映画「こんにちは、母さん」というストレートなタイトルを見て、今っぽい作品ではないのではないんじゃないかと予想できました。
若い人に届かない作品は、高齢者が多い、今の日本には満足されるとしても、将来的に残るのかというと、首を傾げたい部分があったと感じます。
映画作品としてのクオリティには何の問題もない、素晴らしい出来なのですが。
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山田洋次 × 吉永小百合 × 大泉洋での母と息子の物語
松竹の映画作品監督といえば、山田洋次さんの印象が強いです。
昔から続く日本のアットホームな雰囲気で、テンポよく事件や事故など派手なシーンはない作品が多いので、年配・シニア層には安心感は与えるでしょうが、若者には響かないのかもしれない。
映画「こんにちは、母さん」は、下町に生きる母さん(吉永小百合)とその息子(大泉洋)の関係性を軸にしながら展開していきます。
この二人で噛み合うのだろうか、と思ったものの、どこにでもいそうな母と息子のような、フィット感に包まれたのは、山田洋次監督マジックなのだと思います。
ストーリー(Amazonより引用)
大会社の人事部長として日々神経をすり減らし、家では妻との離婚問題、大学生になった娘・舞(永野芽郁)との関係に頭を悩ませる神崎昭夫(大泉洋)は、久しぶりに母・福江(吉永小百合)が暮らす東京下町の実家を訪れる。「こんにちは、母さん」しかし、迎えてくれた母の様子が、どうもおかしい…。割烹着を着ていたはずの母親が、艶やかなファッションに身を包み、イキイキと生活している。おまけに恋愛までしているようだ!久々の実家にも自分の居場所がなく、戸惑う昭夫だったが、お節介がすぎるほどに温かい下町の住民や、これまでとは違う“母”と新たに出会い、次第に見失っていたことに気付かされてゆく。
完全に東京下町だけの設定だけではなく、大会社の人事部長が登場するだけに、ほのぼの感だけでは収まらない作品になっています。
下町の風情も抑えられているのは時代の流れ
葛飾・柴又の寅さんシリーズという昭和時代の名作のような下町の風情が漂う場面もあるのですが、令和の時代だけに、古くさい印象を醸し出している点が観客・視聴者に目線を合わせているのが伝わります。
あの頃、下町の風景の中に東京スカイツリーが存在しなかったのだから、街の雰囲気が変わるのは当然なのでしょう。
この時代の流れがあるからこそ、現代の中での下町風情はだいぶ抑えられています。
ノスタルジーだけで語らず、あくまでも、会社勤めの息子が育った町という設定に過ぎません。
ここまで抑えられているのであれば、ある程度、若い人たちにも違和感なく見れる作品なのだと思います。(永野芽郁のおかげとも言えるかもしれませんが)
年老いた母と家族とうまくいかず、仕事にも悩む息子の距離感
息子の昭夫は、家族との関係がうまくいかずに、妻とは別居、大学生の娘との微妙。
仕事でも人事部長ではあるものの、悩みは絶えない姿を大泉洋が絶妙に演じています。
ある意味、大泉洋らしさを消している部分が目立ってよかったです。
一方、母・福江も神父さんとの距離感が絶妙で、付かず離れずな感じがシニア世代には共感を得られそうな設定。
母と息子の関係は変わらなくても、歳を重ねるうちに、それぞれの状況が変わり、分かり合えない部分がある。
同年代の親子関係であれば、この設定とストーリーには引き込まれます。
むしろ、介護の悩みが出てこないのが不自然な感じがするぐらいでした。
どこにエンディングを持っていくのかが見えなかった
どこにでもある、年老いた母親と息子の関係でストーリーが展開されていくだけに、エンディングがどうなるのか、想像できませんでした。
この主役陣のメンバーでアンハッピーなラストはないとしても、どこでゴールを迎えるのか、もしくは、このまま終わらない物語なのではないかと勘違いするほどのテンポでした。
最終的には、この作品を見てもらうしかないのですが、山田洋次らしい終わり方をさせているという印象が残りました。
こういう映画は、これから先の時代、誰かが作っていけるのでしょうか。
古き良き日本映画の型として残したい反面、時代にどこまで合わせられるのかは気になります。
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投稿者プロフィール

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【サードプレイス】ブロガー 、安斎輝夫。長年サラリーマンとして家庭と職場だけの生活に疑問を持ち、2017年から「サードプレイス」を研究・実践し、人と人をつなぐコネクターな存在になろうと決める。
Expand your life with energy and support. というミッションを定めて、人生を一緒に拡張していける仲間を増やすために活動を展開。月1回のリアルなイベント「サードプレイス・ラボ」の運営するリーダー(主宰者)。また、6人で執筆する、週刊「仲間と一緒にワクワクしながら、大人が本当の夢を叶える!サードプレイス・メルマガ」(まぐまぐ)の編集長。Facebookページおよびグループの「サードプレイス・ラボ」も運営中。