【開催レポート】漫画家22年から起業へ!心が動くストーリーでご縁をつなぐ(サードプレイス・ラボ 第101回)

憧れの職業「漫画家」で経験・実績を積み、その先に起業という道を選んだ!

子どもの頃、漫画家になりたいという夢を描いた人は多くても、実際に、漫画家になれる人は才能・運などを備えているごく一部の人に限られる世界。

漫画家として22年の経験を活かして、自ら、起業して、経験を広げようと努めている、菅野佐智さん。

彼女は、セカンドキャリアへどのようにシフトしていったのか?なぜ、そのような選択をしたのか、興味がありませんか?

今回、対談形式でお話を伺いながら、あなたに何かしらのヒントが浮かんで、行動につながってくれたら嬉しいです。

(2025年5月26日開催)

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出会いはコロナ禍のオンラインサロン!

菅野佐智さんと知り合ったのは、コロナ禍でのオンラインサロン(故人・磯部一郎さん)でした。

今まで、色々な方とお会いできていたものの、漫画家さんというのは初だったので、ものすごく印象に残っていました。

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どんな漫画を描くのか、アマゾンで調べて、実際に読んでみました。

プロの漫画家さんの素晴らしさを感じつつ、日頃、大変、控えめな印象のある菅野さんが、今取り組まれていることが大変気になっていました。

漫画家が起業するってどういうことなんだろう?

プロの漫画家であれば、自分のスタッフを抱えて組織として運営する場合(プロダクション的)を除けば、基本は個人として活動されているのではないでしょうか。

編集者とやり取りしながら、雑誌への連載があったり、単発の作品を描くという流れは、なんとなくイメージが湧きます。

締切に追われて、必死に紡ぎ出す作品の尊さは、大ヒット作品を世に出しているか、どうかではなく、プロとして読者やファンがいる時点で別格な存在だと思います。

そんな、菅野さんが、起業するという話を耳にして、何が起きているのか、大変興味を持っていました。

菅野佐智さんのプロフィール

株式会社MANECT代表取締役社長 漫画家・デザイナー・漫画講師
2001年商業漫画家デビュー・漫画家業22年(PN,新井サチ)8出版社25冊の単行本・電子書籍を発行、2019~2021年 東京ネットラジオパーソナリティ、2025年1月 株式会社MANECT代表取締役。

「MANECT ~心が動くストーリーでご縁を繋ぐ~」
言葉にできないけれど大切にしている想い、皆さんもお持ちではないでしょうか?

文章だけではなかなか伝わりにくかった事が、頭の中の世界観をビジュアル化することで、反応が薄かった物事に興味関心を持ってもらえたり、記憶に刻まれ想起されやすくなります。

漫画や世界観を感じられるビジュアルが与える感動体験は、より相性の良い方との深いご縁が繋がる力があると実感しています。

MANECTでは、新しい漫画の可能性を追求し、人の心を動かすストーリーで新たな繋がりを創り出すことを目指して活動しています。

漫画家になるまでの道

「二次創作ばっかりだったので、漫画を描くのは好きだけど、趣味止まりで、漫画家になるのは無理だろうと思っていました。」

いつから漫画家になりたいと思ったのか、という質問の回答が絶妙でした。

漫画家になれたターニングポイントが気になって掘り下げて伺いました。

【漫画を描く=オタク】というイメージのあった若い頃、デザインを勉強していた時に、夏休みに、現場実習という職業訓練期間があったときに、「漫画家になってみてもいいのかも」と思っていた時に、クラスメイトや先生に、絵を見せたら、「こんなに描けるんだから、やってみたらいいじゃない」と言われたそうです。

漫画家の先生のところに職業体験に行かせてもらい、漫画プロダクションに就職されました。

その後、20年漫画家として第一線で活躍

クリエイティブな漫画家の世界を伺う

「好きだから漫画家になるとはいっても、仕事にして描き続けるのは大変だったのでは?」

という私の質問は素直な気持ちでした。

「漫画って、締め切りがあるために、月刊連載だったので、1ヶ月の中に、物語の企画からシナリオを書いて、絵コンテを描いて、仕上げて、編集部に持っていくという流れを一人でやってました。」

漫画家になる方の95%ぐらいは、漫画家にしかなるしかない道がないという言葉は、世界観の違いを感じました。

菅野さんから、0→1に集中してやっていける漫画家という職業の凄さを感じました。

編集部の求めているもの、雑誌の読者さんの求めてるもの、自分の描けるものが一致できるかどうかのバランスが大事で、ここがうまくいくとヒットすると教えていただきました。

漫画家から起業へチャレンジ

徹夜も含めて体力的にも、しんどいし、人生の転機(結婚)などを迎えて、少し漫画を描くことへのパワーが落ちてきた(衰えたと仰ってましたが、私は違うと思いました)という実感があったそうです。

人生のステージや環境が変わる中で、抑圧されていたような描かなきゃいけないという強い動機への温度感みたいなものが薄まってしまったのだろうと推測します。

現在、ストアカで「菅野佐智の漫画が描きたくなる!オンライン漫画講座」という形で、漫画家を目指すような方へのオンライン講座で教えていらっしゃる菅野さん。

ここまでのキャリアシフトは、漫画家さんが自ら描くだけでなく、テクニックも含めた講座を開くということには違和感はありません。

ところが、起業となると、会社経営者になるので、だいぶ軸足が違うのではないかと思い、詳しく話を聞いてみたいと思って企画しました。

個人事業主としてプロモーション漫画事業として展開した後に、法人として立ち上げて、1年経たずに、休眠をして、2025年から再設立という形でリスタートしています。

菅野さんは、漫画を通じて表現することを目指し、心を動くストーリーでご縁をつなごう!と掲げて、社会貢献化のビジュアル化して、世の中に役立てられないかと考えて取り組もうとしています。

アートな作品よりも、表現したいものを漫画やデザインに

漫画家という形で作品を出すという自己表現から、デザインの要素が高いスタイルにシフトしてきた展開力。

いろいろな企業に声をかけてもらい、漫画で表現をしていく要望を叶えてあげています。

デザインの勉強を若い頃にしていたことが、自分の財産として活用されている点は、他の方のキャリアシフト・スライドのヒントになるのかもしれません。

生徒に漫画を教えていくうちに、彼らの悩みを聞くうちに、自分も体現してみたいと思えたそうです。

あんてる
あんてる
一歩進んだから、次の世界が見えて変化してきたのが、菅野佐智さんのキャリア変遷の特徴なんでしょうね

絵を描くだけでなく、ストーリーの大切さを表現していき、相手の心に届けたいという思いは、共感を得ました。

▲当日のアーカイブ動画です。お時間がある時に見ていただきたいです。

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投稿者プロフィール

安斎 輝夫
安斎 輝夫
【サードプレイス】ブロガー 、安斎輝夫。長年サラリーマンとして家庭と職場だけの生活に疑問を持ち、2017年から「サードプレイス」を研究・実践し、人と人をつなぐコネクターな存在になろうと決める。
Expand your life with energy and support. というミッションを定めて、人生を一緒に拡張していける仲間を増やすために活動を展開。月1回のリアルなイベント「サードプレイス・ラボ」の運営するリーダー(主宰者)。また、6人で執筆する、週刊「仲間と一緒にワクワクしながら、大人が本当の夢を叶える!サードプレイス・メルマガ」(まぐまぐ)の編集長。Facebookページおよびグループの「サードプレイス・ラボ」も運営中。