【追悼】今まで家族でいてくれてありがとう!君との楽しい思い出を忘れない

朝4時に妻に起こされました。

「リオが死んじゃったの」

我が家の家猫:リオ(9歳・♂)は、未明に息を引き取って、虹の橋を渡離ました。

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運命の出会い!僕を見て!元気でしょ!という子猫

我が子が小さいうちに、命の大切さを教えたいし、ペットを飼ってみたいという話が夫婦で出て、私は犬派、妻は猫派として話し合っていました。

犬は散歩ができるし、素直に従順な存在。

猫はマイペースで、自由気ままな性格。

結果として猫を選択して、あちこちで探しました。

いろいろな子猫を見ましたし、可愛い子もいたのですが、ときめきがなかったのです。

私は、島忠(家具・ホームセンター)に行った際に、当時、ペットショップコーナーがあり、立ち寄りました。

その時に、運命の出会いがあったのです。

子猫の耳が垂れた、スコティッシュホールドが、私をみて、小さなゲージの中で、猛烈なアピールをしていたのです。

ねえねえ、僕を見てよ!元気だよ!遊ぼうよ!

気になって、週に何度か顔を見に行きました。

その度に、同じリアクションを私にしてくれます。

気になって、妻と子どもと一緒に様子を見て、この猫を家族にしよう!と決断しました。

毛並みとその模様も含めて、この子しかいなかったと今でも確信しています。

購入するとなると、血統書付きですし、お値段もそれなりでしたが、他の誰かの家族になる前に、と必死な思いでした。

大阪出身の兄弟の中で、なぜかリオだけが東京に来ていたようです。

当時は、スコティッシュホールド(垂れ耳の猫)が人気だったこともあるので、需要と供給の問題でしょうか。

彼を受け入れる前に、猫グッズを買い揃えて、ワクワクしながら、その年のGWを迎えました。

名前は、リオオリンピックの年だから、リオに命名

血統書を見ると、生まれた当時の名前は「イーグル」でした。

となると、この子猫に名前をつけようとなり、いろいろな候補がありました。

男の子っぽい名前を考えて、複数候補がありましたが、彼の顔見て、呼びやすく、命名の由来が明確なものが良いと思いついた私は

「リオオリンピックの年に家族になるんだから、リオにしよう!」

と提案して、名前が決まりました。

短い呼び名は、接する時、呼びかける時も楽でした。

もちろん、本人が「リオ」という名前を気に入っていたかどうかはわかりませんが。

家に来て早々、私が踏んでしまい、大怪我を負う

家に来て、数日目の朝、寝起きの私に突進してきた、リオ。

遊ぼう!大きなおっさん!とでも言いたかったのかもしれません。

その勢いに驚き、ふらついた私は、思わず、リオを踏んでしまいます。

リアルな「ネコ踏んじゃった」です。

しかもバランスを崩したので、2度踏みしています。

悲鳴とともに倒れたリオ。

顔から血を流し、プルプルと震えています。

急いで、彼を動物病院まで連れて行きながら、どうにか助かってほしいと願いました。

レントゲンや各種検査をしたものの、彼は、なんとか一命を留めました。

それから、家族とリオから冷たい視線を浴びる日々は続いたのは当然の結果。

もちろん、リオ自身も、私とは距離をとるようになりました。

怖い思いをさせたのだから仕方ありません。

本当にごめんなさい、リオ。

最後には許してくれたと信じたいです。

幼猫の頃は、病院通い、入院

その踏まれた事件以降も、幼猫時代は、体調を崩して、何度も、動物病院に足を運ぶことになります。

ペット保険に加入していたことが、本当にありがたかったです。

何度も病院で採血や検査をされるので、病院嫌いになりました。

一度、大きな動物病院に入院したことがありましたが、首にカラーを巻かれて、大好きな水も飲めない上、周りの断末魔の叫びを上げる犬や猫と一緒にいたリオ。

仕事帰りに動物病院に寄ったら、彼の人生で一番長く話しかけてきました。

明らかに文句です。

早く家に連れて帰ってよ。ここにいたら、他の犬や猫みたく死んじゃうよ。おうちが一番だよ。連れて帰るって、お医者さんに言ってよ!早く!もう、ここは嫌い!

