【映画】「九十歳。何がめでたい」(2024年公開)で、現役で長くいることを考えさせられた!

年齢を重ねることが、その人の魅力になることもあれば、明らかにピークアウトした存在、「老化」そのものを印象付けることがある。

だからこそ、ある年齢を超えると、一線を引いて、引退・隠居状態になる人が増えるのは仕方がないもの。

草笛光子さん(1933年・昭和8年生まれ)の女優さんは、まだ一線で活躍できる存在であり、彼女を主役として「九十歳。何がめでたい」が公開されました。

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断筆宣言の作家にエッセイを書かせるベテラン編集者

断筆宣言をして作家生活から引退した90歳の佐藤愛子。そんな彼女の前に、昭和気質でベテラン編集者の吉川真也が連載エッセイの企画を携え現れる。

作家・佐藤愛子さんのベストセラーエッセイを原作に、昭和ひとけた生まれの“毒舌ばあちゃん”が現代社会に一石を投じる実話を実写化した作品です

草笛光子さんの生誕90年記念映画としても話題になりました。

断筆宣言をした作家にベテラン編集者があの手この手を使い、連載エッセイを依頼して実現していくストーリー。

草笛光子さんも自然体であり、編集者役を演じる、唐沢寿明さんも実在しそうな編集者なので、なんとも面白い作品です。

90歳で現役でいられるって、すごいこと

日本人の平均寿命は世界の中でも長いのは有名ですが、実際のところ、健康寿命となると難しいものがあります。

健康寿命とは、「健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間」のことです。2000年に世界保健機関(WHO)によって提唱された概念で、心身ともに自立して健康的に過ごせる期間を指します。

平均寿命との違いは以下の通りです。

平均寿命: 0歳児の平均余命を指し、人が亡くなるまでの平均的な期間を示します。

健康寿命: 日常生活に制限のない健康な期間を示します。

90歳で現役、もしくは、現役に近いとすると、健康な状態がキープされていることが大前提。

体力、知力、記憶力など、もろもろが年相応よりも状態が良くなければ難しいのです。

この映画の主役、佐藤愛子は、紛れもなく、一線を引き、断筆宣言をしたものの、まだ、自分の表現力は衰えていません。

大事なのは、本人の問題でありながらも、周囲や社会に求められているものかどうか、という点も現役かどうかに関わるポイントです。

マイペースで細々と何かを続けるのは、悪いことではありませんが、現役とは言えませんから。

私の記憶に残る現役ベテランといえば・・・

身の回りで、現役を続けている大ベテランを想像してみます。

私が子供の頃、バリバリだった人も、鬼籍に入られた方、すっかり身を引いてしまった方も多く、年齢を重ねて、体力も気力も衰えていく人をたくさん見てきました。

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90代でも現役バリバリで研修講師をされていたのは、井浦康之先生ですが、100歳までやりたいとおっしゃっていましたが、最近は健康の問題を抱えている様子をSNSで拝見しました。

以前、井浦さんと二人でご飯を食べた時、元気に話される姿、昔の話など、色々と胸に響くものがありました。

でも、永遠の現役というわけにはいかないのは、私たちが限りある命を生きているからなので仕方ないのだと思います。

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草笛さんのパワーと魅力が全面に伝わる作品

お若い時から、女優として長年活躍された、草笛光子さんだからこそ、この「九十歳。何がめでたい」が映える作品として成立していました。

どれだけ身体に気を使っても、若さそのものは取り戻せません。

でも、明らかに同世代の普通の人よりは、姿勢も体力も、美貌も含めて、キープされているのは、日頃の鍛錬があってのことだと感じます。

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この映画でも草笛光子さんは、光り輝いてました!

日本の人口構成比の中で、高齢者に当たる世代が増え続けていく中で、どうしても衰えという問題、老化とシンプルに伝える言葉と向き合わなければなりません。

自分の寿命というものがいつ尽きるのか、という見えないゴールに向かって、日々進んでいくのは、誰もが同じこと。

いくらAIなどで、再生できる技術が生まれても、やはり生身の人間とは違うので。

九十歳。何がめでたい」は、年齢を気にする人や現役にこだわりたい人にとって、参考になるエンタメ作品なのは間違いありません。

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安斎 輝夫
安斎 輝夫
【サードプレイス】ブロガー 、安斎輝夫。長年サラリーマンとして家庭と職場だけの生活に疑問を持ち、2017年から「サードプレイス」を研究・実践し、人と人をつなぐコネクターな存在になろうと決める。
Expand your life with energy and support. というミッションを定めて、人生を一緒に拡張していける仲間を増やすために活動を展開。月1回のリアルなイベント「サードプレイス・ラボ」の運営するリーダー(主宰者)。また、6人で執筆する、週刊「仲間と一緒にワクワクしながら、大人が本当の夢を叶える!サードプレイス・メルマガ」(まぐまぐ)の編集長。Facebookページおよびグループの「サードプレイス・ラボ」も運営中。