐまぐ)の編集長。Facebookページおよびグループの「サードプレイス・ラボ」も運営中。