勝手な想像ですが、このようなことを何度も訴えかけていたので、可能な限り、早めの退院をさせたのと、今後、入院という処置はリオが嫌いなのだと、どんなことがあっても家族と過ごさせよう、と決意しました。(入院やペットホテルを使わない!)

この決断が正しかったかどうかは、今でもわかりません。

ただ、かかりつけの獣医さんもお手上げで、犬猫の透析ができる大きな病院を紹介してくれたほどですから、もし、その大きなところへ通院や腎移植をすれば、命は長引いたかもしれませんが、痛めつけることは選択しないと家族で話をして決めました。

家に業者さんやお客さんが来ると部屋の隅、ピアノの裏に隠れる

興味津々で家の中は歩き回るのは自分のテリトリーだから。

でも、ビビりの性格でもあったので、家に業者さんやお客さんが来ると、部屋の隅や、ピアノの裏に隠れていました。

誰も、連れ去るような人たちではないのに、身を守る術は、本能として持っていたのかもしれません。

唯一、私の友人一人と、ピアノの調律師の方だけは、近づいて行きましたが、それ以外は、まず逃げ出してました。

ゲージの中のハンモックなどで、すやすやと寝ていた頃は、脚力も元気もあったのだと思い出します。

この数年は、主の利用しないグッズになっていましたから。

妻>子ども>私の序列の明確さと気ままな毎日

一番お世話をしてくれる妻が大好きなのは当然だし、小さい頃のチビの記憶があるから、子どもとも仲良し。

その点、私は、踏まれたデカい嫌な奴、という印象からが序列上では一番下の扱いだったと思います。

でも、少なくなったお水を取り替えたり、餌を入れ替えてくれるときは、目を輝かせていましたから、気ままな生活をエンジョイはしてくれていたと思います。

日向ぼっこをして、餌を食べて、水を飲んで、静かに寝る日々の姿しか浮かびません。

病院に通わなかった、穏やかな数年が懐かしいです。

家に帰っても、リオは絶対にいてくれる。

決して、私が帰ってきても喜んで寄ってくるわけではないのですが、顔をチラ見されて、生存確認をされる顔も記憶に残っています。

ある日、トイレの出入りでジャンプができない姿から

ある日、トイレに入って、ジャンプして飛び出してくるリオが、つまづくような様子を見かけました。

何度か、その様子を見かけて、足をぶつけて怪我をするのではないかと心配になり、よくよく様子を見ると、身体が軽くなっていることに気づきました。

恐る恐る体重計に一緒に乗って、差を測ると、1.5キロほど。

ピークは、2.5キロはあったので、大幅減です。

身体を触ると骨っぽさが目立っていました。

大変だということで、かかりつけの動物病院に行き、検査をしてもらうと

「腎臓の値が危機的です。ここまでの値で生きているのが不思議なほど。」

人間で言えば、腎不全に近いという診断結果。

死ぬ間際まで、水も飲んだし、おしっこもしていたのですが、腎機能がやられるということは、命の危機になるのは間違いありません。

100%誰かが家で一緒にいられるとは限らないので、キャットログを首につけて、私と妻は、常にリオの状態を外出先でもチェックできるようにしました。

正直、どこまで精緻なデータが取れているのかは謎でしたが、寝ているか、うごているかは把握できるツールとしては役立ちました。

トイレでジャンプができないことで、綺麗好きなリオは、部屋のあちこちで粗相をするようになります。

私は、寝起きに何度も、彼のおしっこの跡を踏んでしまいました。

何度も命の危機、ピンチが続く日々

昨年11月、最初の大ピンチが訪れます。

すっかりと衰弱して、体温が下がってしまい、ぐったりしていました。

ブドウ糖にステロイド、点滴などありとあらゆる手を尽くして、復活しました。

この時に、私も妻も覚悟を持ったのだと思います。

リオの寿命は近づいていると・・・。

年単位で生きられるとは、獣医以上に家族として腹を括っていたのは事実です。

腎臓ケアの餌が嫌いになって食べなくなり、元の餌に戻し、それも食べなければ、強引にでもチュールを口に持って行き、なんとか食事をとらせて、最悪はブドウ糖や点滴も使い、必死にケアをしていました。(ほぼ、妻がやってくれていました)

たまに元気な時は、近寄ってきたり、日向ぼっこをする姿はあったものの、走り回るような姿はなく、そろりそろりと、歩く程度。

日々の活動量は大幅に減りました。足周りは細くなり、ジャンプする脚力もなくなりました。

最後の2ヶ月は、私のベッドで布団や毛布にやってきた

幼い時に、踏まれた記憶があるからか、私にはなるべく近づかない、抱っこされると暴れるリオでしたが、最後の2ヶ月は、なぜか、私のベッドまで必死になってよじ登ってきて、仕事や読書をしている私を見つめながら、布団や毛布に包まって寝ていました。

リオをペットショップで見つけて、一目惚れしたのは私ですし、男同士ということで、話し掛けをしていたことも何度もあります。(もちろん、何も答えてはくれず、聞き専でしたが)

西川のエアーウィーヴの寝心地の良さに共感したのかと思いましたが、今、思うと、リオなりに感謝の気持ちを姿勢で示したかったのだと想像しています。

踏まれたし、大きくて怖い人間だけど、自分を家族にしようと決めてくれた人。

今までも具合が悪い時は擦り寄ってきて、一番優しいと感じた男。

病院に行く時はリュック型のバックに背負ってくれて、「大丈夫か?病院までもう少しだよ」と話しかけてくれた奴。

そんな記憶がリオにあったのだと信じたいです。

私が怖かったのか、ベッドの上のシーツを汚すことも、部屋自体を散らかすような暴れ方もしませんでした。

亡くなる数日前、夜中寝ている私の胸の上にリオが乗って、私を見つめていました。

いつもなら、妻か、子どもにしかやらないのに。

彼なりの私へのお別れの儀式だったのかもしれません。

最後の1日、水は自力で飲み、歩いていた

リオの最後の1日、夏休みの宿題を指導する妻と子どものやりとりを見ていたのか、どうか。

自力で餌を食べないので、チュールを口に運んで、なんとかペロペロはしていました。

私が見かけたのは、自分で水を飲みに行き、家の中を静かにうろうろする姿でした。

私の座っている椅子の周りを悠然と一周した姿。

最近、かなり衰弱はしていたのもの、ギリギリまで家族の一員として一緒にいてくれたことに感謝です。

そして、夜中に、カーテンの裏側まで行き、静かに息絶えたリオ。

未明に亡くなったであろう、彼は、目を見開いたまま、口は半開きだったので、苦しんだ最後だったのかは、わかりません。

何らかの理由で成長が止まり、子猫に近いサイズに戻って、虹の橋を渡って行きました。

今まで、9年間、家族として、一緒に暮らしてくれて本当にありがとう。

これからも、私たち家族を静かに見守っていてね。

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投稿者プロフィール

安斎 輝夫
安斎 輝夫
【サードプレイス】ブロガー 、安斎輝夫。長年サラリーマンとして家庭と職場だけの生活に疑問を持ち、2017年から「サードプレイス」を研究・実践し、人と人をつなぐコネクターな存在になろうと決める。
Expand your life with energy and support. というミッションを定めて、人生を一緒に拡張していける仲間を増やすために活動を展開。月1回のリアルなイベント「サードプレイス・ラボ」の運営するリーダー(主宰者)。また、6人で執筆する、週刊「仲間と一緒にワクワクしながら、大人が本当の夢を叶える!サードプレイス・メルマガ」(まぐまぐ)の編集長。Facebookページおよびグループの「サードプレイス・ラボ」も運営中。